お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『フィンガーボウルの話のつづき』 吉田 篤弘
フィンガーボウルの話のつづき
フィンガーボウルの話のつづき
吉田 篤弘

ジョールズ・バーンというイギリスの作家がいる。この作家、たった1作だけを発表して、膨大な未発表作を書き残して消息不明となってしまった。
残された連作作品(メモ)には6桁、あるいは7桁の数字が残されていた。
そしてそこから、ビートルズの<ホワイト・アルバム>を連想した吉田。

世界の果てにある小さな食堂〈世界の果て〉を舞台にした物語を書こうと思っているのに、どうしても書き出すことが出来ずにいたとき、<バディ・ホーリー商會>という商會から原稿の依頼がやってきた。
それは商會が発行している『タイニー・ボム』という香辛料の魅力をアピールした小冊子だった。しかし商會の十文字氏は、テーマは何でもいい。好きに書いてくれてかまわないという。

そこで吉田は、『ジョン・レノンを待たせた男』というタイトルの作品を書き、イタズラ心でタイトルの横に番号をつけてみた。
まるで<ホワイト・アルバム>のように。

そうして書かれた短編集。

閑人が集まる閑人カフェ。そこにやってきたレインコートの男性。彼の故郷にはレインコートの博物館がある・・・

旅の途中、〈6月の月放送局〉というささやかな電波でのみ放送されているというローカル放送を受信した。静かな声の女性は、小さな島のラジオ局からこの放送を発信していて・・・

どこかで、かすかなつながりを持つ物語たち。
それはビートルズの<ホワイト・アルバム>だったり、登場人物の語った世界の物語だったり・・・
細い糸で繋がれた、心落ち着く物語たち。

読み終わった後に、表紙カバーをはずしてみてください。
| マメリ | 吉田篤弘 | comments(0) | trackbacks(0) |
『つむじ風食堂の夜』 吉田 篤弘
つむじ風食堂の夜
つむじ風食堂の夜
吉田 篤弘

月舟町にあるその食堂は名無し。
十字路の角にぽつんと灯をともしている。
十字路にはいつも風が吹きつのり、いつでもつむじ風がくるりくるりと廻っていた。
そんな十字路にある名無しの食堂に付いた呼び名が、「つむじ風食堂」。
主人公、私の仕事は雨を降らせる研究をしているので、雨降りの先生と呼ばれるようになった。
そんな先生の日常。


こういう雰囲気のお話、大好きです。
静寂の中に、ほっこりと温かくさせてくれるものがある。
やさしいやさしい物語の数々です。

淡々としていて、大きな盛り上がりとかないんだけど・・・雰囲気がとても心地よいんです。


「二重空間移動装置」という名の万歩計や『唐辛子千夜一夜奇譚』。

エスプレーソ。
タブラカタブラ。
シューッ。

という思い出と共に脳裏によみがえる「人工雲製造機」。


ゆったりと波に漂うような、ぼんやりと夜空を眺めつつ読みたくなるような本。

| マメリ | 吉田篤弘 | comments(4) | trackbacks(0) |