お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『つくもがみ貸します』 畠中 恵
江戸の片隅、姉弟二人が切り盛りする「出雲屋」。鍋、釜、布団、何でも貸し出す店ですが、中にはちょっと妙な品も混じっているようで……妖怪たちが引き起こす騒動の数々、ほろりと切なく、ふんわり暖かい連作集。<Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介 より>


畠中恵さんの新刊が出ました〜ラブ

なんと今回の舞台となる出雲屋は損料屋!
先日『烏金』(西條奈加 著)という作品で損料屋の事を勉強したばかりだったので(笑)、出雲屋の仕事が損料屋と知って、いったいどんなところに貸して、どんな問題を持ち帰ってくるんだ?!とわくわくしながら読みました。

畠中さんというとあやかしが出てくるものが多いですけど、この『つくもがみ貸します』にも出てきます。この作品ではたくさんの付喪神が。
ところが、時代もの、あやかし(付喪神)がでてくるって所はしゃばけシリーズと似てるんだけど、これに出てくるあやかし達は人間と会話をしない。

出雲屋を切り盛りする清次とお紅は、付喪神となった品を貸し出したりもしてるんだけど、出先で付喪神たちはたくさんの噂話を拾ってくるのです。
付喪神たちは噂話が大好き。
出雲屋に戻ってきた付喪神たちはきゃわきゃわと噂話に興じるんですが、もちろん側に清次やお紅がいます。
いても気にせず話に興じる…。
でも、2人以外の人間が側にいれば彼らはだんまりになっちゃうんです。人間の中でも、清次やお紅だけは別格なのですね〜。

そんな付喪神たちが各所で拾ってきた噂話とお紅が探してる蘇芳という香炉と男性がからんでくるお話です。

最初は勝手な付喪神たちにイラっとしたりもしましたが、付喪神たちののんきな会話に癒されることも。
相変わらずほんわかな雰囲気の作品です。
読後感はすっきり一安心なので、きもちよーく読み終われました☆
| マメリ | 畠中恵 | comments(4) | trackbacks(2) |
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藍色 (2007/10/10 12:32 PM)
こんにちは。
『烏金』の知識がこんなに早く役立つとは…でした(笑)。
事件や付喪神立ちのスタンスがしゃばけシリーズとは違ってて、
ちょっとどきどきでした。
ラストの爽やかさは、格別でしたね〜。

トラバさせていただきました。
マメリ (2007/10/12 12:17 AM)
>藍色さん
こんばんわ☆
TBありがとうございます!

そうそう、まさか損料屋の知識がこんなにも早く役に立つとは(笑)
読みながら、まかせろ!いまなら損料屋の仕事内容を理解してるからがっつんがっつん読めるぜぃ!なんて思ってました(笑)

ラストは…某男性は情けなく切なかったですが、ちょっとあほらしくもあって愛着湧きました…。
気持ちのいいラストでしたね♪
苗坊 (2008/02/16 2:36 PM)
こんにちは。
こちらにも失礼いたします。
西條さんの作品は読んだ事がなかったので^^;
まっさらな状態で読みました^^;
でも、面白かったですね〜
なんだか清次君目線で読んでしまいました。
ラストが良かったな〜って本当に思いました。
マメリ (2008/02/18 12:18 AM)
>苗坊さん
こんばんわ☆
西條さんの『烏金』も損料屋のお話で、こちらは妖しは一切出てこない人情モノでした。烏金も良かったですよ☆
もちろん、畠中さんのも楽しかった!
清次の切ない想いとか想いとか想いとか…あ〜〜!うまくいってほしい!ってずーっと思ってました。
ラストが本当に良かったですね♪
幸せな気分になれました♪









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つくもがみ貸します 畠中恵
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