お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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『アイスクリン強し』 畠中 恵
ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多登場。そんなスイーツ文明開化の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。そこには今日もまた、甘い菓子目当てに若い元幕臣の警官達がやってくる。菓子作りの修業に精を出したい真次郎に、厄介事が次々と…。著者の魅力全開!明治の築地居留地で、西洋菓子屋の若主人と元幕臣の警官達「若様組」が繰り広げる「スイーツ文明開化」騒動記。<Amazon 「BOOK」データベースより>


畠中さんらしい、登場人物たちが可愛く、にぎやかで楽しいお話でした♪

洋菓子職人の真次郎と幼馴染たちが明治の東京を駆け巡る〜。
真次郎や長瀬たちの掛け合いはとてもほのぼのしているのですが、降りかかる厄介事や時代の流れはけして可愛いものばかりではなく…。
コレラ対策にかりだされたり、戦争の予感を感じ取ってしまうようなことも。
江戸の頃の平和はもう過去のもの。外に踏み出せるようになると戦を考えてしまう国を憂い、しかし対策も練らねばと先を見据える目。
謎解きとお菓子が絡み合い、甘い匂いが漂う中切なさを感じる場面もありました。

5篇からなる連作短編集で、ぽんぽんっとリズミカルにお話が進んでいくのでとても読みやすかったです。
世の中がめまぐるしく動いていくなかを、お菓子を作ったり幼馴染の女の子の心のふさぎが気になったり、お金がなくて四苦八苦したりと、元気に駆け回る姿が楽しかったです☆
| マメリ | 畠中恵 | comments(2) | trackbacks(1) |
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苗坊 (2009/03/18 9:25 PM)
こんばんわ。TBさせていただきました。
畠中さんらしい、素敵なお話でした。
結構内容はヘビーでしたよね。
気になったまま終わった話もあるので、続編が出てくれないかと期待しています。
マメリ (2009/03/20 12:00 AM)
>苗坊さん
こんばんわ☆
TBありがとうございます♪

そうですね…たしかに楽しいばかりのお話では無かったですよね。
しゃばけシリーズとは違って、明治は今の私たちからも近い時代で、これから日本がどうなっていくのか…ってことも知ってますしね…。
そうそう、私もあの尻切れトンボになってしまってる彼のその後が気になります。
続編、出てほしいですね!!









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アイスクリン強し 畠中恵
アイスクリン強し ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多登場。 そんなスイーツ文明開化の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた
| 苗坊の徒然日記 | 2009/03/18 9:24 PM |