お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『理由あって冬に出る』 似鳥 鶏
芸術棟にフルートを吹く幽霊がでる、という噂が流れ始めた。
吹奏学部は来る送別演奏会に向けて練習をしなきゃいけないんだけど、幽霊を怖がって部員が練習に集まらない。なんとか幽霊の正体を突き止めたい…。
吹奏楽部の部長・高島さんと、吹奏楽部1年の秋野に頼まれてしまった美術部の葉山は一緒に夜の学校を訪れることになった。
幽霊は出ない。そんな予想に反して、幽霊は本当に出て・・・?!


面白かったです♪
可愛らしい表紙に惹かれて買ったんですが、中身も表紙のように可愛らしいお話でした。
探偵役の文芸部員で部長の伊神先輩や高島先輩、演劇部の柳瀬さんなどなど、登場人物がみんな個性的で明るくて、会話が楽しかった。
明るくて軽いミステリなので、どっしりしたのが好きな人には物足りないかもしれません。

身近にありそうな設定なので、夜の学校に残って幽霊の正体を見極める場面や、壁男遭遇の場面も一緒になってドキドキしたり、感情移入しやすかったのも良かったかも。
意外なところで意外な繋がりがあって、嬉しい驚きもあるし、哀しい驚きもあるし…最後まで飽きさせずに読ませます。
謎解きも、主人公の葉山と一緒に「なるほどー」と押入れの中でうなずきたくなる…。
そんな、どこかほんわかしたお話でした。
ぜひ続編も読んでみたい。

JUGEMテーマ:読書
| マメリ | ★★日本人作家 な行★★ | comments(2) | trackbacks(0) |
『ひまわりのかっちゃん』 西川 つかさ
ひまわりのかっちゃん
  • 著:西川つかさ
  • 出版社:講談社
  • 定価:1365円
livedoor BOOKS書誌データ / 書評を書く


昭和30年代の北海道。
かっちゃんの本当の名前は西川司。けれど、「つかさ」という名前が言いにくくて自分の事を「かっちゃん」と呼んでいた。

と、ここでお気付きになるかもだけど、このかっちゃんとは著者の事。

かっちゃんは勉強が嫌いで、いつもお母さんに怒られてばかりだった。お兄は勉強もスポーツも出来るのに、かっちゃんは「はんかくさい」子どもで…。
そして小学2年生に進級する春、とうとうかっちゃんは「ひまわり学級」に入ることになってしまいます。
「ひまわり学級」とは知的障害をもった子たちが入る学級。かっちゃんはひらがなも読めないし書けない。時計も見ることができないし足し算も出来ない子どもだったのです。

そんなかっちゃんに訪れた奇跡の出会い。

かっちゃんは小学5年生になる春、北檜山町と言うところに引っ越すことになり、かっちゃんも北檜山小学校に転校することになりました。けれど、この学校には「ひまわり学級」がなくて…。

まだ学校の始まっていない春休みに、かっちゃんは北檜山小学校で担任の先生になる予定の人と会いました。
それが森田先生。
森田先生と出会ったことでかっちゃんは大きく変わり始め・・・


前半ははんかくさいかっちゃん。
そして後半は森田先生と出会い変わってゆくかっちゃん。
もう、前半と後半では語られる世界が全然違う!
かっちゃんは子ども頃のこと、小学5年生以前の事をほとんど覚えてないのだそうです。ところが5年生になって、森田先生とであったことでかっちゃんの頭の中の霧が晴れて、世界が変わり始めたところからかっちゃんの記憶は鮮明になり始めます。
その変化が、読んでる私にも伝わってくる。

字も書けない、算数も出来ないかっちゃんに、森田先生は覚えろと強制しない。

なんでかっちゃんは字がかけないんだろう。
なんで足し算が出来ないんだろう。
なんでかな。

その「なんで」の部分を、森田先生はたくみにかっちゃんから聞きだします。
そして、かっちゃんに「そっかぁ!」と納得させる。
なんで?と疑問に思ったことに対して、「なんでも何もない!こうなるんだよ!」と強制せずに、じっくりと時には回り道をしながら、かっちゃんの「なんで」に素敵な答えを導き出していく。
読んでる私も「すごい、森田先生すごい」と感心しまくりでした。

何度も壁にぶち当たったけど、そのたびに森田先生が後押しをして壁を乗り越える力をくれる。
口で言うだけでなく、自ら体を張って実践してみせる森田先生の姿がとても素敵です。
森田先生がいう言葉の一つ一つも、とても良い。
こんな先生もいるんだなぁ…。

かっちゃんは森田先生の下でぐんぐんと成長をして、とうとう・・・。
もう最後は感動で涙が……。

こんな奇跡の出会いをした著者がすこし羨ましい。
そして、もし森田先生と出会わなかったらいったいどうなっていたのだろうか…と考えると怖くなってくる。
軌跡のような出会いで人生が変わった、とても素敵な本でした!
| マメリ | ★★日本人作家 な行★★ | comments(2) | trackbacks(1) |
『面白南極料理人』 西村 淳
なーぜーかー、
書き終わった記事が消えちゃった〜下向き下向き下向き
ありえん………悲しい


1996年の終わりから、第三八次南極地域観測隊員として南極に渡った西村氏。
西村氏が配属されたのは、南極昭和基地から内陸に1000キロ、標高3800m、平均気温−57℃、ウイルスさえも生存を許されない地の果て、天国に一番近い基地と言う別名を持つ南極ドーム基地だった。

読み始める前の感想は、
…どんな世界だ、それは…。

でした。だって想像もつかない。

そしていよいよ読み始めてみると…
これが面白くて途中止められなくなってしまいましたぴかぴか

この本をオススメしてくれたのは
超自分用図書館」のみすもとさん。
みすもとさん、ありがとうございました!楽しかったです!

総員たったの9名しかいないドーム基地での1年間の越冬生活の事が、料理を中心にして書かれています。
なぜ料理かというと、著者の西村氏が調理担当として越冬隊に参加してるから。

マイナス70度が続く冬の時期になってくると、マイナス30度とか40度がほんわか暖かいなーなんて感じちゃうんだそうです。
読み始める前も想像つかなかったけど、読んでもやっぱり想像も出来ない世界です…。

そんな低温の地で、羽毛服を着こんでジンギスカンパーティーをしたかと思えば、野球をしたりラグビーをしたりするドーム隊員達。
おいおいおい…。
果ては
「雪の中は暖かいというけれど、ここはどうなのかしら?ちょっとやってみようかなと思うのだけれど、誰か私を埋めてくれる?」←男性。しかも医者。
などと言い出す隊員が出てくる始末。そしてそれを実行に移し、マイナス55℃以下の雪温で、寒さのあまり死にそうになりあわてて掘り起こされてるのです…。

そんな笑えるエピソードも盛りだくさんだけど、もちろんちゃんとお仕事もなさってます。
世界最先端の精密機械を持ち込み観測を続けたりと、それぞれの仕事をこなしながらの生活。

周りには何もない。遠出をすることも出来ない、閉じられた空間で顔ぶれの変わらない人たちと1年間を過ごさなきゃいけない。
そんな中、食事くらいは豪勢でなきゃやってらんないよね…。とは思ったけど。
けど。

豪華なもの食べすぎじゃない?!
なに、6キロ20万円の宮内庁御用達の肉の塊って…!
ロブスターの味噌汁?
たらば蟹、毛蟹、花咲蟹、ずわい蟹など、蟹尽くしの夕飯を食べたり…。
羨ましすぎる…!

この食事は羨ましいけど…北海道の寒さで根を上げてる私に南極で越冬することなんて出来るのか?
出来るはずがないあせあせ

ちょっと南極が楽しそうに思えてくる、お腹のすく本でした。
| マメリ | ★★日本人作家 な行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |