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2007.04.08 Sunday 02:08
『まんまこと』 畠中 恵
お花見には行きましたか? 私はここ最近、毎日のようにお花見してます。 ……1人で… 今日も今日とて、お弁当を持って平和公園まで出向き、ベンチに座ってボーっとお昼ご飯を食べて、ぼんやり本を読んで、1時間を過ごしました 気持ちよかった〜! ただ今日は土曜日。ものすっっっごい人出でしたドームの横を通るとき、「すいません」なんて人を避けながら歩かなきゃいけないほど。 平和公園って観光地なんだなぁってつくづく思った…。 そんな平和公園で1人でお弁当を食べてる私…(^_^;) といっても時間帯が違うだけで、うちのスタッフもみんな平和公園で1人でお弁当を食べてるんですけどね。 私たちは慣れちゃってて恥ずかしいとかあまり思わないんだけど、家族連れとか旅行者の多い平和公園。傍から見ると友達のいない寂しい人にみえるのかな(^_^;) でも背中にぽかぽか日差しを浴びながらぼんやりしてると、気分転換にもなるしすっごく気持ちいいです ということで、今日読んだのは畠中さんの新シリーズ 江戸は神田の古名主の息子、高橋麻之助は親もあきれる大層お気楽な若者。 同じく町名主の息子、八木清十郎とは幼い頃に道場で知り合って以来の付き合い。 そこにもう1人、これまた道場で知り合った吉五郎が加わわると、幼い頃からの仲良し三人組。 清十郎はひどいたらしの女好き、一方の吉五郎はこれでもかと言うほど馬鹿固い性格をしている。 麻之助は十六の時まで生真面目で勤勉だったのに、ある日を境にポロリとお気楽な若者に化けてしまった。 町名主の下には日々、小さな揉め事が持ち込まれる。 身ごもった娘の父親はいったい誰なのか、万年青のほんとうの主はいったい誰なのか、はたまた作り話が本当になり、いきなり娘が湧いて出たり・・・。 はてさて、これらの事の真相はいったい・・・? 日向ぼっこしながら読むのに丁度いい、ほのぼのとしたお話でした♪ 読み手も、おやまあどうなることやら、とお気楽に構えて読み進められるので、のんびりと楽しめます。 けど謎解きとか思わず考えさせられる場面もあったり、麻之助の切ない恋心にきゅーっとしたり…。 登場人物がみんな魅力的なので、そこもまた楽しい。 そうそうこのシリーズもまた親が甘い!(笑)特におとっつぁん。 そこかしこに、甘〜いおとっつぁんが出てくるのが楽しかったです 新シリーズって書いてあるから、もちろん第2弾も出るんですよね?早く読みたいなぁ〜♪ 『アコギなのかリッパなのか』はシリーズ化しないのかな…。 Comment
みすもと (2007/04/08 11:19 PM)
実は畠中さんの本て、絵本のコーナーに置いてあった「みいつけた」しかまだ読んだ事ないんですよ。
マメリさんの書評読んで、いつか読まなきゃと思っているうちに、もう新シリーズ! ヒーッ、と嬉しい悲鳴です。
lovebanana0329 (2007/04/09 12:43 AM)
お花見行ってきました(^^)
お抹茶と桜餅も食べてきましたよ〜 なんだか久しぶりのお花見でした。平和公園で、一人お花見。羨ましいですねぇ。私は公園で一人ボーっとしていたいです。 平和公園・・・つい最近の景色ですのでなんだか懐かしいです。 畠中さんの本って私はまだ未挑戦です。読んでみたいと思いながら別の本買っちゃって・・・今度読んでみますね。
なつ (2007/04/09 1:24 PM)
こんにちはー!
東北地方はまだ寒い日が続き、 桜の開花は先の話です〜。 お花見しながらの昼ごはん、いいですね〜!!羨ましいです☆ 新シリーズ、ぜんぜん知りませんでした^_^;早速購入しようと 思います。 またまた甘〜いお父さん登場ですか(笑) 畠中さんのお話は和みますよね。読むのが楽しみです!
マメリ (2007/04/10 2:12 AM)
>プリンさん
こんばんわ〜☆ 新シリーズですよー。開幕です♪ そういえばプリンさんはしゃばけシリーズは文庫版で集めてましたね。文庫化を待つのって辛いもんねぇ(^_^;) 新シリーズも、しゃばけみたいにほっとできる楽しさがあるので、単行本で買っても損はないと思いますよん♪
マメリ (2007/04/10 2:17 AM)
>みすもとさん
こんばんわ〜☆ 『みぃつけた』持ってます〜(笑)あれには癒されました…。 畠中さんはまだ作品数とか少ないし、読み始めるなら今かも?! 新シリーズはしゃばけシリーズのような可愛らしさは少ないけど、ほのぼのとした空気のお話だったので、私はしゃばけシリーズと同じくらい好きになりました♪ 機会があったら是非よんでみてくださーい☆
マメリ (2007/04/10 2:22 AM)
>lovebananaさん
こんばんわ〜☆ 桜餅!美味しそうですね〜!桜餅は、あの桜の葉っぱのすこししょっぱい味が餡の甘さとあいまってなんともいえない美味しさに…!! 大好きですよー! ヤバイ、桜餅食べたくなってきました…。 今日も平和公園に行ってきたんですけど、土日ほどではないけどやっぱり人が多かったです。外国の方の多さに驚く…。 公園でひとりでボーっとしているのも気持ちいいですよね〜♪ 今の季節だと暑くもなく寒くもなく、日向にいるとぽかぽか気持ちいいし…散歩日和ですね♪
マメリ (2007/04/10 2:25 AM)
>なつさん
こんばんわ〜! なつさんとこは桜、まだだったんですね!そっか…まだ寒いですか…。さすが縦長の日本。 なつさんも桜が咲いたら、コンビニでお弁当でも買って1人花見でもいかがですか?(笑) 新シリーズも和みましたよ〜。 荒い言葉を使う人もいないし、時間もどこかのんびり流れてるし…私はしゃばけシリーズと同じくらい好きかもです!
藍色 (2007/04/26 12:26 PM)
こんにちは。
悪友三人のチームワークがよかったですね〜。 今回もおっとりしたお話でほのぼのしましたね。 そうそう、“甘〜いおとっつぁん”あちこち出てきて、楽しかったです。 平和公園・ドーム・観光地…ということは、広島に住んでらっしゃるのでしょうか?。 むかし宮島に行きました。そういえばあそこにも鹿が…最近万城目学さんの「鹿男あをによし」を読んだので(笑)。 トラバさせていただきます。 最近セキュリティが厳しくなっているサイトさんが多いので、未着でしたら先に送っていただけますか?。
マメリ (2007/04/27 12:36 AM)
>藍色さん
こんばんわ〜☆ TB&コメントありがとうございます♪ TB到着してました〜。実は私も2,3日ほどセキュリティを厳しくしてたんですけど、スパムトラバを受け入れるくせに本ブログからのトラバを半数以上はじいてることが判明して、解除しました…。意味ないし! でもスパムが多すぎるんですよね…。 まんまこと、楽しかったですね♪ ほのぼの〜としてて、雰囲気はしゃばけシリーズ以上に好みかも!と思いました。悪友三人組ってのが…好きなんですよね、こういうの♪ 早く続きが読みたいです♪ 私は広島に住んでます♪職場が平和公園の近くなんですよ〜。宮島は鹿だらけですよね…(笑)
プリン (2007/04/27 7:41 PM)
マメリさん、わんばんこ(^-^)
早速読みましたぜ! しゃばけシリーズは読むに読めなくなってるから、みんなと一緒にスタート出来たことがなんだかめっさうれしい(笑) わたしは麻之助のLOVEにキューンー☆でした(*^_^*)
マメリ (2007/04/29 12:53 AM)
>プリンさん
ワンばんこー☆ しゃばけ、読むに読めないってなんで?って書いてて思い出した。文庫派でしたね!文庫待ちも辛いですよね〜。単行本なら目の前になるんだけど、読むに読めないって我慢試されまくりだし…。 北方水滸伝にはまってるわたしは、7巻まで読んだ後、8巻以降の文庫化を待てるのか不安…。 麻之助、もうキュンキュンしまくり! いまだに未練ありまくりってのが切ないよ〜!!
エビノート (2007/05/05 9:07 PM)
こんばんは〜♪
新シリーズの開幕ってうれしいもんですね! しゃばけとはまた違った設定、だけど共通するのんびりとした雰囲気にほのぼのしてしまいました。 続きが気になるシリーズです。 でも、私も「アコギなのかリッパなのか」もシリーズ化してほしいなぁ〜
マメリ (2007/05/07 12:35 AM)
>エビノートさん
こんばんわ〜☆ エビノートさんも『アコギなのか〜』の続編希望なんですね〜♪ あれ、面白かったですよね!登場人物もみんな楽しかったし。 シリーズ化して欲しいんだけど…どうなんだろ。あの設定なら、まだまだ続編ができそうな気もするんですけど…。 新シリーズは、麻之助の恋心の行方も気になります。 何か新しい恋が誕生したり…?それはそれでなんか悔しいような気もしますけど(笑)
苗坊 (2007/09/01 1:48 PM)
こんにちは。TBさせていただきました。
面白かったですね。畠中さんの作品はやっぱり好きです。 人情味があふれていて良かったですね。 麻之助のお気楽な中に秘める思いも何だか切なくて好感を持ちました。
マメリ (2007/09/03 12:36 AM)
>苗坊さん
こんばんわ☆ TBありがとうございます! 畠中さんの作品は読んでいてホッとするので、ほんと好きです♪ ミステリとか好きだけど、ハードな本の合間にこういう本を読むと落ち着きます(笑) 麻之助のお気楽さの奥に隠した気持ち…切ないですよね…。 麻之助の気持ちの結末が気になります。 Trackback
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装丁・イラストレーションは南伸坊。
「オール讀物」平成17年7月号〜18年12月号不定期掲載の連作短編集。
収録作品:まんまこと(真真事・ほんとうのこと『江戸語辞典』)/柿の実を半分/万年、青いやつ(万年青=おもと
| 粋な提案 | 2007/04/26 12:37 PM |
76冊目は、畠中 恵の新シリーズ『まんまこと』です!
なむなむ!
(これが言いたかった)
しゃばけと同じく、時代は江戸、主人公も裕福でお気楽な若旦那です。
麻之助と清十郎、幼馴染みで悪友の二人は、共に町名主の跡取りです。
町名主とは、奉行所が扱うほどでな
| プリン@BOOK CAFE | 2007/04/27 8:06 PM |
まんまこと畠中 恵 文藝春秋 2007-04-05売り上げランキング : 422おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools
≪内容≫
女好きの悪友が念者のふりをしろと言いだした!?
嫁入り前の娘にできた子供の父親は一体誰なのか。
玄関で揉めごとの裁定をする町名主の息子
| まったり読書日記 | 2007/05/05 8:40 PM |
まんまこと
女好きの悪友が念者のふりをしろと言いだした!?
嫁入り前の娘にできた子供の父親は一体誰なのか。
玄関で揉めごとの裁定をする町名主の息子として生まれた麻之助。
これが、たいそうなお気楽もので、周囲は気がもめるのだが。
ふうわり胸が温まる畠中
| 苗坊の読書日記 | 2007/09/01 1:43 PM |
まんまこと
出版社: 文藝春秋 (2007/4/5)
ISBN-10: 416325840X
評価:80点
「しゃばけ」シリーズと同じく、江戸を舞台にした時代物。
ただし、こちらには妖怪の類は一切出てこない。
江戸人情ミステリーとして、これが新シリーズになるらしいが、そこそこ面白
| デコ親父はいつも減量中 | 2007/11/17 2:53 PM |
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今度こそ、単行本でわたしもすかさず買っていこうっと!
今度はちょっと大人な感じみたいですね〜♪
情報ありがとうございました(^o^)/