お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『朝虹ノ島―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
炎暑がつづき、江戸が夏の盛りを迎える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は、相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。そんな折り、楊弓場「金的銀的」の朝次の口利きで行方知れずの娘芸人探しをすることに…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>


今回も毎度のように武左衛門のキャラは変わらず健在。
武左衛門はいつまでもこのキャラのままなんでしょうか…。
みんなの目を盗んでまで、酒を盗み飲もうとする人柄でありながら…磐音たちの仲間なんですよね…。
毎回のように思ってしまうのですが、彼はちょっと苦手です…。
柳次郎の人柄が良すぎるので余計にそう感じてしまうのかもですが…。
でもまあ良い人ばかりが集まっていても刺激が無い、まったりした空気になってしまうので、これが良い組み合わせなのかなぁ。


| マメリ | 佐伯泰英 | comments(2) | trackbacks(1) |
『遠霞ノ峠―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
菜の花が咲き誇る江戸を春色が包む頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。そんな折、鰻屋宮戸川で奉公を始めたばかりの幸吉に思わぬ災難がふりかかる。一方、豊後関前藩の物産を積んだ一番船が江戸に向かったが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第九弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>

幸吉の磐音をあてにしての後先考えぬ無鉄砲ぶりが気になっていたのですが、ここでその幸吉にスポットが。
そして待ちに待った、関前からの荷が…。
これからが復興の第一歩という時に、またしても暗雲。
中居様や仁助、伝之丈と誰も欠けて欲しくはない。
この関前の騒動は今後もずっと続くのでしょうけど…その騒動の結末が気になってしょうがないのでまた続きを読んでしまう…。
うまいなー、佐伯せんせい。

読んでてもしや・・・と思ったんだけど。
ここまで行くかってとこまで磐音は行き着いてしまうとのことですが、私はそれが関前藩のお殿様と昵懇の仲ってことなのかと思ってたらさらにその先、とのこと。
最近の磐音の交友関係を見てると、なにやらすべての中枢のお人の御側衆と親しくなってるし…まさか…、まさか磐音はかの人にまで会っちゃうのか?!とドキドキしてます(笑)
そこまで行ったら本当にすごい…。
| マメリ | 佐伯泰英 | comments(1) | trackbacks(1) |
『朔風ノ岸―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
初春の陽光を水面に映す深川六間堀。金兵衛長屋に住む坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われる浪人暮らし。そんな磐音が新年早々、南町奉行所年番方与力の笹塚孫一に請われ、屠蘇気分も抜けぬ御府内を騒がす大事件に関わることに…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第八弾。 <Amazon 「BOOK」データベースより>


今度こそ、あの件が決着を向かえ本当にすっきり。
しかし今度は関前藩の江戸屋敷内でなにやら不穏な空気が…。
磐音の父や仲間たちが心休まる日が来るのか…。

相変わらず事件は頻繁に起こるけれど、いつまでたっても欲の薄い磐音とそれを案じるおこんさんとのやりとりや、のんびり湯に使ったりおいしそうにご飯を食べたりと、随所にほのぼのとした描写があるので、気を張りすぎずに適度に力を抜いて楽しめます。
そうそう、私がこのシリーズで一番好きなのが、磐音がお風呂に入るところです(笑)
なんか読んでると、今日も鰻のにおいがすっきり落ちた!って感じで私までホッと一息ついてしまいます(笑)
| マメリ | 佐伯泰英 | comments(0) | trackbacks(2) |
『狐火ノ杜―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
晩秋の風情が江戸を包む頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変らぬ浪々の日々を送っていた。そんな折り、両替商・今津屋の心遣いもあり、働きづめのおこんの慰労を兼ねて、品川柳次郎らと紅葉狩りにでかけたが、悪行をなす不埒な直参旗本衆に付け狙われて…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を薙ぐ、大好評!痛快時代小説第七弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>


今回は磐音が奈緒を追って旅していたときに出会った懐かしい顔ぶれが何度も出てきた巻でした。
とはいえ、あまり良い思い出ではない方々もいましたが…。
血覚上人たちはいつかまた出てくるんだろうな、と思っていたので、こんな早い段階で出てきてくれてすっきり片付くのかな〜
・・・と思っていたらまた彼らとの決着は今後に持ち越し…。
1冊の中でいくつもの事件がおこるので、中だるみすることなく読めてしまうシリーズ。
ほんと痛快で、ついつい次の巻…と手が伸びてしまいます。
| マメリ | 佐伯泰英 | comments(0) | trackbacks(1) |
『雨降ノ山―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
夏を彩る大川の川開きを間近に控えた頃、深川六間堀の金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。川開きの当日、両替商の今津屋から花火見物の納涼船の護衛を頼まれる。不逞の輩が出没するというのだが、思わぬ女難にも見舞われ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を斬る!痛快時代小説第六弾。<Amazon「BOOK」データベースより>

おなじみの展開が続くけれど、なんか楽しくて読んでしまうシリーズ。
花火大会での護衛や長屋に越してきた女性がらみのあれやこれ…そして今回は今津屋でちょっとした騒動が起こったりと、1冊の中に小さな事件がたくさん詰まってます。
小判詐欺の話は、なんというか…あまりに堂々としているので、なんでこれが公になったりした時の事を考えて慎重に行動しようとしなかったのかと、雪岳に少しあきれたりも。
もうちょっと巧妙な犯人とか出てこないのでしょうか…。
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『龍天ノ門―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英

新玉の年を迎えた江戸深川六間堀、金兵衛長屋。相も変わらぬ浪人暮らしの磐音だが、正月早々、八百八町を震撼させる大事件に巻き込まれる。さらに生まれ故郷の豊後関前藩でも新たな問題が出来する。日溜まりでまどろむ猫の如き磐音の豪剣が砂塵を巻いて悪を斬る。著者渾身の書き下ろし痛快時代小説第五弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>


江戸での日常に戻った磐音。
相変わらず磐音のまわりには小さな厄介事が集まってきます。
これまでと話の流れは変わらず。
剣の腕もますます冴え、痛快ではあるのですが最近は磐音は人を殺しすぎでは…とたまに不安になりますしょんぼり

江戸にやってきた利高様が、今後どんな変化を見せられるのかが楽しみです。
磐音の父が推した(のかな?)人物なだけに、きっといい方向へと歩き始めると思いたいのだけど、磐音は苦労人だからなぁ。
なんだかまた一苦労がありそうな気もしないでもない、そんな気もします。
もうすでにちょっと苦労してますが。
| マメリ | 佐伯泰英 | comments(0) | trackbacks(1) |
『雪華ノ里―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
秋の気配をただよわす西海道の峠道をいそぐ一人の若い武士。直心影流の達人、坂崎磐音であった。忽然と姿を消した許婚、奈緒の行方を探す途上、道連れとなった蘭医が因で、凶暴な異形僧たちに襲撃されることに…。些事にこだわらず、春風駘蕩のごとき磐音が、行く手に待ち受ける闇を断つ。大好評!痛快長編時代小説第四弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>

許婚だった奈緒をなとか取り戻そうと、旅をする磐音。
長崎に行き、京に行き、金沢に行き…。
東源之丞に誘われての軍鶏の試合、展開は読めていたけど…なんでやっちゃったかな…。
個人的な好みですが、ギャンブル嫌いなのであまり好きな展開ではなかったです…。

今回は奈緒のことを追いまくる巻だったので展開も速く、ちょっと閑話のような雰囲気でした。
これで奈緒の事に決着がつくわけではないけれど、一応の結末が見えたのですっきり。
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『花芒ノ海―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
安永二年、初夏。江戸深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音。直心影流の達人なれど、日々の生計に迫われる浪人暮らし。そんな磐音にもたらされた国許、豊後関前藩にたちこめる、よからぬ風聞。やがて亡き友の想いを胸に巨悪との対決の時が…。春風の如き磐音が闇を切り裂く、著者渾身の痛快時代小説第三弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>


やっとお国元のごたごたが解決!!
まさか1巻のあの出来事がここまで引っ張るとは思いませんでした。
それにしても磐音はどこまで行ってしまうんでしょうか…。
小国とはいえ、お殿様とえらく昵懇で信頼されてますね。
ここまで信頼され頼られていながら、とってつけたような理由で長屋生活に戻るってのも…。
結局は武家暮らしよりも長屋暮らしのほうが好きってだけなのでは?とも(^_^;)
でも後味すっきりで読んでいて楽しいです。

ごたごたは解決したけど、奈緒の事はさらに大変なことに…。
この二人はどうなってしまうんでしょう…。
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『寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙』 佐伯 泰英
江戸深川六間堀、金兵衛長屋で浪々の日々を送る坂崎磐音。直心影流の達人だが、相も変わらぬ貧乏暮らし。仕事の口を求めて奔走する磐音に、暇乞いした豊後関前藩との予期せぬ関わりが生じて…。些事にこだわらず、春風駘蕩の如き好漢・磐音が江戸を覆う暗雲を斬り払う、著者渾身の痛快時代小説第二弾。<Amazon 「BOOK」データベースより>


日々の生計に追われる磐音は、相変わらず用心棒の仕事を探したり、鰻割きの仕事でその日その日を凌いでいた。そんな磐音のもとに以前江戸に居た頃の知人が訪れ、不貞をめぐっての騒動になにやらきな臭いにおいがあることを知らせてくれる。
大切な友を失ってしまった騒動は、実は何者かに操られていたかもしれないという。

磐音のまわりは今日も今日とて、平和でのんびりしているかと思えば、血なまぐさい騒動に巻き込まれたりと忙しい。
今回面白いなと思った人物は笹塚様。
「金がなければ、公方様でも身動きがつかぬでな」
と言い、出てくればぽろりと金が…というこの人がちょっとうける。

そして前作と同じく、事件が起これば何がしかの悲しい出来事もあるけれど、最後はすっきりとけりをつけてくれるので、読後感が良い。
展開も速いので、まんじりとすることなくさらりと読めます。
ついでにいうと、字がでかいですな…(^_^;)

ただ今回は国許での陰謀がまだ片付いてないので、そちらの展開がどうなるのか気になるところ。
てことで、続きも買ってきたのでじっくり読みすすめます♪
| マメリ | 佐伯泰英 | comments(4) | trackbacks(1) |
『陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙』 佐伯 泰英
直心影流の達人、坂崎磐音。藩内騒動がもとで自藩を離れ、江戸深川六間堀で浪々の日々を送る。ある日、磐音はふとした縁で両替商の用心棒を引き受けるが、幕府の屋台骨を揺るがす大陰謀に巻き込まれてしまう。些事にこだわらず春風のように穏やかな磐音が颯爽と悪を斬る、著者渾身の痛快時代小説。<Amazon 「BOOK」データベースより>


以前、作者の佐伯泰英さんが「スタジオパークからこんにちは」にご出演なさっていたのですが、その時は私、佐伯さんを知りませんでした…。
へぇ〜そんな有名な作品を書いた人なんだ、と思いながらぼんやり見てたんだけど、先日本屋さんで物色してる時に唐突に「居眠りなんとか〜ってあったなぁそいや」と思い出し、ものすっごく読んでみたくなったので購入した次第です(^_^;)

結果としては・・・・
めっちゃ面白い!!

はじめの友人達のと争いでは、まさに坂道を転がり落ちるような展開で私はこの話しについていけるのか?と不安にもなったのだけど、その後の江戸での話は、磐音の穏やかな人柄、江戸の人々の活気ある生活風景がとても読みやすく、また楽しく書かれているので気がつくと物語りにのめりこんでいました。

国許を離れ、浪人として江戸で暮らす磐音がやっと得た用心棒という職。
磐音の剣術の腕前がかなり物もなので、悪人と対峙している時はドキドキしつつもどこか安心していられるし、なによりも一刀両断とばかりに決着をつけてくれるので、読んでいてとても爽快感があります。

あれやこれやと身分や時代の細かな説明文は排除されてるのか、スルスルと読めてしまう本です。
なので余計、磐音たちの日々の生活や打ち合いの場面なんかが引き立っているのかも?

シリーズ全部集めたくなりました♪
これははやいとこ続編も買ってこなきゃ…。
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