お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『忍びの国』 和田 竜
和田 竜
新潮社
¥ 1,575
(2008-05)
伊賀一の忍び、無門は西国からさらってきた侍大将の娘、お国の尻に敷かれ、忍び働きを怠けていた。主から示された百文の小銭欲しさに二年ぶりに敵の伊賀者を殺める。そこには「天正伊賀の乱」に導く謀略が張り巡らされていた。史実に基づく壮大なドラマ、われらの時代の歴史小説。<Amazon 「BOOK」データベースより>

とつとつとした文章。かと思えば戦シーンでは躍動感があり流れるような文章で楽しく読みました♪
登場人物にちょっと個性が少なかった気もしますが…それは忍びだからってことで。

やはりこういうのを読むなら、無敵の強さを誇る忍びが出てきて欲しいですよね。
出来すぎといわれようと、そういうキャラが出てくると面白いので私は好きです。
この『忍びの国』でその立場に居るのは無門。
つぎつぎと敵を倒し、飄々としている姿がとても清々しかったです。

けれどそんな無敵の無門でも、惚れこんでさらってきたお国の前ではつねにたじたじで形無し。
そのギャップも面白かったです。

伊賀と伊勢の戦の結末も気になるし、無門や鉄、お国の行く末も気になる。
続きが気になって一気読みしてしまいましたプシュー
| マメリ | ★★日本人作家 わ行★★ | comments(0) | trackbacks(1) |
『のぼうの城』 和田 竜
和田 竜
小学館
¥ 1,575
(2007-11-28)
Amazonおすすめ度:
映画化企画進行中!新しい英傑がここにある

城戸賞受賞、注目の大型新人脚本家が自ら小説化!武・智・仁で統率する従来の武将とは異なる、駄目だが人間臭い魅力で衆人を惹きつけて止まない英傑像を提示した、まったく新しいエンタテインメント小説 <Amazon 内容紹介より>


とても読みやすい歴史小説でした。
読みにくい名前がつらつらと出てくるでなし、わかりにくい役職名が並べられているわけでもなく。最後までするすると楽しく読めるお話でした。

買ったきっかけは、オノ・ナツメさんの表紙。
目をひく。しかもカッコイイ。さすがオノ・ナツメさん。(漫画も大好き)

長親が登場した際に、うわーちょっと苦手なタイプの主人公かも…と思ったのですが、読んでいくうちになぜか長親に愛着を抱いてしまう。
不思議な魅力のある主人公でした。
ガキ大将のような一面を持っている和泉や、高齢な和尚の明嶺にやりこめられる丹波など、彼の周りにいる人々もとても魅力的。

でくの坊を略して「のぼう様」と呼ばれるようになった長親が、どのようにして戦を決意したのか、そして三成の大群を相手に戦ったのか。
戦の結末を知らなかったのでずーっとハラハラドキドキしつつ、結末は爽快で気持ちよかったです。
楽しかったです♪
| マメリ | ★★日本人作家 わ行★★ | comments(2) | trackbacks(0) |
『これを食べなきゃ―わたしの食物史』 渡辺 淳一
鮨屋の職人も認めた母のイクラ、生のまま炭火で焼いて食べる松葉ガニ、正月には飯寿司と酒だけあればいい、竹林を見ながら筍を食う…食物へのこだわりを通して、人生を語る美味なエッセイ。<Amazon 「MARC」データベースより>


渡辺淳一さんの初読みがエッセイ…(笑)
恋愛小説ってあまり興味がないし、しかもドロドロしたの苦手だし…。
私の中で渡辺淳一さんは『失楽園』のイメージが強く、どうも未読のくせに苦手意識の強い作者さん。
なので、このエッセイはとっつきやすくてよかった。

著者があとがきでも書いている通り、独断と偏見が散らばっているけれど(私の好物を「美味しいとは思わない」「秀逸とは思わない」と何度も切って捨てられた時はちょっとムカッとした・笑)、おいしそうなものを本当においしそうに文章で紹介されるので、読んでるほうはたまりません。
お腹がすく!!
北海道出身ということもあり、カニやイクラや鮭などがどれほど旨いのかを延々語られたりしたらもう・・・。

お腹がすいているときには読まないほうがいい本。
北海道に行って、美味しいものをたくさん食べたくなります。
JUGEMテーマ:読書
| マメリ | ★★日本人作家 わ行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |