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Donna Hay,Con Poulos 手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪ RECOMMEND
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2007.11.03 Saturday 23:49
『神様がくれた指』 佐藤 多佳子
久々の佐藤多佳子さん。 この方がどんな本を書くのか、それほど読んでないのでまだよくわからないんだけど…これまで読んできた佐藤さんの本の中ではこれが一番好きかも。 読み始めは、スリの主人公や、カードギャンブルが好きで借りたお金をつぎ込んでパーにしてしまう占い師のことを、生理的に好きになれませんでした。 だから、序盤はあまり物語りに入り込めず…読み進めるのにちょっと苦労したんだけど・・・ 気がつくと、主人公の辻や占い師・昼間に好感を持ってました。 人間臭さを感じるからかな? スリや占いの事ばかりでなく、2人でコーヒーを飲む場面、ちょっとした世間話をする場面、徐々に打ち解けていろいろな会話をし始める2人…。 佐藤さんの書くキャラは、温かみがあってどこか読み手をほっとさせるところがあるので、読んでいてとても気持ちがいい。 スリ、誘拐、殺人未遂なんて、全くもって温かみのある言葉ではないけど…殺伐とした空気を和らげる登場人物たちばかりでした。 辻の追っているワルガキどもとのすれ違いに身悶えするほどじれったく感じたり、昼間の占いにどきどきしたり…。 辻と昼間のやり取りにホッとしたり。 読後感もとても良かったです♪ 2007.04.03 Tuesday 17:03
『サマータイム』 佐藤 多佳子
『一瞬の風になれ』の佐藤多佳子さんのデビュー作。 春永さんとこでこの表紙を見て、ぜったい読む!とその次の日に買いに行った本。 『神様がくれた指』が積読になってるのに、先にこっちから読んじゃった えーと…春永さんのように泣いたりはしなかったんだけど 良かったです! 『一瞬の風になれ』と同じく、感情がすっごくストレートに伝わってくる作品でした。 いまは夏じゃないのに、読んでると夏の空気が漂ってくるような…そんな本。 なんというか、言葉の選び方がすごいんですよね〜! 春永さんも書いてるけど、一番好きなシーンは、進と広一と佳奈が、ゼリーを食べてるところ! 佳奈が作ったゼリーがとても塩辛くって進が 「塩と砂糖間違えただろう!」 「間違えてないわ」 佳奈はすましている。 「あ、海。海だ!」 いきなり、広一君が叫んだ。 塩辛かったゼリーが、海になるんです。 ひと口めは、南の海の波。ふた口めは・・・・ そして夏が終わるなんて! 感動してしまいました。 中学生にもオススメしたい一冊! 中学生!読んどけ!若いうちに読んどけ!って言いたい〜(>_<) 春永さん、オススメありがとうございました!! 2007.01.12 Friday 23:47
『一瞬の風になれ 第三部−ドン−』
一瞬の風になれ 第三部 -ドン- 佐藤 多佳子 とうとう最終巻です。 三年生に進級し陸上部部長となった新二。 これまで4継は根岸・練・桃内・新二のメンバーだったけど、実力のある新入部員、鍵山が入ってきたことで根岸は4継メンバーから外れた。しかし鍵山は実力はあるけどクセのある性格で、メンバーの輪が乱れはじめ・・・ 楽しかったです。 キャラが屈託なく明るいから、部活してるんだな。それも、ただ部活だけに燃えるんじゃなくて友達との交流も大切にしてるし、恋心だってはぐくむし…。すべてに、楽しく、けど一生懸命打ち込んでるのが伝わってきました。 スポコン物ってたまに、こいつらは本当に高校生か?ってくらいストイックに練習に打ち込んでる姿が書いてあるものもあるけど、この本なら違和感なく世界に入り込める。新二達の高校生活の中に、共感しつつ紛れ込ませてもらえました♪ 人間関係に悩んだり、大好きな兄との関係に悩んだり、そして先輩として指導していく立場からの悩みも尽きない…。 悩みながら、周りの友人達の助けを借りながら少しづつ前へ進んでいく新二にちょっと目頭が熱くなったりもしつつ…そして大会中は手に汗握りながら…。 最後まで、短距離を走るようにものすごい疾走感のあるお話でした。 すごいすっきり〜爽やか〜爽快!って感じです(笑) ところで、谷口さんとはどうなったの?それが知りたかった!! 2007.01.11 Thursday 23:38
『一瞬の風になれ 第二部−ヨウイ−』 佐藤 多佳子
一瞬の風になれ 第二部 佐藤 多佳子 冬のオフシーズンを経て、高校2年生に進級した新二。冬場のフォーム作りが実を結び、スピードは着実に伸びている。天才肌の連も、合宿所から逃げ出した1年目と違い、徐々にたくましくなってきた。新入部員も加わり、新たな布陣で、地区、県、南関東大会へと続く総体予選に挑むことになる。 新二や連の専門は、100mや200mのようなショートスプリント。中でも、2人がやりがいを感じているのが4継(400mリレー)だ。部長の守屋を中心に、南関東を目指してバトンワークの練習に取り組む新二たち。部の新記録を打ち立てつつ予選に臨むのだが、そこで思わぬアクシデントが……。(Amazonより) あらすじはAmazonより転載させていただきました・・・。 今第三部を読んでるんですけど、どこまでが第二部でどこからが第三部かわかんなくなっちゃった 第一部では素人だった新二も、しっかりと陸上に腰をすえ、第一部ではふわふわしていた連も落ち着きを見せ始めたので、またどっか行っちゃったらどうしよう・・・という不安を感じることなく読めました。 成長したなぁ〜。 2年に進級したことで新二達にも後輩が出来、下からの追い上げに「うかうかしてられない」という気合を入れる。副題の「ヨウイ」という言葉通り、基礎練習を積み、自分の走りを見つめなおし、じっくりと力を蓄え始める様が描かれています。 そして蓄えた力が爆発したらどうなるんだろう?!という第三部への期待が、すごく膨らみました。 けど、関東大会出場権を手に入れた春高陸上部は、メンバーの怪我というアクシデントに見舞われてしまいます。初めての大きな怪我に戸惑いを隠せず、また怪我をしていてもつい期待をしてしまう葛藤。 そんな葛藤ととまどいのなかで、少しづつ強固になっていく結束と信頼。 新二の一人称で、しかも試合は新二が実況中継してくれてるから、臨場感も躍動感もばしばしと伝わってきて、一緒になって興奮できるのでとても楽しい。そして気がつくと「頑張れ」「行け!」と手に力が入ってしまうような本でした 2006.12.25 Monday 23:54
『一瞬の風になれ 1 』 佐藤 多佳子
一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ-- 佐藤 多佳子 サッカー好きの両親、そして天才的なMFの兄・健一。幼い頃から新二もサッカー一筋に頑張ってきたけれど、いまひとつ上達しなかった。 努力して努力して・・・けれど報われなかった。 そして高校受験。サッカーの強いところとか関係なく、親や兄の反対にも耳を貸さず、新二は自分の決めた春野台高校に進んだ。 春野台高校で幼馴染とともに入部した陸上部。 最初はサッカーに未練タラタラだったけれど、次第に走ることに魅了されはじめて・・・ スポコン物って好きです。 私自身は運動苦手だけど、読むのって好き。 新二の幼馴染の連は、根性とか気合とかそんなのチャンチャラないのに、天才的なスプリンター。完璧に近いフォームで走るその姿が、新二の目を通して語られます。 そしていつか、連を抜いてやると宣言する新二。 走ることが好きになって、連の走りが好きで目標としている。けれどやる気のない、みっともない姿をさらそうと全く気にしない連が自分の事より悔しい。 新二は努力して努力して上へと這い上がっていく、努力型の天才。 必死になって、努力して、そして夢を掴む姿が描かれているスポコン物って、読み終わった後の爽快感がたまんない。身震いしたくなるような、気持ちよさがあります。 でもって、陸上部のメンバーが楽しい。 誰がって2年生の浦木さん。 風水や占星術や易なんかの本をよく読んでいて、試合前は常に風を気にしてる。西からの風だと凶で東からの風になると吉、とか。そして、吉の風になると大喜び! 1年にしかる時も、風水を考えた部屋の家具の配置とかを指導してくるし、寝言も笑える。 とにかく徹底してる浦木さんが、笑わせてくれました。 夢に向かってひたむきに頑張る姿が、楽しいです。 2,3巻、買ってこなきゃー。 |
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