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2008.05.18 Sunday 01:15
『中原の虹 第四巻』 浅田 次郎
龍玉と天命を信じ、戦いに生きる。英雄たちの思いは、ただ1つ。 ついに歴史が動く。感動の最終章。浅田次郎の最高傑作、堂々完結! 「答えろ。なぜ宦官になどなった」 「将軍はなにゆえ、馬賊などにおなりになられたのですか」 最後の宦官になった春児と、馬賊の雄・春雷。極貧の中で生き別れた兄弟は、ついに再会を果たし、祖国は梁文秀の帰国を待ち望む。 龍玉を握る張作霖。玉座を狙う袁世凱。正義と良識を賭けて、いま、すべての者が約束の地に集う。<Amazon 出版社からのコメントより> 読み終わってしまった…。 読み終わるのがもったいない、いつまでも読んでいたいと思わせるお話。 『蒼穹の昴』から続き、長かったけれどあっという間だった『中原の虹』。とても面白かったです。 最終巻ということもあってか、時代も人もすべてが怒涛の展開。 気になっていた春雲と春雷は登場箇所はとても少なかったけれど、思わず涙してしまいそうな展開の連続…。 そして『蒼穹の昴』からキーパーソンとして登場してきたとある人物に衝撃の事件が…。 まさかこんな展開が待ち受けていようとは思ってもみなかった。 軍師を得た張作霖は破竹の勢いでつきすすみはじめる。 悲しいことが多かったけれど、とにかく読んでよかった。 Wikiの中原の虹のページを見てると、「朝日新聞(2007年12月23日朝刊)のインタビューで続編の構想を考えており、2年後には始めたいと語っている。」との一文が!続編?!まじっすか!読みたい! 2年後って…。な・・・ながいぃぃぃ〜〜 続編もよみたいけど、春児の話ももっとよみたいなぁ。 JUGEMテーマ:読書 2008.05.15 Thursday 01:00
『中原の虹 第三巻』 浅田 次郎
読んでいると『蒼穹の昴』を懐かしんでいる自分が居る。 西太后が現役だったあの頃は…、春児が舞台に立ったりいろいろ駆けずり回っていたあの頃は…と。 『中原の虹』は、どこか後始末的なにおいのある物語です。 けど、もちろん面白い。 張作霖が東北を我がものとし、やっといなくなったと思った袁世凱がまたまた復活し、清王朝は滅亡の時を迎え…。 静かに語られているけど、人も国も激動の時代。次の展開が気になります。 ただ、亡霊はいらなかったかなーと…。 JUGEMテーマ:読書 2008.05.10 Saturday 02:28
『中原の虹 第二巻』 浅田 次郎
滅び行く清朝を愛し、憂えた西太后の生涯が、ゆっくりと幕を閉じようとするころ、新しい時代に向けてその力を存分に発揮しはじめたのは張作霖や袁世凱であった。<Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介 より> もう言葉も出ません。 壮大な物語に引き込まれる。 ちょっと小説から離れていて、1週間以上ほったらかしになってたけど…読み始めるとやめることができませんでした。それくらい、面白い。 以下、がっつりネタバレしてます。 いつかは訪れることだと解ってはいたことだけれど、とうとう来てしまった西太后の死。 西太后がなんとしても列強諸国には渡さないと守ってきた清国。それが崩れる時が目前に迫ってきた。 浅田さんの書く物語の登場人物たちって、どうしてこうもいい人たちばかりなのか…。 だから余計に、辛い。 西太后の病が重くなるにつれ、野心あるものは誰を皇帝にすることが己に有利に働くか考察をはじめ、諸外国はいかにしてかの国を手に入れようかと干渉を強めはじめる。 また馬賊の存在も忘れられない。 日増しに力をつける彼らが、どのように清国の歴史に絡んでくるのか…気になります。 西太后と光緒帝の絆、そして光緒帝の言葉「至らなさゆえに、わが民草を、わが妻を、わが母を、また忠義なお前までをも不幸にした」を読むと涙が滲む…。彼は聡明だった。けれど、どうにもすることが出来なかった…。それが辛い。 そして西太后もまた、何ひとつできやしなかったと呟く。 彼女は全力で国を維持し続け、最善の方策を選び続けてきた。しかし、そんな彼女にこの言葉を吐かせてしまう。 この後、清国がどのような歴史を辿るのか知っているからこそ、その歴史がのしかかってきた。 春雲と春雷はいまだ再会はせず…。 再会できるのか・・・出来るとしたらいつなのか。 早くその場面が読みたい! JUGEMテーマ:読書 2008.04.28 Monday 23:28
『中原の虹 一 』 浅田 次郎
英雄たちが、大地を駆ける。 隠された王者の証「龍玉」を求めて、壮大な冒険が、いま幕を開ける。 人間の強さと美しさを描ききった中国歴史小説、刊行開始! 「鬼でも仏でもねえ。俺様は、張作霖だ」 「汝、満州の覇者となれ」と予言を受けた貧しき青年、張作霖。のちに満州馬賊の長となるその男は、大いなる国の未来を、手に入れるのか。 栄華を誇った王朝に落日が迫り、新たなる英雄が生まれる。 <Amazon 出版社/著者からの内容紹介> 『蒼穹の昴』に激はまりしてしまい、『珍妃の井戸』でさらに浅田さんの作ったこの世界観にはまり、そして続く『中原の虹』。 時代は『蒼穹の昴』よりも後の清朝末期。 そして主人公は春児の兄、李春雷。 まさかここで春雷が出てくるとは思わなかった。こうして生きているとすら、思ってもみなかった。 『蒼穹の昴』では回想の場面でしか登場しなかった春雷が、村を出てからどうやって生きてきたのか、そして春児や妹をすててきたことをどれだけ気にかけていたか…。 その春雷が馬賊になり、張作霖とめぐり合い、激動の人生を生きてゆく。 1巻ではまだまだ春児と春雷の再会は遠そうだけど、それがもどかしい。 いつ再会するのか。そしてどんな再会となるのか。 馬賊の行く末、そして西太后や春児、清朝の行く末がとても気になる。 登場人物の大半が『蒼穹の昴』から続いているので、そちらを読んでからこの作品に手を出した方が良いだろうなと思います。 JUGEMテーマ:読書 2007.09.13 Thursday 00:49
『珍妃の井戸』 浅田 次郎
混乱のさなか命を落とした珍妃。 彼女はなぜ死んだのか、いったい誰が殺したのか。 日本、ロシア、ドイツ、イギリスの高官達4人が真犯人を見つけるために動き始める。 しかし情勢に詳しい新聞記者、珍妃の姉、宦官などに話を聞いても、それぞれ証言が異なっている。 いったい何が正しいのか。 なぜ人々は偽りを述べるのか。 高官達4人が行き着いた結末は・・・ 『蒼穹の昴』に出てきた人々がたくさん出てきたので、それだけでも楽しめました。 気になっていた蘭琴が登場したのも嬉しかったです。 『蒼穹の〜』では回復した姿を見れなかったので、元気にしていたんだな…と。 そして蘭琴が語る春雲とのやり取りも、とても辛く厳しい場面なんだけど、お互いを想う心にじーんとさせられました。 わかってたことだけど、思ってた以上にわたしは春雲と蘭琴が好きみたいです。 この本はまず『蒼穹の昴』を読了してから読むべきかも。 『蒼穹の昴』を読んでいない人には、なぜ彼らが嘘をついたのか、なぜ彼はあの人のことが嫌いで、あの人はなんであっちの人が嫌いなのか…そういう因果関係がわかんないだろうな、と思ったので。 まあこれは私個人の感想ですが。 最後までたいした盛り上がりはないけれど、『蒼穹の昴』後日談として楽しく読みました♪ 2007.08.31 Friday 00:09
『蒼穹の昴』 浅田 次郎
ネタバレあります。 これまで読んだ浅田次郎さんの作品の中で一番好きです! だんとつ好き!! 私は文庫で読んだので全4巻。全巻買って準備を整えて挑んだんだけど… 1巻を読み終わりすぐに1巻再読。 その後2巻を読んでこれまたすぐに2巻再読…その後また再読…。 3巻も2回読んで、そして4巻も昨夜 夜更かしして読んで、今日また読んで…。 こんなに熱中して何度も何度も読んだ本は久しぶりです。 貧しい糞拾いの子ども、李春雲。 冷や飯ぐらいのぼんくらといわれていた、梁文秀。 静海の貧しい村で、いつ野垂れ死んでもおかしくない…そんな生活だった李春雲の運命は、文秀が科挙試験のため都に行くことになり、その供をすることになったことから変わり始めた・・・ 1巻では苦しいな・・・いったいどういう展開になるんだろう…と思いながら読んでたんですが、2巻で春児(春雲のこと)が城仕えできるようになり、無理難題を吹っかけられても綺麗に成し遂げ周囲を唖然とさせる場面では、もう喝采をあげたくなりました。 大興奮! とにかく嬉しくて楽しくて、何度も同じ場面を読み返してしまいました。 文秀は一発で科挙試験を合格…そのことで春児との道が別れてしまいます…。 文秀は官吏としての宮仕えが始まり、そこで多くの人々と出会い、諸外国と自国の差を見つめるのです。 で、この話は1880年代。 つまり、100年前の話なのです。100年前、そこは中国ではなく清朝でした。 西太后が生き仏と敬われ、慕われていた時代。 清朝最後の皇帝は第十二代皇帝、愛親覚羅溥儀。これは有名ですね。 西太后は十代皇帝の母。 時代の流れが、いったいどのように物語りに絡んでくるか…なんとなくこれだけで想像つきますよね…。 楽しい、やった!とそれだけではないこのお話。 徐々に話は日本の維新なども絡んできて、清朝が滅亡へと向かいつつあることを示してきます。 そして起こる、反乱。 中心にいる春児と文秀はいったいどうなるのか・・・。 最後まで熱を冷ますことなく、読ませられる本でした。 最後の最後にある、春児と妹の玲玲のあの場面にはもう…たまんない。 ほんと泣きそうになりました。 読んでよかった〜。 2007.07.24 Tuesday 01:16
『憑神』 浅田 次郎
うーん、確かにこれは映像化すると楽しいかもしれない。 お話は、 婿入り先から追い出されて、職も失い…実家に出戻ったはいいが居場所がない。 寝付けぬ夜に軽く一杯やるお金すらあやうくて、老いた母にお金を渡される。 そんな時、屋台の主から神頼みをしてみてはどうかと持ちかけられた彦四郎。 その神頼みを、たまたま見つけた傾きかけた小さな祠にお願いしてみたらさあ大変。 そこは三巡神社で、出てきたのは貧乏神! これ以上貧乏になりようがないのに、貧乏神の力は偉大で… さあどうする彦四郎。 てな感じで始まります。 あらすじ見てもわかるけど、コメディ調で軽快に話が進んでいくのでとても読みやすかったです。 貧乏神と彦四郎のやり取りも楽しいし、彦四郎を取り巻く人々も楽しい。 蕎麦屋台の親父もいい味出してました。 彦四郎が真面目一本調子で、文武に秀でたいい子ちゃん。 ちょっと頭固いかな〜とも思うけど、その頭の固さが最後に生かされていて、なるほど、こうきたか、って思いました。 憑神たちとのやり取りや、親父たちとの掛け合いなどなど、これは映像で見てみたいと久々に思った作品でした〜。 2007.06.02 Saturday 01:22
『地下鉄(メトロ)に乗って』 浅田 次郎
↓ その本を母が借りてきた ↓ 私が借りた。 という経緯で読んだ本です。 ちなみに私、この映画はまだ観てません。 あまり興味なかったんだけど、これを読むと観たくなるー!!今度借りてこようと思います♪ さて、お話は小沼真次という43歳の男性を軸に進みます。 真次の父は事業家として成功を収め、世界のコヌマといわれるまでに会社を大きくした。けれど10代の頃に父に反発して家を出た真次は、いまだに父に反発心を持っている。 暴力的で横暴な父が原因でもあったし、なにより兄のホーム飛び込み自殺もキッカケだった。兄は真次が中学生の頃、地下鉄のホームから飛び込み死んだ。 その兄の命日の日、真次は地下道で不思議な出口を発見した。出口の先に広がっていたのは、兄が死んだあの30年前の景色で・・・ その後何度も、真次は時間や場所を飛びこえある景色を見ていくんだけど…いったい誰が、何のために真次に時空の旅をさせるのか。 戦後の東京の雰囲気は、猥雑な感じ、懸命に生きている精気溢れるさまがむんむんしてて、読んでて情景が浮かんでくるよう。描写力とかすごいなぁって思いました。 昔は優しかったという父が、なんで暴力的になっちゃったのか。暴力を振るうこと対する苦悩なんてのが出てこなかったから、なにも感じてなかったのかなぁと思った一方で、愛人には優しかったの?なーんて思うと…ちょっと現在の父に共感というか愛着があまりもてなかったんだけど…でも全体の雰囲気としては面白かったです。 最後には思ってもみなかった展開が待っていて…すごく切なかったです。まさかこんなことになるなんて。 読み終わったすぐ後に、また最初から読み返したくなる作品でした。 2006.09.01 Friday 01:31
『プリズンホテル 春』 浅田 次郎
プリズンホテル〈4〉春 浅田 次郎 プリズンホテルシリーズ最終巻。 本日のお客様は 毎度おなじみ小説家の木戸孝之介と妻の清子に娘の美加 これまた毎度おなじみの大曽根一家ご一行様 ちょっとかわった役者親子 そして、木戸孝之介先生に引っ付いてきた編集者達 52年ぶりに出所した老博徒 なんと木戸孝之介先生は。文壇最高の権威「日本文芸大賞」にノミネートされてしまう! しかも『仁義の黄昏』と『哀愁のカルボナーラ』の2作が! これは大変だということで、受賞の結果連絡を待つ間、孝之介家族と編集者達はプリズンホテルへとやってきた。ところが、ノミネートされたという話を聞いた富江は「じゃあね」と言ったきり姿を消してしまう。 最終巻です。 今一番気になってるのが『哀愁のカルボナーラ』に『郷愁のペスカトーレ』に『涙のペペロンチーノ』です。・・・・この題名でぶっちぎりの恋愛小説・・・? プリズンホテルシリーズは、この1冊の中でどの登場人物もしっかりとキャラができているだけじゃなく、それぞれの人生、悩んだりしながら前へ歩んでいきます。 はちゃめちゃなホテル従業員や、これまたはちゃめちゃなお客人たち。重くなりがちな話が勢い良くハチャメチャに進んで、なのに最後にはまとまってるのが面白かった。 ところで最後の階段を下りてきた時の孝之介のキャラ・・・これまでがこれまでだったので、ちょっと気持ち悪いと感じてしまいました・・・(^_^;) でも変わってよかった〜☆ 2006.08.31 Thursday 00:35
『プリズンホテル 冬』 浅田 次郎
プリズンホテル〈3〉冬 浅田 次郎 これでもかというような豪雪地に建つ奥湯元あじさいホテル、別名「プリズンホテル」。 この大雪の中やってきたのは 毎度おなじみ売れっ子作家の木戸孝之介と清子 救急救命センターの婦長 天才登山家と自殺しようとした少年 そして、木戸孝之介を追いかけてやってきた編集者 『プリズンホテル』も3冊目。 今回は大曾根一家がいないからか、いつものにぎにぎしいバカ騒ぎがなく、始めから終わりまで「生と死」についてでした。 仲蔵もほとんど出てこなかったし、いまひとつ盛り上がりに欠けたかな?という感じ。 この巻でよかったことといえば、孝之介。 1,2巻ではとにかくむかついてむかついて・・・(プリンさん、私も孝之介にはムカついてました!) 特に1巻!ほんとこの男はどっかやっちゃってくれ!って思いながら読んでました。 2巻で美加を大声出して探したり、美加の将来の事を考えてたりしているところを読むと、ちょっとマシになったかも・・でもむかつく。 そして3巻。もちろんこの巻でもむかつく。 でも「どうしていいかわからなくなっちゃった」という孝之介がすごく寂しそうで、ちょっと孝之介嫌悪が薄れそうな・・・? 次でどう変わるのか・・・ですね。 ということで、続いて『春』を読もうと思います。 |
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