お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『たまさか人形堂物語』 津原 泰水
祖母の形見の零細人形店を継ぐことになったOL澪。押しかけアルバイトの人形マニア、冨永くんと謎の職人、師村さんに助けられ、お店はそこそこの賑わいを見せていた。「諦めてしまっている人形も修理します」という広告に惹かれ、今日も傷ついた人形を抱えたお客がやってきて澪たちは東奔西走することに。チームワーク抜群の3人の活躍が始まる。<Amazon 「BOOK」データベースより>


本来は人形を売る零細人形店だったのだが、修復に主軸を移してからというものそこそこの賑わいを見せている「玉坂人形堂」。
お客さんが持ち込む壊れた人形達。
単に綺麗に修復をすればいいというだけでなく、持ち主の考え、希望を汲み取り修復をしていかなければ、お客さまは納得してくれない。
なぜ少年は大切な人形をの耳や手を引きちぎってしまうのか…。
どうして父の作った、母の顔そっくりの人形の顔を、彼女は丹念に壊してしまったのか。
オーナーの澪や職人の富永君、師村さんは推理を働かせて、持ち主の秘められた心を読み解き、人形の修復をしていきます。

最初はほのぼのとしたお話なのかと思っていたら、途中キナ臭い話も混じり、また従業員の過去話も出てきたりと、けっこう起伏のあるお話でした。
人形の来歴や人形師に関するお話も内容が濃く、読み応えがあります。
かといって読むのが大変ということはなく、とても読みやすい。
富永君や師村さん、たまに登場する豆腐屋の主人や束前さんなど、みんな個性豊かで楽しい人たちばかり。

ぜひシリーズ化して欲しい作品です♪
面白かったー。
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
『白楼夢―海峡植民地にて』 多島 斗志之
大正期のシンガポール、海峡植民地と呼ばれていたこの街で身を起こそうとした林田は、またたく間に現地社会の顔役にのし上がった。やがて愛する女は死に、男は罠に落ちる。熱帯の地を血に染める物語が始まる。<Amazon 「MARC」データベースより>


初読み。
シンプルな表紙に惹かれて買ってみました。

シンガポールで顔役として活躍する林田は、白蘭の殺人現場に遭遇してしまう。
犯人として負われる林田。一体誰が彼を罠にはめたのか。
現在軸である林田の逃亡と、シンガポールにやってきた林田がどのようにして顔役にのし上がったのか、またどんな経緯があって百蘭と知り合ったのかという回顧が交互に語られる形式になっています。

最後の謎解きの部分で、そういえばこれはミステリでもあったんだ…と言うことを思い出しました。林田の逃亡と回顧録に重きが置かれているから、ミステリ独特の緊迫した雰囲気は薄いかも。なのでミステリであることも忘れてた…。

人間の思惑が渦巻く過去と現在。
みんなが腹黒いので、一体誰を信じたら良いのか…林田とともに読み手の私も疑心暗鬼になってしまい、無事に逃げ切れるのかずっとドキドキしていました。
また回顧録部分では、東洋人に興味がないといわれていた百蘭と林田がどのように接点を持ち近づいていったのか、心の変化や百蘭の必死さがとても魅力的でした。

描写が細かいわけではないんだけど、端的にわかりやすく書かれていて、とても読みやすいし理解しやすい。
林田の成長振りも違和感を感じることなく、一段一段、足場を固めながら階段を上がっていったんだなぁと思わせる。だからそこに仕掛けがあったとは、最後まで気付かなかった…。
驚きもたくさんあり、最後まで楽しく読みました♪
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
『ルピナス探偵団の当惑』 津原 泰水
「そうだ、検視の結果なんだけど」と姉(警察官)は言い、「いい。聞きたくない。いま食べてるし」と私(女高生)はかえすのだが、「じゃあ聞かないで。勝手に喋るから」そうして事件に巻き込まれ(押しつけられ)てゆく私たち。どうして殺人を犯した直後に被害者の残したピザなんかを食べていったのだろうか、どうして血文字のダイイング・メッセージ(らしい)はわざわざ鏡文字になっていたのか、そしてどうして死体から腕だけを無理して盗んだのか―。才人津原泰水が本格ミステリーの粋を凝らした傑作。<Amazon 「BOOK」データベースより>

津原さんの作品はこれで3作目…かな。
これまで読んだ中で、一番読みやすい作品でした。
津原さんというと私の中では『妖都』が強烈な印象で残ってるんですが、妖都とは全く雰囲気の違う作品でした。
と思っていたら、この作品、津原さんが少女小説作家さんだった時に書いたものらしい。
少女小説からの転向ってのは知ってたけど、どんなお話を書いていたのかは知りませんでした。
そうか、こういうの書いてらしたのか…。


主人公の女の子が好きになったのは、化石が大好きな男の子。
想いを告げたくてラブレターを書いたのに、姉に違うものに差し替えられてしまい、なぜか男の子の入ってる化石好きの集まりに参加することになってしまい…。

文体が軽いので、読みやすかったです。
つれない・・・というか、鈍感な彼に想いは伝わるのか。
ミステリよりもそっちのが気になって最後まで読んでしまいました(笑)
ミステリとしては、最初は盛り上がりにかけるけど、徐々にテンションが上がってきて…「大女優の右手」は誰が犯人なのか…いったい何故…色々と想像をめぐらしながら楽しく読むことが出来ました。
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
『グッドラックららばい』 平 安寿子
プチ家出から何年も戻らない母、いいじゃないか、と言う“文鎮”こと父、ダメ男に貢いで飄々と生きる姉、そんな家族にいらだち、上昇志向を実現しようと邁進する妹…。他人の迷惑顧みず、「自分の気持ち」に素直に生きるタフな4人がここにいる。けちなモラルや常識なんて笑い飛ばす、新しい家族の物語。 <Amazon「BOOK」データベースより>


すごいお話でした。
何がすごいって、登場人物がみんなすごい。みんなぶっ飛びまくり。

プチ家出から何年も戻らない母。そんな母に憤る妹と、落ち着いたら?と宥めながら何事もなかったかのように日常を過ごす姉。そして「いいじゃないか」とへらへら笑う父。
しかし妹は桁外れなほどの上昇志向を持っていて、お金を持っている男と結婚しようととにかく必死に行動する。その意気込みはもう、すごいとしか言いようがない。
読みながら、彼女の突き抜けっぷりに笑いがもれてしまったほどです。
果たして妹は金持ち男と結婚できたのか…?

父親はとにかく節約が趣味。
出費を抑えることが生きがいで、コンセントを抜くだけでなく、電話で話をしている娘のそばをうろちょろして「そろそろ切ったら?」と無言の圧力をかけたり…、もちろんもらい物万歳。
そんな父親が、妻に家出をされてどうするのか・・・。
実はどうもしなかった。

姉もまた、男の事ばかり頭にあって周りに頓着しない。

そんな家族と、彼らに関わる周りの人々の物語。

次に出てくるのはいったいどんな人物なのか。
時に共感したり、時に嫌悪したり…いろいろな人間像が見れる1冊でした。
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
『ムジカ・マキーナ』 高野 史緒
昨日アップするつもりだったのに、書いてる途中で寝てました…。

久々の高野史緒さん。デビュー作です。
1994年の第六回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補に残った作品。


時は1870年。
ウィーンの音楽家達の間でひそかに流行している麻薬<魔笛>。
ベルンシュタイン公爵はその<魔笛>の特徴が、戦時中に鎮痛剤として開発させたが精神に重大な後遺症を残すことが判明し、公にすることなく製造方法からすべてを廃棄した<イズラフェル>に酷似していることに気がついた。
<魔笛>の流行は、イングランドの興行師が始めた舞踏場<プレジャー・ドーム>が出来た時期と妙に一致する。また中毒者達の多くが<プレジャー・ドーム>の常連だった。

<イズラフェル>開発にも携わっており、また廃棄も完璧なものだったと信じていたベルンシュタイン公爵は<プレジャー・ドーム>を探り始めたが、その背後に潜んでいたのは・・・


麻薬におぼれる芸術家達。
自分の才能を認めてもらいたいけど、自己顕示欲が先走る若手音楽家。
そしてそこに付け入ってくる<ムジカ・マキーナ>。

音楽と音楽に取り付かれた人間の狂気と、狂気のような快楽を引き出す薬と、そして科学とが絡まりあった話。

堅苦しい文章でもないので読みやすいんだけど、
最初の数十ページは、これでもかってくらい字が詰まってるし、クラシックはもとより、音楽全般に対しての知識や教養が全くないに等しい私にはちょっと難しかったですあせあせ

文章を目で追ってはいるんだけど、内容が頭の中に入ってこないあせあせ

入り込むまでに少し時間がかかったけど、100ページあたりから面白くなってきました。
余談ですが、こんな私が1巻から楽しいってはまってた音楽漫画『のだめ』ってすごいなぁと改めて思ったりも(笑)

<ムジカ・マキーナ>の音楽の作り方は、似たような展開の話をなにかで読んだことがあったのであまり驚かなかったけど、どうなっていくんだろうというドキドキ感も充分あって楽しかったです。
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
『QED 百人一首の呪』 高田 嵩史
QED―百人一首の呪
QED―百人一首の呪
高田 崇史

貿易会社社長の真榊大陸が鈍器で頭を殴られ、殺された。
その次の日、娘の玉美が首をつって死んでいるのが発見される。
大陸を殺したのは玉美だったのか・・・?
しかし玉美の首には爪痕が残されていた。それが意味するものは?
そして大陸が握り締めていた札の意味は?


ずっと気になっていた『QEDシリーズ』を、やっと購入。
メフィスト賞っていつもどこか普通のミステリと違ったものを送り出してくるけど、この『QED』も、ふつうのミステリとは違った趣の話でした。

だって、主になってるのが犯人探しじゃないんですもん。

あくまでも百人一首の謎解きが主軸になってます。
犯人探しは、ついでにちょろっと語ってみました程度で、

ドキドキする謎解き、そして犯人は・・?!驚愕の結末!

を求めている人には、お勧めできません・・・。
百人一首には謎が隠されている、ってことをご存知でしたか?私は知りませんでした。
並べ方や、選ばれた歌がどういう基準で選ばれたのか、なんて考えたこともなかった。
定家が何を思って選んだのか、どのように配列し、解釈したらいいのか。この選定の意味するものは・・?という文学ミステリをものすっごい薀蓄でもって語り進めていきます。
薀蓄好きには楽しいと思う。(私は薀蓄読むの大好き・笑)

ただ・・・大変申し訳ないけど、百人一首を並べている場面はすっ飛ばしてしまいました・・・・あせあせ
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(4) | trackbacks(0) |