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2007.01.10 Wednesday 23:53
『後北條龍虎伝』 海道 龍一郎
好きなのかいまひとつ苦手なのか…なかなか手が伸びないので自分でもよくわかりませんが、読み出すと止まらないのが歴史小説。 本書は戦国の世に活躍した北條氏康を主役に据えた物語です。 お恥ずかしいことですけど、私は北條氏康なる人物の事をこれっぽっちも知りませんでした北条家と聞いて頭の中に出てきたのは、北条政子。 なんとも乏しい知識です・・・ それは置いといて、とっても魅力溢れる本でした♪ 「氷龍」と称された氏康が齢三十一のとき、四方を敵に囲まれ絶体絶命の危機に陥ったところから物語は始まります。 そして氏康の幼年期へとさかのぼり、兄弟の様に深い絆で結ばれることとなる綱成との出会いや、のちの重臣となる人物達のと出会いを交えての成長物語ともいえる展開をしていきます。 やがて元服を迎え初陣を経験し、また友情や淡い恋心のようなものもはぐくみ、家督を相続した氏康が陥れられた絶体絶命の危機・・・。 氏康もしくは父の氏綱を徹底して中心にすえたお話。 戦乱の世にあって、なんともまっすぐに育った氏康と、後に「焔虎」と称される綱成の友情と言うか純粋で絶対的な主従関係がとてもまぶしかったです。 また氏綱の重臣達も面白みがあり、しかし信ずるに値する人物ばかりで…ここまで良い人ばかりが本当にそろっていたのか?と穿った目で見たくもなりました。 武田信虎が自身の領地での飢えを顧みず、民から取れるだけの税をむしりとっていたのに対し、北條家は民あってこその国、という考えを貫き通す。それが家臣たちにも伝わっているからこそ、ここまで厚い信頼と忠義が生まれてきたんじゃないかな、とも思いました。 歴史小説を読んでいると、非道な行為や裏切り、そして敗走などの描写で胸が痛くなるのですけど、本書は氏康の心理描写や軽妙なやり取りなどで、どの登場人物も魅力的に書かれており、するすると安心して読めました。 けどもちろん、この後どうなるんだ?!この戦の行く末は?!というハラハラドキドキもあって、楽しかったです。 この本は絶対に続きが読みたい!!続きが出たら、これは絶対買っちゃう! |
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