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Donna Hay,Con Poulos 手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪ RECOMMEND
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2006.10.28 Saturday 23:41
『フィンガーボウルの話のつづき』 吉田 篤弘
フィンガーボウルの話のつづき 吉田 篤弘 ジョールズ・バーンというイギリスの作家がいる。この作家、たった1作だけを発表して、膨大な未発表作を書き残して消息不明となってしまった。 残された連作作品(メモ)には6桁、あるいは7桁の数字が残されていた。 そしてそこから、ビートルズの<ホワイト・アルバム>を連想した吉田。 世界の果てにある小さな食堂〈世界の果て〉を舞台にした物語を書こうと思っているのに、どうしても書き出すことが出来ずにいたとき、<バディ・ホーリー商會>という商會から原稿の依頼がやってきた。 それは商會が発行している『タイニー・ボム』という香辛料の魅力をアピールした小冊子だった。しかし商會の十文字氏は、テーマは何でもいい。好きに書いてくれてかまわないという。 そこで吉田は、『ジョン・レノンを待たせた男』というタイトルの作品を書き、イタズラ心でタイトルの横に番号をつけてみた。 まるで<ホワイト・アルバム>のように。 そうして書かれた短編集。 閑人が集まる閑人カフェ。そこにやってきたレインコートの男性。彼の故郷にはレインコートの博物館がある・・・ 旅の途中、〈6月の月放送局〉というささやかな電波でのみ放送されているというローカル放送を受信した。静かな声の女性は、小さな島のラジオ局からこの放送を発信していて・・・ どこかで、かすかなつながりを持つ物語たち。 それはビートルズの<ホワイト・アルバム>だったり、登場人物の語った世界の物語だったり・・・ 細い糸で繋がれた、心落ち着く物語たち。 読み終わった後に、表紙カバーをはずしてみてください。 2006.05.24 Wednesday 00:41
『つむじ風食堂の夜』 吉田 篤弘
つむじ風食堂の夜 吉田 篤弘 月舟町にあるその食堂は名無し。 十字路の角にぽつんと灯をともしている。 十字路にはいつも風が吹きつのり、いつでもつむじ風がくるりくるりと廻っていた。 そんな十字路にある名無しの食堂に付いた呼び名が、「つむじ風食堂」。 主人公、私の仕事は雨を降らせる研究をしているので、雨降りの先生と呼ばれるようになった。 そんな先生の日常。 こういう雰囲気のお話、大好きです。 静寂の中に、ほっこりと温かくさせてくれるものがある。 やさしいやさしい物語の数々です。 淡々としていて、大きな盛り上がりとかないんだけど・・・雰囲気がとても心地よいんです。 「二重空間移動装置」という名の万歩計や『唐辛子千夜一夜奇譚』。 エスプレーソ。 タブラカタブラ。 シューッ。 という思い出と共に脳裏によみがえる「人工雲製造機」。 ゆったりと波に漂うような、ぼんやりと夜空を眺めつつ読みたくなるような本。 |
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