お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪
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『手紙』 東野 圭吾
東野 圭吾
文藝春秋
¥ 620
(2006-10)
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。<Amazon 「BOOK」データベースより>

映画化されたこともあり、とても有名な作品ですね。
それを今更、初読みしました(^_^;)
もしかしたら最後まで救いがないかも…?と言うような作品は、読後もやもやが残っちゃうので避けて通る傾向にあったんですけど・・・なんとなーく手を出してしまいました。

加害者の家族を書いた作品を読むのはこれで2作目です。
以前読んだのは、石田衣良さんの『うつくしい子ども』。
おなじ加害者側の家族を書いた作品だけど、この『手紙』の方が読んでいて辛かったです。

兄が強盗殺人犯で服役中。
罪を犯したのは自分ではないのに、世間から色眼鏡で見られ、差別を受ける。
主人公の直貴は必死に頑張っているのに、兄の事が周囲に知れると職を変わらざるを得ず、夢を諦めさせられ、そして住む所も失ってしまう。
直貴の苦しみを読むたびに、なんでどうにもならないの?いい方向に行かないの?と思ってしまう。周囲の人間の対応って、露骨過ぎない?とも思ったりした。
けど、べつに特別酷い世界を描いているわけでもないんだということに、平野社長の言葉を読んでいて気付きました。

直貴視点で読むからそう感じるのであって、外から見ると、これはとてもありきたりな世間で、そこに強盗殺人犯の兄を持った特異な立場の直貴が紛れ込んできた…となる。
遠い世界としか感じられない加害者の身内が、実はどこにいてもおかしくない人で…もしそんな世間が身近にあったら、そのとき自分はどうするだろう?など、いろいろなことを考えさせられるお話でもありました。
何かいてるかわかんなくなった・・・。

そんなこんなで、最後のシーン、私はとても好きです。
| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(4) | trackbacks(0) |
『探偵ガリレオ』 東野 圭吾
突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。<Amazon 「BOOK」データベースより>

じつは読んだことなかったこのシリーズ…。
ドラマも途中途中を10分とか15分とか見たことはあるけど、一話全部見たことってないのです…。
けどドラマをちょこっとだけ見たわたしの中では、湯川は何かを思いついたとき黒板とかガラスとかに訳のわかんない数式を書いてるイメージでした。
本読んでびっくり。
そんな場面、全然ない…。
しかもドラマよりも普通の人だった…。

とても面白かったです♪
2作目、3作目も買おうと思った。読みたい本がどんどん増えていきます…。
草薙と湯川のやり取りも面白いし、最後に意外な出来事が起こったり(『転写る』)と最後の最後まで飽きさせない。
なにかしらの現象が起こったときなどの説明もなされているので、物理なんて全然理解できない!という私でも置いていかれることなく楽しめました。

知識を持ってなくても万人が楽しめるミステリ。
| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(6) | trackbacks(1) |
『バチカン奇跡調査官』 藤木 稟
セントロザリオ学院でおこる奇跡の数々。
その奇跡の真偽を見極めるためにバチカンから派遣された奇跡調査官の平賀とロベルト。田舎にある古いが由緒正しい学園かと思っていたら、初日から神父の殺害現場に遭遇してしまう。
しかも殺人はそれ1件では収まらず、その後も次々に神父が犠牲になる・・・
犯人はいったい誰で、なんの目的があるのか。
そして奇跡は真実なのか・・・


この本見て真っ先に思ったのが、イラストがTHORES柴本さんて・・・バチカンや神父との組み合わせってきたら、もろトリ・ブラじゃん。
とはいえ、イラストは表紙と内表紙だけでしたが。
うーん、平賀のイメージがちょっと…と思ったけど、繊細でちょっと毒々しさのあるイラストはこの本の内容ともあってました。

奇跡調査官という言葉も知らなかったのですが、楽しかったです。
処女妊娠にマリアの出現。奇跡としか思えない数々の現象。そんな状況にあっても冷静に現場検証を行い分析をする平賀たち。
学校運営の影に隠された謎…、これを書くとネタバレになっちゃうので書かないけど、まさか背後に潜んでいるのが○×だったとは…。
読み始めた当初は想像もしてませんでした。
意外な背景にも驚きました。
ゴシックな雰囲気は少ないですが、本当の奇跡を求めて奇跡調査をする平賀たちの活動にドキドキさせられた読書でした。
ごてごてした描写も少なく、薀蓄も少ない…意外とさっぱりした本でした。
もっとごてごてしてても良かったのに!そういうの読むの、好きだから(笑)
薀蓄読むのも好きなので、平賀にももっと薀蓄とか語って欲しかった〜。

天才コンビとのことだったけど、もっぱら活躍したのは平賀。
相棒のロベルトもいい人だったので、ロベルトの活躍の場ももうちょっとあればうれしかったなぁ。
JUGEMテーマ:読書

| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(2) | trackbacks(1) |
『厭犬伝』 弘也 英明
弘也 英明
新潮社
---
(2007-11)
魑魅魍魎が跳梁跋扈する異世界。厭太郎はひょんなことから仏師の娘の犬千代と、仏同士を戦わせるという「合(あわせ)」をするはめに。負け続けだった厭太郎だが幼馴染や合の達人の助けを借りて修練を積み、最後の戦いに挑む。 <Amazon「MARC」データベースより>


ファンタジーノベル大賞受賞作です。
今回は帯のあおり文句にちょっと買おうかどうしようか迷ってしまったんですが…。
帯に「美少年と美少女」とか「1990年代のゲームセンターの熱い空気と…」って言葉が入ってるんですね。うーん…なんか私の好きなジャンルではないような雰囲気…?と悩み悩み…でもファンタジーノベル受賞作っていつも楽しく読めるから…ということで購入。
で、結局。
楽しく読みました(笑)

惹かれる言葉、敬遠してしまう言葉って人それぞれ。
帯の言葉を考える人の大変さがなんとなーくわかりました。

さてお話は、異世界ファンタジーとありますがベースにあるのは江戸辺りの日本かな?
汚木をつかって作った仏で試合(作中のことばでは「合」)をして遊ぶことが趣味の厭太郎。けれどひょんなことから犬千代という少女から仇討ちを申し込まれ、合で命を賭けた戦いをする羽目になってしまい…というもの。

戦闘場面とか読むのが好きなので楽しめたけど…この子可愛い!とかいいなぁとか思ったりする場面がなかったのがちょっと残念。
ファンタジーノベル大賞っていうと『東京異聞』とか『しゃばけ』とか『金春屋ゴメス』とか『僕僕先生』とか、魅力的な登場人物がとても多くて、どのお話も世界観も素敵でのめりこむように読んでしまう。そんな話が多かったし、そこが好きでもありました。
それに比べると、この作品は主役級の人々にあまり魅力を感じれませんでした…。鵜市たち脇がいい味出しすぎてたから?
犬千代の必死さに「そこまでするほどかな?」と疑問を抱いてしまいました。ちょっと犬千代の内面描写が浅かったように思います。
厭太郎の必死さもあまり伝わってこず…。

けど合の場面は、頭の中で仏の動きを再現してみたくなるほど躍動感もあり滑らかな文章。ゲーム好きなので、コントローラー持って私も参戦してみたくなった。
鍛錬してレベルアップしていく行程も楽しかった。

JUGEMテーマ:読書


| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(2) | trackbacks(1) |
『正義のミカタ』 本多 孝好
正義のミカタ 〜I’maloser〜Amazonで購入livedoor BOOKS書評/国内純文学

蓮見亮太18歳。このたび大学に入学しました。

高校時代は長い長い冬だった。これからは春が来る!
そう希望を抱きながら入学した大学だったけれど、そこで高校時代のいじめっ子と再会してしまう。ああやっぱり大学でも変わらないのか…そう諦めた時、金色の髪の毛を短く刈り込んだ猿に似た人物が現れ・・・?!



面白かったです。
文章にもそして登場人物たちにも勢いがあるので、一気読み。

お話はいじめられっ子の蓮見亮太が、同じ高校から誰も進学していない大学に進む話。いやいや違うか。進んだところから始まる。
高校時代の事は忘れて新しい学生生活を…なんて思ってたのに、なぜかいじめっ子の1人が同じ大学に来ていた。そしてさっそくお金を巻き上げられそうになり、断ったせいでぼこぼこにされてたところに颯爽と現れた救世主。
まさに救世主といえるかもしれない。
彼の出現で、蓮見は少しづつ変わり始めた。

前半部分は、勢いに任せて…と言うのはおかしいけど、人物像の定着や活動場所の説明なんかを目的とした感じの、考えるよりも先に行動に移しちゃうような勢いのある展開。この勢いのある展開に、蓮見と一緒に「え、え、え、え?!」と戸惑いつつも次々と起こる珍事件やちょっぴり衝撃的な事件に驚き、気がつけば惹き込まれていました。


しかし後半部分からすこし様子がかわって、とある先輩の出現によって蓮見は常にぐるぐると悩むようになってしまいます。

負け犬の自分が、どこまで上がれるのか。結局は、同じ階層にいるしかないのか?

では正義とは何か?
正しい事をしていればそれは正義なのか。
間違ったことをしていても、それをしなければならない理由があって、そしてしいては人の為にもなるであろう行為も、正義になるのか。

こんな一概には説明できないようなことを語り、そしてともに考えさせられる展開に。

Aさんにとって○×することは正義。けれどBさんにとって○×することは正義ではない。
正義のボーダーなんてどこにあるのでしょうか。
本書では正義の事について書かれているけれど、このボーダーはほかの事にも当てはめることが出来る。性格の許容範囲だとか、どこからが高価でどこからが安いとか。
それぞれの育った環境も違えば、考えている事だって違う。それが人間と言うものなんだから。

他の人の意見に流されるだけでなく、蓮見が自分自身を見つめなおすことによって導き出した答えとは?

これがけっこう衝撃のラスト。どんなラストだったかは読んでのお楽しみ、ということで!

勢いもあり、色々と考えさせられるけど、読み終わってみると意外にも短時間で読めちゃってた本でした。

以下はネタバレになります。

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| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(8) | trackbacks(5) |
『魂のおいしいたべもの』 浜根 未稀
エスニックブームの火つけ役、渋谷の民芸品店。店に並べられた商品はみな「魂のおいしいたべもの」。真に良いものを見極める確かな目と、健康な価値観を育ててくれる心の栄養素にあふれた品ばかり。 <Amazon「MARC」データベースより>

久々に読み返したエッセイ。
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『空色ヒッチハイカー』 橋本 紡
  • 著:橋本 紡
  • 出版社:新潮社
  • 定価:1470円(税込み)
空色ヒッチハイカーlivedoor BOOKSで購入書評データ

18歳の夏休み、彰二は1959年製のキャデラックで川崎からおよそ九百キロはなれた九州を目指した。
1人ではつまらない。
もしヒッチハイカーが居たら乗せていこう。
そうして走っている時に出会った最初のヒッチハイカーが杏子だった。

彰二の兄、彰一は勉強も運動もなんだってすいすいこなす天才だった。そんな兄が憧れで目標だった。だけど兄の背中は彰二の前からなくなった。

キャデラックと美女杏子さん、ときどき出会うヒッチハイカー、そして旅先での小さな出来事。そして終着点に待ち受けていたものは・・・


表紙がキレ〜。
ほんとこの表紙みたいに、まっすぐに気持ちの良い青空に向かって走っていくようなお話でした。
主人公の悩みふっきり&ちょっぴり成長の物語。

彰二は高3の夏休みに、無免許で!九州に向かっちゃう。
無免許ってところがちょっといやーんな感じだけど、このつっぱしり具合が若さだな〜!!とも思ってしまいました。
もうちょっと成長しちゃうと、いろいろと考えてしまうんですよね。
あんまり突っ走れなくなっちゃう。

そんな年齢の一歩手前にいる彰二は、杏子さんを乗せたことからなぜか次々と現れるヒッチハイカーを載せて九州へと向かいます。
車の故障で困ってたカップルや、日本を旅してる青年、スーパーの駐車場で途方にくれたようにしていたおじいさんに家出少女などなど。

彼らと過ごしていると、塾で知り合った友達未満だけど気になる存在の少年の事や兄と過ごした日々の事を思い出して、あの時はこうだったんだな、じゃあ、ああすればよかったのか。それとも・・・?と悩みながら、少しずつ前へ進んでいきます。
そして九州での彰二の目的は・・・彰二の気持ちを考えるとちょっと切ないけど、最後まで真っ青な空が広がっていて気持ちよかったです。

これからは、自分で切り開いていく!
そんな爽やかな青春小説でした。
| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(4) | trackbacks(5) |
『匂いをかがれる かぐや姫 〜日本昔話 Remix〜』 原 倫太郎
  • 著:原 倫太郎 著:原 游
  • 出版社:マガジンハウス
  • 定価:1000円(税込み)
匂いをかがれる かぐや姫 ~日本昔話 Remix~livedoor BOOKSで購入書評データ

『一寸法師』『かぐや姫』『桃太郎』といった、誰もが知ってるとても有名な昔話。
この昔話を翻訳ソフトを使って英語に自動翻訳。その後、その翻訳文を今度は日本語に自動翻訳すると、どのような文章になるのか・・・


けっこう馬鹿馬鹿しくて笑えます。
まず昔話の題名からしておかしい。

「一寸法師」は「少量法律助言者」へと姿を変え、「かぐや姫」は「匂いをかがれるとすぐに、プリンセス」、そして「桃太郎」は「桃タロイモ」。

その中で私は、桃タロイモが一番楽しかったかも。

まず元の昔話が書いてあり、次のページに再翻訳された新昔話が書かれています。

桃太郎の場合、かの有名な「どんぶらこ」という言葉。
これが再翻訳されると【上司ブラコッコ 上司ブラコ】になる・・・。「どん」は擬音語(?)だけど、英語で「ドン」というと親分とか「上司」ですもんね。
なるほどね、そうきたかー。
と、ちょっと違うけどある意味正しく翻訳されてるのを、途中経過を想像しながら楽しめるところもあれば、

一寸法師では「ぶらぶらと歩いていくと」が
→【私がブラジャー、ブラジャーとともに歩いた時】となっているのです・・・。
ぶ・・・ブラジャーとともに歩いてるのか・・・。変態じゃん・・・。

と思わずクスリと笑ってしまうものまで。

しかも、再翻訳のページにはカラフルでファンキーなイラストが添えてあるんですけど、ちゃんとこの奇天烈な文章に則したイラストなんです。
なんだか不思議な髪形をしている少量法律助言者は、二つのブラジャーとともに歩いてますあせあせ

頭の中を空っぽにして読める本。
重い本を読んだ後とか、気分転換に良いかもしれません。

ただ残念なのは、昔話たった3話分しか収められていないということ。
短すぎる…。
あまりにあっけなくて、「え?」と驚いてしまいます。
どうせやるならとことんやってほしかった。
内容が薄すぎるので、立ち読みでぱらぱらと見て終わる人も多いと思います。
| マメリ | ★★日本人作家 は行★★ | comments(10) | trackbacks(1) |
『清談 佛々堂先生』 服部 真澄
清談 仏々堂先生
清談 佛々堂先生
服部 真澄

漫画のような本だな、と思いました。
とても読みやすい。
『ドグラ・マグラ』の後にはちょうど良かったです。

関屋次郎は椿の絵でしられた画家。彼の名を世に知らしめた出世作「八十八椿図屏風」は美術雑誌でも大きく取り上げられ、話題をよんだ。
けれど、今の関屋が描く椿の絵には力がない。目端の利く人間は、目を向けてくれない…。
そこへ木島という女性がやってきた。実は彼女は佛々堂先生からの密偵で、関屋から詳細を聞いた木島はそれを先生に報告する。
そして先生が関屋にちょっとしたお節介をするのだけど・・・

我楽多満載のワンボックス・カーに乗り、ほころびたシャツにくたびれた作業パンツみたいなのをはいてたりと、パッと見は怪しい。でも実はすっごい人物の佛々堂先生が仕掛けるお節介のお話。
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