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2007.04.02 Monday 02:47
『あかんべえ』 宮部 みゆき
業者さんが入る日は朝7時に出勤して早朝からの棚卸に立ち会ったり…大変だったけど、終わってみるとこれが意外にも楽しかった。 というのも、業者さんの仕事ぶりを見てるのが楽しかったんです。もっと見てたかったなー。 そいや業者さんの棚卸に立ち会ってるときに新社長から電話があって「本当に急だったのでご苦労をおかけして…」とか言われたので、 「時間が足りなくて足りなくて…すごく大変でした。すごーく大変でした。みんな半泣きになりながら棚卸しましたよー。あ、4月の東京でご褒美楽しみにしてます。美味しいもの、待ってます。豪華なのが良いなーフランス料理のフルコースとかー」 って言うと、「本当にすみませんでした。そうですね、この前はご飯を食べられなかったので東京に来た時にはぜひ…」とかなんとか返事が返ってきました。 いやいやいや、冗談だから。 仕事じゃん(笑)仕事を頑張るのは当たり前じゃん…(^_^;) とは思ったけど、いちおう 「あ、でもフランス料理とか堅苦しいのはあんまり好きじゃないので、ここはやっぱり食べやすいものを」と言っときました。 これで東京に行ったときに、ご飯行くことになったらどうしよう… ということで、「あかんべえ」を読みました。 これ以外の本を持ち歩いてなかったので、3日間ずーっと繰り返し読んでました(^_^;) 宮部みゆきさんの時代物はやっぱり面白い! 棚卸中のイライラしてた時でも、読んでるとちょっと心がすーっとしてくる 内容は 両親が念願の料理屋を営むことになり、深川へ越してきたおりん。 けれど新しい家にはすでに住人がいた。 両親にも、女中さんにも見えないけれど、おりんにだけは見えるお化けさん。 そのお化けさんの1人が、料理屋「ふね屋」の門出を祝う宴の席で抜き身の刀を出して暴れ、宴をめちゃくちゃにしてしまったから大変。「ふね屋」は化け物の巣食う料理屋と人々に指差されるようになってしまった。 ところがおりんは「ふね屋」に住まうお化けさんたちとなかよくなってしまい、どうして彼らがここで迷っているのか、その謎を追い始めたが・・・ というもの。 主人公のおりんが12歳とまだ可愛いらしい女の子なので、物語りもどこか可愛らしい。 おりんとお化けさんたちとのやり取りも微笑ましく、読んでいてとても楽しかったです。 なぜおりんにはお化けさんたちを見ることができるのか。 たまにお化けさんの事を見れる人がいても、お化けさん達全員を見れるわけではない。それはなぜなのか。 その理由付けも面白い。 おりんとお化けさんとのやり取りが圧倒的に多い、ちょっと不思議な時代物ファンタジーとでもいうべき? ラストはとても切ない…けど、楽しかったです! 2006.12.05 Tuesday 00:41
『孤宿の人 上・下』 宮部 みゆき
孤宿の人 上 宮部 みゆき 孤宿の人 下 宮部 みゆき ”ほう”は江戸市中の建具商「萬屋」で生まれた。萬屋の女中だった母親が、若旦那と通じで出来たのが、ほうだった。阿呆の「ほう」と名付けられた”ほう”。 しかしたった九つの時、金比羅詣でに参るようにと四国への旅に出されてしまった。それは、帰ってこなくても・・・いや、帰ってこないほうが都合がよいというものだった。 なんとか四国の丸海藩まで行き着き、拾い上げてくれた井上の家で生活をしていたほうだが、井上の娘・琴江が殺されてしまったことで事態は変わった。 同じ頃、丸海藩に江戸からの流罪人がやって来ることとなった。部下と妻子を殺し、鬼となったという加賀殿。加賀殿は幕府の勘定奉行だった。 鬼と恐れられる加賀殿の呪いか、丸海藩の地には不吉な事件が相次いで起こり始め・・・ 久々の宮部みゆきさん作品。 上巻では丸海藩で起こる数々の不可解な事件、それは加賀様がやってきたからだ呪いだと恐れる人々や、ほうの流転の日々が書かれています。 3、4人の主要人物の事が入れ替わりで書かれているので、話の進み具合にちょっともどかしさを感じたり、淡々としすぎと感じるかもしれないけど、いろんな人の視点から書かれているからこそ、多くの事を見聞きできる。多くの人の心を、町の様子を知ることが出来る。そして人々の動きも。 下巻に入ると物語は加速し始めるんですけど・・・ もー、これは下巻がオススメです。上下巻セットで買って、頑張って下巻まで読み進めてください。 私は下巻の中盤辺りからウルウルしはじめ、最後には泣いてしまいました 純粋すぎるほう。そして鬼といわれる加賀様。 加賀様は本当に鬼なのか。なぜ妻子や部下を殺してしまったのか。 先が知りたいんだけど、読みたくない。結末が怖い…。 加賀様の優しさに触れるたびに、切なくてしかたなかったです・・・。 2006.05.13 Saturday 23:52
『ドリームバスター』 宮部 みゆき
ドリームバスター 宮部 みゆき 地球の今の文明が栄えるずっと前に栄えて滅びたか、もしくは遠い未来に栄える予定なのか。そんな世界・テーラからやってきたドリームバスターのシェンとマエストロ。 彼らの仕事はいわゆる賞金稼ぎ。地球の人間と、ドリームバスターは夢を介して出会います。テーラから、意識だけの存在となって地球へ逃げ出し、地球の人間達の意識の中に潜み乗っ取りを図る凶悪犯たちを捕まえるのが仕事。 設定や世界観がとても細かくしっかりしているので、安定感があります。さすが宮部さん。 ただ最初は「んん?ずっとこの調子で話が進んでいくのかな?」と、もしそうならちょっとシンドイかも・・・。と思ってしまいました。 というのも、最初の2話はドリームバスターのシェンとマエストロは脇役で、主役・話し手は凶悪犯に入り込まれた地球の人間。なので彼らの日常や、どこに入り込まれるすき間があったのか、自分でも気づかないような深層の悩み等が重点。そんな独立した短編ばかりだと私は3巻まで読めないかも・・って不安になったんです(^_^;) ところが、最後の話で一気に物語りは広がりを見せました。 今思えば、最初の2話は世界観の説明だったのかな。 テーラでの生活、友人、そして事件。 テーラという世界のことが徐々に明らかにされ、それまで曖昧だったシェンとマエストロの人物像がはっきりしてきます。 そして最後の最後に気になる終わり方・・・。 「ええ?!気になる!」というのが読後直後の感想です。いやほんと、いい引きです。 続きが気になる。 |
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