お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
LINKS
アマゾン ウィジェット
リンク
ほんぶろ
DrecomRSS
Blog People
RECOMMEND
RECOMMEND
Modern Classics: Cookies, Biscuits & Slices, Small Cakes, Cakes, Desserts, Hot Puddings, Pies and Tarts (Morrow Cookbooks)
Modern Classics: Cookies, Biscuits & Slices, Small Cakes, Cakes, Desserts, Hot Puddings, Pies and Tarts (Morrow Cookbooks) (JUGEMレビュー »)
Donna Hay,Con Poulos

手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪
RECOMMEND
東南アジア・オセアニア
東南アジア・オセアニア (JUGEMレビュー »)
ユネスコ世界遺産センター

アンコール・ワット最高
PROFILE
SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
『ホットロード 1 完全版』 紡木 たく
知ってました?!
昨年末、紡木たくさんの書き下ろしの単行本が刊行されてたこと!!
じつに12年ぶりの作品!
『マイガーデナー』という作品らしいです。こちら↓
マイガーデナー
マイガーデナー
紡木 たく

これを編書房さんで購入するとポストカードもついてくるとか。
偶然知ってとても驚いて、即注文。

そして興奮冷めやらぬまま、なんとなくアマゾンみてたら…『ホットロード』の完全版が1年ちょい前に出ていたということを知ってしまいました。
なんと雑誌掲載時のカラーページが完全再現!
完全版は全3巻。
そのうち2,3巻はアマゾンではすでに品切れ…。集英社でも品切れの為購入できず、ないとなるとどうしても欲しくなって必死こいて探してしまいました。
結局、紀伊国屋の岡山店にあったので、代引きで購入しました。

以前はマーガレットコミックスを持ってたんだけど、ワーホリに行く前に売っちゃったのか…手元にない状態だったので久々の紡木ワールド。

ここまで書いといて今更だけど、紡木たくさんをご存知の方はいるでしょうか?
ほんとは「みんな知ってるよね?!」と言いたい。

『ホットロード』は20年前の漫画だけど、大好きな作品です。
この漫画を読んだきっかけは覚えてないけど…とても好き。
『ホットロード』だけじゃなく『瞬きもせず』や『純 JUN』など、紡木さんの作品全部が好き。

20年前だからって、絵が相当古いんじゃない?なんて思ったら大間違いですよ!
絵も良いんだこれが!
たまらんプシュー
和希と春山とその家族の物語。
悩みながらも必死に生きようとする姿には涙が滲んできます。

仕事から帰ってきて、夕飯を食べるよりも先に届いたホットロードを読みふけってしまいました。
はー、楽しかった。
久々に紡木熱が再発してしまったので、この勢いのまま『瞬きもせず』とか購入しちゃいそうです。
そしてまたコンプリートしそうな勢い。

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

| マメリ | 漫画 | comments(6) | trackbacks(0) |
『神童』 さそう あきら

神童
  • 著:さそうあきら
  • 出版社:双葉社
  • 定価:600円
livedoor BOOKS
書誌データ / 書評を書く



音大入学を目指して浪人中の菊名和音(カズオ)は、聴覚は優れているんだけどピアノの腕はいまひとつ。このままでは音楽の道も閉ざされてしまう…そんな時に出会ったのが、小学生の成瀬うただった。
うたは羽毛のようなタッチでピアノを弾く天才少女だった。
漫画文庫 全三巻。


書評を見ると、ほとんどの人が大絶賛。
え、そんなにすごい漫画なの?『のだめ』を越えたって…『のだめ』かなり面白いじゃん!
どんな漫画なんだろう?
ものすごく興味津々でした。で、再献本があったので即申し込みしてみて…

最初にぱらぱらっと中身を見たときは、ちょっとショックでした。
表紙絵では楽しそうに、そしてはじけるような本当に素敵な笑顔を浮かべている”うた”。
でも覗いてみた中身では…漫画では良くあることだけど、絵が違う…。
躍動感の無い、ちょっと個性的なこの絵。
正直苦手だなぁと思ってしまいました。

天才少女。
母親は典型的なピアノ一筋の教育ママ。
でも少女は違うことがやりたくて
そんな少女がコンクールに出れば、審査員も目をむくほどの腕前で…
みるみる世間の注目を集め始める

設定はこれ以上ないくらい王道ですね(^_^;)

その王道中の王道ともいえるこの作品が、なんでこんなにも人々の心に響くのか?
この漫画が他の漫画と一線を画するところは、寄り道がないところかな?と思いました。漫画は娯楽、だから寄り道に寄り道を重ねて、本筋とは全然関係のないエピソードが沢山含まれているものがほとんどです。
それがどろどろの恋だったり何かしら遊んでる場面だったり、家族や友人達との食事風景だったり…。
そういう日常の場面もあるから、親しみやすくてまた楽しくもある。それが漫画。

けどこの『神童』には、そういった寄り道がほとんどありませんでした。
そばを食べに入った店で演歌を聞けば指が動き、音を聴く。
野球をしていても風の音を聞き、リズムをとってボールを打つ。
風と「振動」で音を聴く。

全てに音楽が関係していて、これでもかってくらい音が詰め込まれてる。

音を、絵で表現してるのも面白いなぁと思いました。
欲情している時の音だったり、亡霊が暴れだしている絵だったり、時には森に息づく全ての者達のざわめきだったり。

これ、少女マンガとかで描いたら、きっと20巻とかの大作になるんじゃないかな?
それがたった3冊の文庫の中に詰め込まれています。
読み応えありました。
| マメリ | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |