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2007.02.24 Saturday 01:48
『さらば長き眠り』 原りょう
帰ってきて早々彼をまっていたのは、浮浪者の桝田という男だった。 彼は魚住と言う男から、沢崎が帰って着次第連絡が欲しいという伝言を預かっていた。 魚住の依頼は、11年前、高校野球で甲子園に出場していた魚住にかけられた八百長疑惑が発端で自殺した姉の死の真相を突き止めて欲しいというものだった。 沢崎シリーズ第3弾で、第一期完結作です。 発行順では短編集『天使達の探偵』が先なんだけど、それをとばして長編を読んじゃいました。 何を区切りとして第一期完結としてるんだろう?と思ったけど、読んでなるほど。綺麗に一区切りついています。 過去の登場人物たちがカーテンコールで総出演か?みたいな勢いで出てきます。 んがしかし、懐かしいなーと思いつつ、これ誰?何した人だっけ?と前作をぱらぱら読み返したりもしました…。 今作も、とても楽しいです。 真相を探っていくうちに、どんどんと膨らみ、また危険性も増してくる捜査。 そのドキドキ感とか新しい事実が発覚した時の興奮とか、とても楽しい。 主要人物たちも、それぞれにちょっとした過去があったりて楽しい。 以下ネタバレになります。読まれる方は反転してください 「この本が発行されるまでに5年もの歳月が経ってるそうですけど、沢崎もそれと同じくらいに歳を重ねてるようです。 ますます渋くなって…と思いたいところだけど、年取った感はあまりありませんでした。あまりにリアルな描写とかあると「腹出てたらどうしよう」とか変な想像をしてしまいがちだけど、沢崎シリーズでは依頼人やかかわった人物の外見描写はあっても沢崎本人に関する外見描写がないので、そんな想像を促されなかったので、それは嬉しい(笑) だけど…うーん。 沢崎のこのしゃべり。これがかっこいいんだけど…これがハードボイルドなんだろうけど、今作だとそれが行き過ぎてたような気もします。 意地張りすぎだよ…。見栄張りすぎだよ…。って思えてしまった…。 これが他のブロガーさんたちが言う「沢崎の喋りにキレがない」ってやつなのでしょうか? 沢崎、年とともに頑固になりつつあるのか? そして、犯人があまりに身内すぎる…っていうのが、これまでと同様で…ちょっと変化が少なかったかなと思いました。5年とかの歳月を置くと、こんな問題気にならなくなるのかなぁ。 あと、犯人当てが唐突過ぎて「え?!」となってしまうんですよね…。そして長い自白が始まる…。これも前回と同じ展開ですね。 いきなりこんな展開になると、ラストがちょっとあっけない雰囲気になってしまいます…。 でも、探偵モノとしてもハードボイルドとしても、とても楽しい小説です。 このシリーズの根幹ともなっていた問題が解決しちゃうので、今後、錦織とか橋爪はどうなっちゃうんだろう?主要人物だっただけに、新沢崎シリーズが気になります。」 2007.02.15 Thursday 22:05
『私が殺した少女』 原 りょう
行方不明なのがその娘なのかと思っていると、後ろから警察が現れ沢崎は誘拐犯として連行されてしまった。 しかし沢崎にアリバイがあったことと犯人から身代金の受け渡しに沢崎を使えという指示があったことから、共犯者という可能性は捨てられないまま警察と真壁らの話し合いに同席させられる。身代金が無事犯人の手に渡れば、誘拐された少女は解放されるはずだったが、お金を運んでいる途中、沢崎はおもわぬ暴行にあい・・・ 沢崎シリーズ第二弾。 102回直木賞受賞作でもあるらしいです。 今回はとことん不運に見舞われる沢崎。 けど相変わらず渋くて、どんな不運に見舞われても焦らずに淡々としてる…。 沢崎さんは感情の起伏がちいさいなぁ〜なんて思いながら読んでたんだけど、途中渡辺とすれ違った時、感情の起伏が小さいなんてとんでもない間違いだったかも、と思いました。 渡辺とのすれ違いに驚き、一瞬のうちに過去にとらわれてしまう。 きっと普段は激しい感情を押さえ込んでるのかな。勝手な想像だけど。 そんなところもハードボイルドっぽい(笑) 物語の展開に派手さはないんだけど、不思議と先へ先へと読まされる作品です。 …実は途中、「これが犯人じゃないの…?」って考えてたことがまんま真犯人に繋がっちゃったのでやっぱり、という思いはあったけど、それでも静かな激しさや話の持って行き方とか飽きさせない楽しさがありました。 2006.11.27 Monday 01:49
『そして夜は甦る』 原 りょう
そして夜は甦る 原 りょう プリンさんのケータイと同じく、私のパソ子ちゃんでも「りょう」の漢字が出ませんでした。 変換かけて出てくる漢字を使ってほしかった(;_;) って、これが本名だったらかなり失礼なことを書いてますね・・・ ということで、原りょうさんの沢崎シリーズ、とうとう手を出してみました。 シリーズ第1作目です。 西新宿に探偵事務所を構える沢崎の下に、佐伯という人物を探している男がやってきた。 しかし、沢崎は佐伯と言う人に心当たりはなく、男はまた来るといって去った。 ところがその後、日本で最も権威ある美術評論家であり実業家でもある更科から、仕事の依頼を受けた。 依頼内容は、娘の婿と連絡が取れないから探してほしい、というもの。 その娘の婿が佐伯だった。 突如姿を消した佐伯と、彼の残した不審な言動。そして何かを探っていたような失踪直前の様子。 彼はいったい何を探っていたのか、なぜ姿を消したのか。 これでもかってくらい、一匹狼のハードボイルドでした。 沢崎さん、言動が渋いね。 やくざやなんかとドンパチやって、沢山の人が死んで、でも罪はうやむやのうちに消えちゃう…なんてハードボイルドも沢山あるけど、この作品はしっかりとミステリ小説でした。 私立探偵の傍らには必ず居るといっても過言ではない、口うるさい警部の存在もちゃんとあって、警部との掛け合い、腹の探りあいも楽しかったです。 けどそういうやり取りの中でも最後には絶対に警察より上にぬきんでるのが、主人公なんですよね。これはもうお約束☆ 物語は中盤辺りから徐々にスピードを増してきて、思わぬところで思わぬ人物と策略が交差してしまったり…意外な展開がぽろぽろと顔を覗かせてきて楽しかったです。 作中で「電話応答サービス」ってのが度々出てくるんだけど、どうもこの時代は留守中に電話がかかってきたら、そこの電話応答サービスの人が24時間体勢で伝言を預かってくれるらしい。 携帯電話が普及する前の話。 留守番電話が普及し始めたのっていつなんだろう?と疑問に思ったのでした。 この手の本って、何か書けばネタバレに繋がるような気がして…というか繋がりそうだから、どうやって感想と書けばいいのかわかんないです(/_;) というわけで、おしまいv |
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