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Donna Hay,Con Poulos 手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪ RECOMMEND
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2008.09.05 Friday 01:09
『謎の転倒犬―石狩くんと(株)魔泉洞』 柴田 よしき
なんと彼女は連日女の子が行列をなす、カリスマ占い師・摩耶優麗だった。 時を遡って過去を見てきたと嘯く彼女に、ズバリ言い当てられた僕の過去。 きっと何かカラクリがあるはずだ! ミステリ同好会の僕が必ずこの謎を解いてやる! (株)魔泉洞に持ち込まれる不思議な事件を、鮮やかに解く、優麗の推理(占い?)。 そして石狩くんの受難をユーモラスに描いた本格ミステリ連作集。<創元クライム・クラブより> 今更ですが、沖縄行きの飛行機の中で読んだ本。 いろいろなジャンルの本を書く柴田さんですが、これまた新しいジャンル? 日常ミステリで、ほんわかした内容がとても楽しかったです! 石狩君の頼りなさに活を入れたくなったり、優麗のぶっとんだキャラにおもわずにやけてしまったり。 私は占いに全く興味がないので、占い館に行く人たちはどういう心境なんだろうと疑問を持っていたんだけど、優麗の占いに対する姿勢、そして考えにはなるほどな…と考えさせられました。 身近な人には相談し難いけど、何か1つ道を提示して欲しい時や、ちょっとした救いが欲しい時…、心が軽くなるのかもしれない。 石狩君にはこれからもぜひ、魔泉洞で頑張って欲しい。そして占い師としてもマイクなしでやれるようになって欲しい!いったいどんな占いをするのか興味あるわ(笑) 2007.12.07 Friday 23:40
『好きよ』 柴田 よしき
<Amazon「BOOK」データベースより> 題名だけ見たら恋愛物。 でも柴田さんだしミステリかな?いや恋愛物もありうるか…と思いながら読み始めたんですが、誰に宛てたのかわからない「好きよ」というたった一個のだけのメッセージを残して自殺した愛果という女性・・・。なにやらミステリっぽい展開かも。この自殺が実は他殺だったとかかな? ・・・かと思うと、なにやら土着民俗の要素を含んだ伝記ホラーのような展開に・・・。 瀬戸内海の小さな島に封じ込められた魔物。 伝説なのか、それとも実在するのか。 董子のミステリアスな雰囲気も、作品にきれいに溶け込んでいて良かったです。 不可思議なもの、現象が登場するときの雰囲気が、作りこまれすぎてもいないし…違和感もなく自然に、ふわりと出てくるので不気味さ倍増。 雰囲気作りがうまいなぁと思いました。 文章もとても読みやすく、するりと読めてしまいました。 最後の決着部分が少しばかりあっけなくも感じましたが、それまでの経緯が楽しかったので満足♪ JUGEMテーマ:読書 2007.09.25 Tuesday 00:36
『やってられない月曜日』 柴田 よしき
柴田せんせいの新刊です。 新刊と言うにはちょっと日数が経ってしまったけど・・・。 この作品は、以前発表された『ワーキングガール・ウォーズ』と世界がリンクしてます。 それがまた楽しかった! ワーキングガール…の主人公だった翔子さんが、この作品の主人公、高遠寧々の従姉妹としてたびたび登場! キレのいい言動は変わらず。けどこっちのほうが、翔子さんに女性らしさを感じたような気がしました。 大手出版社にコネ入社の寧々は、色眼鏡で見られることに対抗するかのように、会社では常にキリキリと気を張っている。 そして、なにかあればコネだから…なんて文句言われて、キレてしまうことも。 そんな寧々の趣味は、Nゲージ用の150分の1スケールの模型作り。 仕事から帰っていそいそと机に向かう。 模型作りをしている寧々の姿が、読んでいてとても楽しかったです。 好きなことに熱中できるっていいなぁ。 寧々が私の年齢と近いということもあって、親しみやすさも感じました。 仕事が出来る!ってわけでもないし、いい感じにキャピッとしてるし(笑) 『朝顔はまだ咲かない』や『回転木馬』も未読のまま本棚に積んであるので、早く読まなきゃ・・・!! 2007.02.01 Thursday 01:35
『所轄刑事・麻生龍太郎』 柴田 よしき
柴田せんせいの新刊できたてほやほやです。 RIKOシリーズや『聖なる黒夜』ではすでに警察を辞めて調査事務所を構えている麻生さんがまだ刑事だった頃のお話。 しかも新人だったころ。 なんと25歳です・・・。 わかい!!私より若いし! それにしても・・・麻生さんはこの頃からこんな落ち着きがあったんですね…。 石橋を叩いて叩いて、やっと渡る。そこからついたあだ名が石橋の龍。25歳の麻生さんからはすでに、石橋の龍の片鱗を窺うことが出来ます。 さて、新刊は『大根の花』『赤い鉛筆』『割れる爪』『雪うさぎ』『大きい靴』の6編からなる短編集。 これまであまり語られることのなかった麻生さんの刑事時代が、一冊全部使って語られています。麻生さんファンにとってはたまんないっす。 刑事時代、麻生さんがどんな捜査をしてきたのか、どんな事件に遭遇してきたのか。そして『聖なる黒夜』などではとにかく激しくて、ちょっと怖かった及川さんとの親密なやり取りと、その関係。 まさかこんなに穏やかな及川さんに会えるとは思ってもみませんでした。 じっくり考えて、引っかかるところをうやむやにせず自分の足で確認して回って…そうして麻生さんは真犯人を見つけ出していきます。 こういう麻生さんの姿を見ると余計、この後おかしてしまった間違いがなぜ起こってしまったのか…と言うことを考えてしまいました。 だれしも間違えることはあるけど、そこから1人の人間の人生が狂い、周囲の人間も巻き込まれ始めてしまった。あってはならないことだけど、それは起きるべくしておきてしまったことだったのか…とか…。 この本の中で麻生さんがかかわった事件は、どれも結末が少し切ない。 傷害事件でも殺人事件でも同じく切ない・・・。 犯人が逮捕された後、無邪気に語る子どもであったり、 過去の過ちを悔やんで悔やんで責めるあまり…自分という人間の境界がわからなくなってしまった人の心情を麻生さんの想像だけど、書かれていたり…。 読んでる最中も、読み終わった後も少し切ない、静かなお話でした。 楽しかったです♪ 2007.01.26 Friday 02:19
『フォー・ユア・プレジャー』 柴田 よしき
フォー・ユア・プレジャー 柴田 よしき 昨日よんだハナちゃんシリーズ2作目。 ハナちゃんは園の赤字を埋めるために、相変わらず城島探偵事務所から仕事を回してもらって副業の探偵を頑張ってたんだけど…。 今回の依頼は、行きずりの男と寝ちゃった女性から、その時の男を探し出して欲しいというもの。 ところが調査を進めていくうちに、その男がクスリの売買にかかわっているヤバイ男だということが判明。 そんな時、最愛の女性・理沙が行方不明に。更には殺人事件まで発生…。 ハナちゃんは24時間以内に真犯人を突き止めなければいけなくなってしまう。 というお話。 前作もそうだけど、このシリーズを読んでると保育園の実情、日本の保育に対する考えの甘さと無責任さ、無国籍の子ども達の扱われ方、無認可保育園の立場や扱われ方…など、これまで知らなかったことを教えられました。 そんでもって練がいっぱい出てきた 蝶の刺青という言葉に、それは練以外いないんじゃないの?!なんて過剰に反応しちゃったり…でも練の肌は浅黒くないし、似顔絵描いてハナちゃんが反応しないわけないし別人かぁ、ってほっとしたり。 ハナちゃんは練のことを蛇蝎のごとく嫌っているのかもしれないけど…いや、嫌ってないのかな。人の命をもてあそぶ練が許せないだけなのかな…。だけど、RIKOシリーズや聖なる黒夜を読んでいると、練の心の中をついつい深読みしちゃったり…きっと練は助けたいんだ…って良いほうに考えたくもなる。 最後はくるーり綺麗な○(円)になって、おお、こうきたか!と最後まで楽しかったです♪ なんだか愛おしい。 だれもが胸のうちに愛を抱えていて、その愛の持って行き場に悩んだり間違ってしまったり…。 ほんと、どの登場人物にもどこか暖かいところがあって憎みきれない。 殺人事件が絡むお話なのに、心が暖かくなるようなすてきなお話でした。 2007.01.25 Thursday 00:35
『フォー・ディア・ライフ』 柴田 よしき
フォー・ディア・ライフ 柴田 よしき 新宿2丁目で無認可保育園「にこにこ園」の園長をしている花咲慎一郎(通称・ハナちゃん)。 にこにこ園は東京中のどこの保育園にだって負けない、最高にあったかい保育園だと、ハナちゃんは自負している。 が、いつも赤字で経営は苦しい。 その赤字を、ハナちゃんは知り合いの探偵事務所の城島から回されてくる仕事で補っていた。 そんなある日、いつものように城島から電話がかかってきて事務所に赴いたハナちゃんは、シマ荒らしをしたためヤクザにつかまってしまった少年を連れ戻して欲しいと依頼される。なんとか無事に連れ戻したら、今度は家出少女を探して欲しいと依頼され…。 たんなる家出人捜索だったはずが、やくざが絡んだ事件へと発展していって・・・ って省略しすぎかもしれないけど、始まりはこんな感じです。 未読だったハナちゃんシリーズ。とうとうというか、やっとというか・・・手を出しちゃいました。 面白かったです。 なんで今まで手を出さなかったんだって自分に問いかけたいくらい、面白かった。 やばい。2作目はもう買ってあるのでいつでも読めるんだけど、今から読み始めると寝れなくなる…。我慢…。 とは思うんだけど、読みたい〜。 ハナちゃんは以前は警察官だったんだけど、訳ありでいまは無認可保育園の園長さん。 警察を辞めちゃった訳あり私立探偵…っていうのは良くある設定だけど、そんなありきたりなんて気にならない。 子ども達を大切に思い、今の仕事を愛しているハナちゃんは、悩み苦しみながらも必死にあがいて進んでいく。 かっこいいだけじゃない。情けない姿だってある。 けど、守れるものは守りたいと必死になってる姿に、読んでる私も引きずり込まれちゃいました。 始まりは家出人捜索だったのに、話はどんどんと大きくなり思わぬところでつながりを見せ始め、とうとう殺人事件にまで発展してしまう。 スピード感があって最後まで飽きさせない展開で、ぐいぐいひっぱってくれました。 柴田先生の作品ですごいなぁと思うのは、どの人物にも愛すべき点があるということ。 娘を助けたいがために犯罪に手を染めたり、愛する人を思うあまり…とか、許されることではなくても、どこかに人間臭さと大きな愛情が感じられる。 だから読んでると、ハナちゃんに感情移入して・・・とかじゃなくて、物語り全体に感情移入しちゃう感じになっちゃいました。 |
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