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Donna Hay,Con Poulos 手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪ RECOMMEND
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2008.10.12 Sunday 01:04
『人魚は空に還る』 三木 笙子
心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きるふたりの青年の交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれるデビュー作品集。<Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介 より> 明治の帝都を舞台にした、どこか懐かしさを感じさせる、澄んだ空気のお話でした。 高広と礼のやり取りもほのぼのしていて楽しかったし、高広の優しい心遣いなんかがじんわり伝わってきて読後感も良いです。 ミステリなので何かしらの事件が起こるのですが、凄惨なものはなく、それどころか作中にちりばめられたお祭り騒ぎだったり友情・愛情騒動だったりがほほえましい。 下村さんの表紙イラストもとっても素敵♪表紙に惹かれて買っちゃったし。 ちょっとえらそげだけど可愛らしい面も見せる礼と、優しい青年高広。キャラ読み、出来ちゃいます(笑) 強烈な印象を残すお話ではないけど、安心して読めるお話。 2008.06.19 Thursday 23:58
『白蝶花』 宮木 あや子
昭和十九年、福岡県知事の屋敷に奉公にきた少女・千恵子。書生の政吉と恋に落ち初めて結ばれた途端、政吉は徴兵されてしまい……千恵子の波乱に満ちた人生を中心に、戦前・戦中・戦後の激動の日本で、それぞれの愛を貫き通した5人の女たちが織りなす恋物語。デビュー作『花宵道中』で圧倒的支持を得た著者による注目の最新作! <Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介より> 『花宵道中』を読んでもう1年以上たったんですね…。 早い。 わたしは恋愛小説って好んで手に取ろうとは思わないんですが、有川浩さんと宮木あや子さんの本は別格のようです。 そのまえに、有川さんの本は恋愛小説……?(-_-;)いやまあ、ラブラブしてるってことで…。 『花宵道中』は吉原を舞台にした切ないお話でしたが、今回は戦前・戦時中・戦後を舞台にしたこれまた切なすぎるお話。 好きで好きでたまらない人がいるのに、添い遂げることが出来ない。 戦時中はわかりきった展開ですが徴兵により…。わかっていた展開なのに、切なくて読んでいて胸が痛くなりました。そんなそぶり見せなかったのに、いざとなると相手の男の人の気持ちがまっすぐで、最後まで純粋に一途で…。 とても哀しく、綺麗なお話ばかりでした。 よかったです。 ちょっと雰囲気違うみたいですが、宮木さんの『雨の塔』も近いうちに買ってこようと思います♪ 2008.05.31 Saturday 23:57
『夢をかなえるゾウ』 水野 敬也
小説かと思って読み始めたら、自己啓発本だったんですね。 じつはこれ、友達のトロ子。から貰った本で、書店のブックカバーがついていたので読むまで自己啓発本とは気がつきませんでした。 この手の本の内容は、読んだ人の心に訴えかけるものなので、感想も小説以上に人それぞれだと思います。これはわたしの感想と言うことで、参考にはしないでください…(^^;)内容紹介をみて惹かたから…という名目で手にとってほしいかも。 内容は軽く読みやすいのですが…うーん、いろんなところを漁ったような、これまであったことを拾い集めてきたような感じ…。 初っ端のとっつきにしては、1冊にぎゅぎゅっと詰め込んであるし。こういう本なら、私は『七つの習慣』のほうが好きかな。 でも、関西弁まじりに会話形式で話が進むので、読みやすいです。 そしてなるほどな、そういえば…とうなずきたくなる事もたくさんありました。 一読してみるのも良いかも。 JUGEMテーマ:読書 2008.02.19 Tuesday 01:58
『宇宙のみなしご』 森 絵都
真夜中の屋根のぼりは、陽子・リン姉弟のとっておきの秘密の遊びだった。やがて、思いがけない仲間がくわわって……。 わたしだって知っていた。いちばんしんどいときはだれでもひとりだと知っていた。だれにもなんとかしてもらえないことが多すぎることを知っていた。だからこそ幼い知恵をふりしぼり、めちゃくちゃでもやりたいようにやってきた。小人たちの足音に耳をすまして、自分もいっしょに走ろうと、走りつづけようと、やってきた。(本文より)<Amazon 出版社/著者からの内容紹介> 読み終わった後、こたつでゴロゴロしながら屋根に上りたいな、と思った。 屋根に上って、空や周りの家々を眺めて…なにするでなくボーっとして…。 陽子やリンも普通の中学生だけど、悩んだり行き詰ったりすることもある。 友達とけんかをして落ち込んだり、ちょっとしたことでショックを受けたり。そんな中、陽子とリンはいい屋根を見つけたら夜中に屋根のぼりをするという遊びを始めてしまう。 見つかったらどうなるんだろう…怪我したりしないかな…。陽子達より、読んでいる私のほうが心配しまくってました。 屋根のぼり仲間は兄弟だけでなく、次第に増えていき…。 七瀬さんやキオスクといった主要人物たちもいい。 中盤まで、どんな人物なのかあまり見えてこなかったのだけど、主張を始めたらすごい!みんな、それぞれの個性があって、それぞれの悩みを抱えていて…みんな必死に毎日を過ごしている。登場人物たちがとても生き生きと描かれていて、とても楽しかったです。 ラストもとても良かったです。 JUGEMテーマ:読書 2008.02.12 Tuesday 00:59
『カンガルー日和』 村上 春樹
数ヶ月も前の事だけど、ふくちゃんさんにお薦めしていただいた本です。 私は作品を読んで何かを論じたりするのが苦手なので、この作品を読んで「淡い哀しみと虚しさが…」なんてかけません…。だからミステリとか歴史物とか、はっきりスッキリしていて行間の奥深くまでそんな読み込まなくてもい作品が好きなのかも。 って、ミステリや歴史物を馬鹿にしてるわけじゃないです。背後にそびえる壮大な歴史の影とか、力強い生の匂いとか、そういうのが感じられるとても好きなジャンルです。 そんな前置きをして、村上春樹作品です。 どれも原稿用紙8〜14枚くらいというとても短いお話ばかりですが、不思議と読ませる。 短すぎる話って、読むのに疲れてしまうことも多いのに、淡々としていてでも時折はっと驚くような言葉が混じっている。 それが面白かったです。 まず1話目で父親カンガルーの描写が面白かった。 「才能が枯れ尽きてしまった作曲家のような顔つき」 想像できちゃう。なかなか出てきそうにない表現のように思うけど、父親カンガルーの表情をなんとも的確にあらわしているなぁと思った。 この作品集の中で一番好きなのは、 「レコードの最後の一枚が擦り切れるまで、彼女は休むことなく歩きつづける」 という文章。 たった一文なのに、なんでこんなにインパクトあるんだろう。 どれも日常のある一部分を切り取っただけのようにも見えるのに、とても読ませるお話ばかりでした。 楽しかったです! JUGEMテーマ:読書 2007.06.15 Friday 00:21
『リズム』 森 絵都
小学生、中学生の頃って、将来の夢とか全くありませんでした。 やりたいことも見つからず、でも夢を作文に書けといわれて何度も困った記憶があります。そんな誰もが夢や希望を持ってるわけじゃないのに、持ってて当たり前のような感じで書かされて…いつも何を書こうって思ってました。 そんな小・中学生の頃に読みたかったな…と思います。 さゆきは従兄弟の真ちゃんが大好きで、姉や母に真ちゃんは不良だからあまりかかわるなといわれても、真ちゃんのもとに通う。 真ちゃんは、自分の夢を見つけ、夢に向かって突っ走る少年。髪を金色にしていてもさゆきには怖くない。真ちゃんの持っている湯たんぽには、可愛いゾウの親子が描かれていて、こんな湯たんぽを持っているひとが悪い人のはずがないというのがさゆきの意見。 さゆきは真ちゃんと遊びながら、周りのときの流れを悲しく思いながら見つめ、友人達のいろいろな想いを感じ、真ちゃんの夢を眺める。 真ちゃんがさゆきに 「自分のリズムを大切にしろ」 と語る場面は、とても清清しくて気持ちいい♪ 自分のリズムを見失いがちになったときとか、迷った時とかに読んでみるといいかも。 何かしらの、道が見えてきそう。 2007.05.22 Tuesday 00:45
『アフターダーク』 村上 春樹
自動ドアが開いて、頬の上に傷跡のある若い男性が入ってきた。彼はウェイトレスに案内されるまま歩いていたが、ふと本を読んでいる女性の横で足を止め、彼女と同じテーブルについた。 女性の名前は、浅井マリ。男性は高橋テツヤ。 マリと高橋は少し話をして、待ち合わせのあった高橋は楽器を持って店を出た。そして午前0時過ぎ、大柄な女性がマリの元を訪れた・・・ いつもにましてあらすじがおかしいですね…。 でもどう書いていいのか…これでも悩んだあげくの結果です(^_^;) えーと、超有名な村上春樹さん。 けど私は、中学だか高校の時に『ねじまき鳥クロニクル』を読んだことがあるだけです。 なかなか手が伸びなかったんですよね〜。 で、ちょっと頑張って買ってみました。 けど著作が多すぎて、どれを読んだらいいやら結局、てきとーに本棚から抜き取り、あらすじも読まずにレジへ。 これはいったいなんのお話だったんでしょう…。 ちょっと私にはハードルが高かったかもしれません。 なんとなく面白いと思うし、作中の彼らが語る言葉が頭の中を素通りすることなく、しみこんでくる。 嫌いではないんだけど…。 熱中して興奮して読みふけるのではなく、先が見えない。どういう展開になるのかわかんないから読み進めたって感じ。 なんか不思議な雰囲気のお話でした。 昨日読んだ本を、何とかして記事にしようとしてるんだけど、形になりません…。 今日もやっぱり、書けそうにない…。そのうち、内容を忘れちゃいそうだよ(T_T) 2007.03.30 Friday 01:32
『ほしいあいたいすきいれて』 南 綾子
ほしいあいたいすきいれて
赤裸々な題名。 そしてほんのりピンクがかった表紙。 この表紙からなんとなくイメージされるのが、風俗でした。 そして読んでみて、なんとも見事に内容を写し取っている表紙だなぁと感心しました。 会いたい、来て欲しい。 その言葉が素直に伝えられず、いつも「別に」と答えてしまう。 会えなくて寂しい。その寂しさを紛らわすために、会えない日は誰でもいい、好きでもない男と寝る日々。 そんなある日、気がついた。 セックスした帰り道にすれ違う男の子。早朝の時もあれば、深夜の時もある。いったい何をしているのだろう? そんなことを考えていると、なんとその男の子がセックスの神様となって夢に現れて…(夏がおわる) 第4回R−18文学賞大賞受賞作の「夏がおわる」と、「ほしいあいたいすきいれて」の2編。 「夏がおわる」は不倫の話です。 環の好きな吉井さんには奥さんがいて、しかもつい最近奥さんの妊娠が発覚。 吉井さんが帰るのは奥さんのところ。 環はいつも、都合がいいときに利用されてるだけ…。 それでも好きで、会えない時は寂しくて…。 そんな環の心情が、痛かった。 日記形式でつづられているので、一話一話がぎゅーっと濃縮されてて…短いんだけど、とてもリアルで読み応えがありました。 吉井さんもそして環も、きっとこんな人いるんだろうな。こんなこと言うんだろうな。こんなこと言われたら、きっとこんな風に思っちゃう…なんてのが見事に描写されてて、言葉の一つ一つが、軽いのに、ずしんずしんと積もっていく感じでした。 そして「ほしいあいたいすきいれて」では、好きになった男から風俗で働けと言われる純の話。 いくつも風俗の面接を受けるけど、どうしても初出勤に踏み切れない。そんな時に出会った少女、亜咲。 亜咲と純のやり取りがとても良い。 何でこんな男にすがりつく! こんな最低な男の何処が良いんだ?! 読んでる私に、そう憤らせるほど最低な男に貢ぐ純。 亜咲を救おうとする純は、大きな声を出して、正義を盾に悪に刃向かう。 けれど、好きな男に対しては、期待する心をとめることが出来ない…。ダメな男、わかっているのに離れられない。そんな純にイライラして、なんとか口を挟みたくて、でも出来なくてもどかしい! もどかしくて、読んでる最中なんども本を閉じてしまいました。(でもすぐに開いちゃう・笑) 私はこういう経験がないので、実際はどうなのかわかんないけど、それでもとてもリアリティのある心理描写と人物描写に、読んでいて辛くなりました。 けれど読後感はすっきり。 やっぱり未練がましい純には少しもやもやするけど、でも気分を入れかえて深呼吸して、新鮮な空気を取り込んだような、すっきり感がありました。 ダメな男に引っかかった女を嘲笑うか、共感するか…それとも、こんな風にはなるまいと教訓にするか…。 どちらの話もリアリティがありすぎて、どこか他人事のように思えないお話でした。 2007.03.23 Friday 00:20
『花宵道中』 宮木 あや子
家に帰ってぱらぱら…とめくってみると、あれ?なにやら妖しげな描写が…。 ということで、購入後に気がついたんですけどR−18小説でした。 R−18文学賞大賞受賞作です。 あ、やべ…なんて思ったんだけど、なにや本ブロガーさんたちの評価は良いみたい。 ということで、読んでみると・・・・ 読み終わってすぐまた最初から読み返しちゃうくらい よかった! 身を焦がすような叶わぬ恋、 想い、想われていても、相愛が許されない想い。 江戸の吉原を舞台に、遊女達の恋の物語です。 R18だけあってそういう描写は出てくるんだけど、それがまた切ないったらありゃしねぇ。 他の客に抱かれながら胸中では愛しい男の事を想う。 願いが叶い愛しい男に抱かれても、添い遂げられるわけでなし…。 それでも一途に想って想って…その想いはどこへ行くのか…。 これは内容とか、あまり詳しく書きたくない。 前情報なしに読むほうがより楽しめると私は思います。 ということで、これ以上書きません。 オススメです どの話もいいっすよー。 あ、でも読むのは18になってから☆ あまりにもスパムTBが多いので(1日10件以上)TBは承認制にさせていただきました。 2007.01.01 Monday 21:43
『犯人(ホシ)に願いを―悪刑事(わるでこ)』 森巣 博
ミステリ好きの私が『奇想天外抱腹絶倒、疾風怒涛の仰天ケーサツ小説』と言う言葉にひかれて献本を申し込んだ一冊・・・。 えー・・・大変申し訳ないのだけど、私の好みからは大きく外れていました。 やることばっかり考えてて、しかも16歳の女子高生とやりたくてやりたくてもだえまくりの警視正の名和平太と、やりまくりの巡査長の速水遊が、二世議員の死体を発見してしまって…というものなんですけど、とにかく下ネタ下ネタ。 私だって下ネタ嫌いじゃないんだけど、なんとも下品な下ネタで、主役でもある名和平太も気持ち悪いし・・・どうにも感情移入も出来ず、私はずっとうろうろ彷徨うような感じで読み進め・・・。 確かに奇想天外。仰天小説です。 ということで、ごめんなさいー。楽しめませんでした |
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