お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『魔法の王国売ります!』 テリー・ブルックス
テリー ブルックス
早川書房
¥ 840
(1989-05)
最愛の妻を亡くして以来、人生の希望などを失い絶望していた弁護士のベン。
ある日、亡き妻宛にクリスマスカタログが届いた。パラパラとめくっていると中に「魔法の王国売ります」という広告があった。時間の霧を逃れた魔法と冒険の島・ランドオーヴァーの王になれるという。必要なのは「百万ドル」と「収入明細」。そして10日間のお試し期間つき。
ベンは友人に狂人扱いされながらも魔法の王国を購入。
すると、嘘かと思われたランドオーヴァーは本当にあって・・・?!


みすもとさんがオススメしてくれた本。

デパートのクリスマス用カタログに「魔法の王国」が売りに出されている、というのがまず面白いなと思いました。
しかもそのお値段百万ドル。
王国の値段にしては安いような…でも庶民には無理な金額…。ところがベンにはその王国を三回くらい買ってしまえるお金があって、夢も希望もなかったベンは疑いつつもこの王国を買ってしまう。
そして指定されたところに行くと…なんと本当に魔法の王国にいけちゃった!と言うお話。

けどそんな美味しいお話でもなく、じつは王国は長年の王の不在により荒廃し、城も「くもり」に覆われ輝きを失い、臣下も魔法のへたっぴな宮廷魔術師・クエスターと、クエスターの魔法の失敗のせいで犬の姿になってしまった宮廷書記のアバーナシイと、雑用などをこなすコボルトのパースニップ、バニオンの4人だけ!

しかも凶暴なドラゴンはいるし、悪い魔女もいるし…王国には問題が山積み。
そしてかつての諸侯たちはベンの事を王と認めず…。

つぎつぎに問題が起こるし、クエスターはなにやら色々秘密を抱えてるし…、いったいどうなるんだー?!と、とても楽しかったです。
臣下の4人がそれぞれ個性があって、そこも楽しい。微笑ましかったり、ちょっと不気味だったり(笑)でもその不気味さが愛らしくもあって…。
人生に絶望していたはずのベンが必死になって立ち向かっていく姿も楽しかった。

くどくないし読みやすいし、シリーズモノらしいので、続きを買ってこよう!と思いました。
| マメリ | 外国文学 | comments(0) | trackbacks(0) |
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