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2008.07.05 Saturday 01:47
『のぼうの城』 和田 竜
城戸賞受賞、注目の大型新人脚本家が自ら小説化!武・智・仁で統率する従来の武将とは異なる、駄目だが人間臭い魅力で衆人を惹きつけて止まない英傑像を提示した、まったく新しいエンタテインメント小説 <Amazon 内容紹介より> とても読みやすい歴史小説でした。 読みにくい名前がつらつらと出てくるでなし、わかりにくい役職名が並べられているわけでもなく。最後までするすると楽しく読めるお話でした。 買ったきっかけは、オノ・ナツメさんの表紙。 目をひく。しかもカッコイイ。さすがオノ・ナツメさん。(漫画も大好き) 長親が登場した際に、うわーちょっと苦手なタイプの主人公かも…と思ったのですが、読んでいくうちになぜか長親に愛着を抱いてしまう。 不思議な魅力のある主人公でした。 ガキ大将のような一面を持っている和泉や、高齢な和尚の明嶺にやりこめられる丹波など、彼の周りにいる人々もとても魅力的。 でくの坊を略して「のぼう様」と呼ばれるようになった長親が、どのようにして戦を決意したのか、そして三成の大群を相手に戦ったのか。 戦の結末を知らなかったのでずーっとハラハラドキドキしつつ、結末は爽快で気持ちよかったです。 楽しかったです♪ Comment
マメリ (2008/07/22 12:16 AM)
>ikue
おおっと!すごい良いとこついてくるね〜! うん、たしかにそんなおじさんに見えるわー。 でも実は、腹黒くて計算高くてせこい…のま反対! 「のぼう」っていうのが「でくのぼう」の略らしい。 無邪気でバカのようで、なに考えてるかわかんなくて、しかも不器用で・・・。 そんな長親のお話っす。 Trackback
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平積みにして置いてあったよー。
杏(モデル・渡辺謙の娘)オススメってPOPに書いてあった。
装丁がインパクトありすぎだね。
なんか腹黒くて計算高くてせこいおじさんってカンジ?