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Donna Hay,Con Poulos 手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪ RECOMMEND
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2008.09.05 Friday 01:40
『卵の緒』 瀬尾 まいこ
瀬尾さんの本は3冊目ですが、今のところはずれなし。とても素敵な本でした。 淡々としていて、じんわりと沁み込んでくる。 『卵の緒』は、自分は捨て子だと思っている小学生の育生の、母との交流や学校生活がかかれたもの。 もし自分の子どもが「僕は捨て子だったんでしょ?」なんて言ってきたら…子どものいない私には想像しかできないけど「はぁ?何を突然」なんて思うかも。 育生の祖父母はあからさまに動揺し、母親は何気なくはぐらかす。本当の親子なら必ず家にあるというへその緒を見たいといえば、親子の証だと「卵の殻」を出してくる。 そんなちょっと変わった母親とのやり取り、同級生で、学校の人気者だけど、なぜか学校に出てこなくなった同級生とのやり取り、そして母親の恋人とのやり取り、そのすべてが暖かくて愛情がこもってる感じがあり、読んでいてとても気持ちよかった。 瀬尾さんの本は読後感がとてもいい。 『7' blood』は父の愛人の息子・七生と一緒に生活をするようになった七子のお話。 父はとうに亡くなり、七生の母親が刑務所に入ることになったのでその間預かることになったのだけど、七子の母親が七生が来て間もなく入院してしまう。 七生は小学生なのに料理も出来るし学校もちゃんと行くし、挨拶もしっかりしていてとてもいい子。けれど、なぜか冷たく当たってしまう七子。 それが愛人の子だからなのか・・・? そんな七子と七生が、次第に心が触れ合い、家族としての絆を深めていく過程がとても自然で、じんわりきました。 作り物めいていた七生が、徐々に小学生の男の子に変わっていく姿も可愛かったし、アイスを作ろう!と張り切っている姿も可愛かった。 どちらの作品も、とても読後感のいい素敵な作品でした♪ 2007.01.22 Monday 01:58
『天国はまだ遠く』 瀬尾 まいこ
天国はまだ遠く 瀬尾 まいこ ノルマの契約数を取ることができずに怒られ、ちょっと書類ミスをすればイヤミを言われる。仕事も人間関係もうまくいかず、電車でぶつかった女の子ににらまれただけでズーンと沈んでしまう。 もういやだ。 自殺する場所を求めて山奥の民宿にやって来た千鶴。 そして睡眠薬を飲み自殺を図ったけれど、なぜか気分爽快すっきりと目覚めてしまい、しかも死にたいという気持ちも綺麗さっぱりなくなっていた・・・ 山奥の民宿でのんびりと散歩をして、美味しいご飯を食べて、綺麗な星を見て・・・ 心も体も穏やかになって、けど、空っぽの中身を埋める事はできない…。 心地いいのに、何かが足りない。 その何かに気がついたとき、千鶴はとりあえずの第一歩を踏み出します。 とても短いんだけど、瀬尾さん独特の肩の力を抜いて、前を見つめさせてくれるお話。 ラストがちょっと切なかった。 ここが千鶴の居場所になればよかったのに。なんでダメだったのかなぁ。 でも千鶴は、旅立つ、じぶんの居場所を捜し求める、という強さを手に入れたのかもしれない。 2006.11.13 Monday 00:13
『強運の持ち主』 瀬尾 まいこ
強運の持ち主 瀬尾 まいこ 初の瀬尾さん作品。 帯によると「読んだら元気が出る」本らしい。 ルイーズ吉田(本名 吉田幸子)は占い師になって3年。 以前は事務用品を扱う会社で営業の仕事をしていたのだけど、上司との折り合いが悪く、入社してたった半年で辞めてしまった。 そしてアルバイト情報誌で見つけたのが、占い師募集の広告だった。 無事に採用され、占いのノウハウを学び、やがて独立したルイーズは、ショッピングセンターの二階に小さなスペースを借りて一人で占いを始めたのだけど・・・ 日々、いろいろな人がルイーズの元を訪れる。 好きな人と両想いになるにはどうしたらいい?とか、今の彼氏との相性はどう?とか、はたまた結婚運だったり。 つまり、八割が恋愛相談。 けれど中にはちょっと変わった依頼もあって、「お父さんとお母さんのどっちを選んだらいい?」なんてものもある。 私は占いに行ったことがないんだけど、この本を読むとさらに占ってもらいに行く気が失せる(笑) けど、姓名判断や占いの本だけでは納得できない。 誰かに話を聞いてもらいたい。 見ず知らずの、他人から背中を押してもらいたい。 今の自分を客観的に見るとどう見えるのか、それを教えてもらいたい。 そういう時って、あると思う。 そんな時に行ってみるのもいいかも?と思わせる不思議な作品です。 ただし、行くならルイーズみたいな占い師を探さないといけないけど。見つけるまでが大変だー。 「読むと肩の力が抜ける」というのが瀬尾さんの作風らしいんですけど、優しくて安心して読める、気持ちのいい作品でした。 |
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