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Donna Hay,Con Poulos 手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪ RECOMMEND
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2007.08.23 Thursday 00:21
『烏金』 西條 奈加
因業な金貸し婆・お吟のもとで押しかけ居候を始めた浅吉。職がないという浅吉 は、金貸し業の手伝いを申し出た。浅吉は、新しい発想で次々と焦げ付いた借金 をきれいにし、貧乏人たちを助けつつ利益を上げていく。 しかし浅吉には実は秘密の目的があり、大金を手に入れるために素性を偽ってお 吟に近づいたのだった。 お吟はまるで烏(からす)のように、溜め込んだ金をどこかに隠している。 はたして浅吉は、大金をせしめることができるのか? 浅吉の相棒・烏の勘左も大活躍。 今までにない痛快時代エンターテインメント小説、誕生!! <Amazon 出版社/著者からの内容紹介> 「金春屋ゴメス」シリーズの著者、西條奈加さんの新作です♪ ゴメスシリーズの3巻が出てるのかと思ったら、全く違う新作でした。 ゴメスは近未来の日本国の中にあの江戸時代をそっくり模した「江戸」という国が出来て…という時代小説風味の近未来ファンタジー(って言っていいのかな?)でしたが、今回のお話はれっきとした時代小説! 金貸しのお吟のもとにうまいこと入り込み、貧乏人たちに手を差し伸べ窮乏を救おうと必死になる傍ら、お吟のお金を狙う浅吉。 ただお金を貸すだけでなく、どうすれば借財を返せるか、どうしたら彼らの今後の生活が成り立っていくか…浅吉は江戸の町を必死に走り回りながら、必死に頭を使う。 浅吉が次々と提案するやりくりには、「こんな方法もあるんだなぁ」と感心しっぱなしでした。 けど単純にいい人で終わらない浅吉。 なぜか浅吉はお吟の蓄えを増やそうと躍起になり、そしてたんまり貯まったらそれをごっそり頂いてしまおうと考えているのです。 なぜ浅吉はお吟のお金を狙うのか。 そこに浅吉の師匠やら、恋やらが絡んできて…最後まであきさせない展開でした♪ 2006.09.26 Tuesday 01:16
『芥子の花 金春屋ゴメス』 西條 奈加
芥子の花 西條 奈加 『金春屋ゴメス』シリーズ(と呼んでいいよね、もう)の第2作! 相変わらず寿々ちゃんはたくましい。 今回は三芳朱緒というヒロインが、ゴメス親分のお側勤めとして登場します。 朱緒さまは柔術の達人で、しょっぱなから親分を転がしちゃうつわものなので、ヒロインと言えるのか・・・でもとても心優しい美人さんです。 さて、今回は題名の通り「芥子(阿片)」が厄介の種。 「阿片が江戸から外の国々へと抜けているということで、日本の政府から探索願いが出された」と老中から報告を受ける場面から始まります。 その出所を探るのが今回の使命なんですけど、朱緒さまの昔の男が絡んできたり、異人村の男の子がからんできたり・・・。 そんな時、親分と仲の悪い「北町奉行の筧さまの私邸に阿片あり」という投げ文が目安箱に投げ込まれ、筧さまは捕縛されてしまいます。 調べの結果、筧様は陥れられたのだろうと言うことになり、探索は振り出しに戻るかに思われたのだけど・・・。 江戸での生活にも慣れてきて、道場にも通い心身を鍛えている辰次郎はある日、偶然にも大きな発見をしてしまうんです。そしてその発見が、犯人を確定する決定打となっちゃう。 前回は右往左往してるだけっぽかった辰次郎が、今回は良い役回りをしてます。 中心に常に辰次郎がいるのはいい事なんだけど・・。でも甚兄い好きの私は、他の人たちの勢いがちょっと弱かったのが悔しい。 韋駄天とか、めっちゃ良いこといってるのに・・・しかもあのクールさがかっこいいのに・・なんで出番これだけ?!とか甚兄い、もっと出張ってきてよ、とかね。 みんなの出番を辰次郎が掻っ攫っていっちゃった・・・。 ああ、でもゴメス親分だけはいつでも存在感バリバリでした。いいところで登場して、がつーん!とかまして、去っていく。 さすが親分。 個性豊かで元気ありまくりの裏金春の皆は相変わらずだったし、躍動感があって楽しかったです。 2006.05.26 Friday 02:55
『金春屋ゴメス』 西條 奈加
金春屋ゴメス 西條 奈加 舞台は近未来の江戸。 なんと日本の中に独立国家「江戸」なんてものが出来てる。 しかも鎖国中。 300倍もの抽選を裏口から潜り抜け江戸に入国した辰次郎。 江戸へ、というのが父親たっての願いだったのだけど、それには理由があった。 辰次郎は江戸生まれで、5歳の時に鬼赤痢という病気にかかっていた。それの治療目的で日本へ移住を決意した両親たち。ところが、日本への道中で病は治った。致死率十割の鬼赤痢、辰次郎は唯一の生存者。 それ故、裏口から手を回されての入国許可だったのです。 なぜなら、いままた江戸は鬼赤痢の恐怖に脅かされていたから。 辰次郎は鬼赤痢の謎を解けという命があたえられ、その謎を追う。 日本ファンタジーノベル大賞受賞作なので、設定がSFチックです。 お江戸の中は、電気も水道も通っていない昔のまんまの江戸。 だから時代小説風味でもあります。 活劇もあり、人情もあり、でもミステリ調の話でもあり。 登場人物がみんな生き生きとしていて、テンポよく楽しく読みました。 辰次郎は江戸に来た当初、江戸での記憶がまったくなかったのに、色々と歩き回り、見ていくうちに少しずつ記憶がよみがえってきます。辛い記憶や、楽しかった記憶。 虫食い状態の辰次郎の記憶がじりじりと戻ってくると、あと少しなのにーっとドキドキしてました。 奇抜な設定に負けないだけの、安定した世界観があり、読みやすかったです。 |
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