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2008.10.15 Wednesday 01:14
『炎立つ〈弐〉燃える北天』 高橋 克彦
2巻もとても面白かった。 1巻の書き出しを読んだ時は安部頼良が中心となって話が進むのかと思っていたけど、頼良は始まりを作った人、という立場だったんですね。 中心となって語られているのは、息子の貞任、そして朝廷側に身をおいている藤原経清、更には活躍はまだまだこれからという源義家。 このシリーズは全5巻。その前半部分でもうこんな展開が?!と驚くほど、スピーディーに話が進みます。 安部側と朝廷と言うか源氏側との駆け引きがとても面白い。 頼義たちは頼良を押さえつけようと手を変え品を変え奮闘するのに対し、安部側は従うふりをして先手を打ち、逆に相手方を驚かせてしまうのが痛快。 源頼義は安部側からは厄介だ、恐ろしい…といわれ続けていたけれど、老いのせいなのか…2巻はなんとも情けなかった。 ここでも若い世代に代替わりかな?義家の将来が怖い。 いったい奥陸奥にどんな影響を及ぼすのか。義家の存在が大きければ大きいほど、読んでいて不安になります。 それにしてもまさか、2巻で彼が亡くなるとは思ってなかった…。 彼は1巻当初ではちょっと頼りないような印象を受けたのだけど、徐々に底力を見せてきて、2巻ではこの人いいじゃんと思わせた。のに、亡くなってしまった… 2008.10.12 Sunday 01:05
『炎立つ〈壱〉 北の埋み火』 高橋 克彦
陸奥三部作の第二弾。 全5巻ということで、1巻はまだまだ序章的なものかな?と思っていたのですが、すでに朝廷との対立の芽が出始めており、驚きました。 魅力的な登場人物たち。 蝦夷側の男性陣が魅力的なのはもちろんの事、女性陣もただ守られているだけの存在ではなく、自分の意思を持ちしっかり男性陣の後押しをする姿が新鮮で頼もしい。 今後の展開はなんとなく予測はつくのですが、いったいどのように転がっていくのか…。 登任が都に帰ると次に出てくるのは…あの人。 皆が恐れる彼がやってくると、きっと陸奥では厳しい戦いが始まってしまうのだろう。 悲しい結末はなるべくなら見たくないのですが…頼良や貞任、宗任たちの熱き戦い、じっくり読んでいきたい。 陸奥三部作というのは知っていたけど、土地が同じだけで時代が違うのだから人物は全くかぶらないだろうと思っていたので、いきなり跡呂井の名前が出てきたときは鳥肌がたちました。 『火怨』は素晴らしい作品でした…。あれは泣いた。もしやこの『炎立つ』も・・・? いやいや、最後までどうなるかはわかんない!! 2007.10.06 Saturday 02:28
『火怨―北の燿星アテルイ 』 高橋 克彦
この本はずいぶん前に、「higeruの大活字読書録」のhigeruさんからお勧めいただいた作品です。 higeruさんご本人もオススメしたことを忘れてらっしゃるそうですが(笑)、とりあえず一言。 オススメです!! いやもう、めちゃめちゃおもしろいです! 北方謙三さんの水滸伝とかお好きな方ならはまっていただけるのでは。 私はあまりに熱中しすぎて…同じ場面を何度も繰り返し読んでなかなか先に進みませんでした(笑) 学生時代に日本史の授業で聞いたことがあるかな、でも詳しいこと覚えてないなぁという程度だった蝦夷。 これは、平和に暮らしていた陸奥の蝦夷たちと、蝦夷の土地を侵略せんと攻めてきた朝廷軍との戦の物語です。 時代は宝亀十一年(七八〇年)。 阿弖流為たちは、蝦夷の魂、そして大地や空、花たちの為に戦うことを決意。 その心意気や、まっすぐな有様に何度も心打たれました。 倍以上の敵を前に、策を弄し対等以上に戦い続ける阿弖流為たち。 阿弖流為や母礼、飛良手など、みんな生き生きとしていて、人間性にもとても好感を持てるのも良い! 彼らへの思い入れも、読めば読むほど強まるばかり。 己の志を貫き通した蝦夷の武者たち。 前線に出ている阿弖流為達を中心に据えて書かれているので、戦闘描写や合議の場面が非常に多く、そういうのが苦手な人にはちょっと辛いかもしれません。 が、泣けるお話です。 切なくて泣けるんじゃなくて、生き様に、心意気に泣けます。 下巻の480頁辺りから涙がぼろぼろ出てきて、それ以降、最後の最後までティッシュが手放せませんでした。 読んでよかった〜! この方の別の歴史小説も読んでみたくなりました! |
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