お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪
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『あめふらし』 長野 まゆみ
長野 まゆみ
文藝春秋
¥ 1,200
(2006-06)
ウヅマキ商會でアルバイトをする市村。
雇い主の橘河はかなりいい加減で、あやしい。まわされる仕事もなにやら怪しい。市村は何度もアルバイトを止めよう思ったが、橘河にタマシイを掴まえられているので逆らうことが出来ないでいた。
そんな橘河があつかう仕事は、死者との婚姻だったり、とうに亡くなった子どもに傘を届けることだったり…


久々に読んだ長野まゆみさん作品。1年ぶり?2年ぶりくらいかな?
この人の作品って、あらすじも感想も書きにくいよぅ…あせあせ

長野さん作品特有のふわふわした幽玄というか、幻想譚のような空気は相変わらず。
描写とか作中の空気は『耳猫風信社』みたいなかわいらしさではなくて、舞台設定が現代なので、『雨更紗』とか『白昼堂々』シリーズに不思議さをプラスしたような作品。

「あめふらし」の橘河はタマシイを掴まえるのがうまい。
事務員の仲村は自分の意思とは関係なしに、行きずりの男にタマシイを乗り換えてしまう「やどかり」。
そして市村の嫁は蛟。子を宿すために陸に上がってきた。

登場人物からして、不思議でそれぞれに謎がある。
さらにそんな彼らのあつかう仕事が、夢か幻か、それとも現なのか。
その境界線があやふやなものばかり。

静謐につつまれたお話。私はこの空気、好きですラブ

初めて読んだ長野まゆみさん作品は、たしか『雨更紗』でした。
それからちょくちょく買ってて…気がつけば私にしてはけっこう冊数を持ってる作家さんになってました。
長野まゆみ
文庫より単行本の方が好きなので、私の本棚は単行本が多い…。嵩張るし重いんだけど、単行本の方が表紙も背表紙も綺麗ぴかぴか
なので、ついつい単行本ばかり買ってしまいます…。

なんか今夜はえらく風が強い〜?
風がびゅーびゅーいってます。

それはそうと、明日は待ちに待った給料日!!ひゃっほーぅ!!
お金おろして本買いにいこ〜っとハート大小
三太のオモチャも買おうかな♪

・・・その前に母の誕生日プレゼント買わなきゃ汗
| マメリ | 長野まゆみ | comments(0) | trackbacks(1) |
『知られざる素顔の中国皇帝』 小前 亮

知られざる素顔の中国皇帝
  • 著:小前亮
  • 出版社:KKベストセラーズ
  • 定価:735円
livedoor BOOKS
書誌データ / 書評を書く



日本がまだ竪穴式住居などで暮らしていた時代、中国はすでに立派な文明が築かれていました。
その長い歴史の中、中国歴代の皇帝を順に数えていくと、その数200を越えるのだそうです。
本書ではその中から28人をとりあげ、教科書や歴史書とは違った面から光を当て、さまざまな角度、視点から、皇帝たちの事績と人物像を探っていったもの。



数ある皇帝の中から選ばれた28名。歴史好きの人からみたらとても有名で、彼らのなしてきたこと、またどのような政治を行いどのような末路を辿ったかとか詳しい人もいると思う。
そんな中、本書はあえて名君の影と暗君の光にも注目した本。
これまでの通説とは違った姿もかいま見ることができます。

どのような生まれであったか、皇帝になった経緯、そしてその末路が皇帝一人ひとり、大まかではあるけど重点を押さえて書かれています。
また皇帝だけに注目するのではなくて、彼らの側近たちの動きにも注目しています。
乱を勝利に導き、また政治の世界でも数々の助言をしてくれるであろう側近達。しかし帝位に就いた王からその頭脳や実力を恐れられ、虐殺されていく人の多いこと…。

著者は研究者から中国歴史小説作家へと転進したらしく、自分の解釈をただ述べるのではなく、たとえ恐ろしい暴君でも人間味のあるエピソードが添えられていたり、皇帝たちの乱れる内面をとても読みやすい文章で書いています。
なんだか場面を想像しやすい。

面白いと思ったのは洪秀全。
唯一神の元で人間は皆平等であるという拝上帝教をひらき、信者を獲得。そして太平天国を設立し、自らを天王と称した。
著者も書いているけど、ほんとある種の新興宗教…。中国にもこんな皇帝がいたのか…。実のないスローガンをささげ、首脳部は色と欲におぼれた生活。
そんな彼の在位が13年もあったことに一番驚いた。

そしてちょっと微笑ましいと思ってしまったのが寒門の出身から帝位にまで上り詰めた劉裕。
劉裕はろくに教育を受けたことが無かったため、読み書きも満足に出来なかったらしい。けれど、字を大きく書くと上手に見えるとアドバイスされると、紙からはみ出すほど大きく書いて笑っていたのだという。
そして彼の寝室は土塗りの壁で粗末な農具が吊るしてあったとか…。

さまざまな皇帝の、意外な一面や意外なエピソードが読んでて楽しかったです。
この皇帝たちが登場する小説を読んでみたいな、と思いました。

歴史小説作家の著者、書いてくれないかな…。
| マメリ | ★★日本人作家 か行★★ | comments(4) | trackbacks(0) |
『深川黄表紙掛取り帖』 山本 一力
元禄七年、江戸。
定斎売りをしている蔵秀の元には度々、厄介な頼み事が持ち込まれる。

いつもなら五十俵の大豆の仕入れを、仕入れ状の書き違えにより五百俵も仕入れてしまい、その持って行き先に困っているという雑穀問屋、丹後屋。
これを何とかして捌くことは出来ないだろうか、というのが今回の頼み事だった。

蔵秀が相談したのは、このような厄介事を請け負った時に一緒に行動する仲間達。
絵師をしている雅乃。
絵本草子本作家になりたい辰次郎。
飾り行灯職人の宗佑。

四人で知恵を出し合い、見事大豆を捌ききったのだが…捌いた後で大豆に問題があったことが発覚する…(端午のとうふ)

などなど、いろいろな厄介事が5編。
短編集なんだけど、長編のようにも感じられる連作短編集。


最初の「端午のとうふ」ではいまひとつ盛り上がりも無く、うーん・・・どうなんだろ…なんて思ってたんだけど、2編目の「水晴れの渡し」で雅乃が見合いをしたことから物語が走り出し、一気に面白くなりました。

「端午のとうふ」は、大豆を捌くにしても、ちょっと普通の人の考え付かないようなことを考え付く、彼ら四人組の企みを少しばかり披露してついでに人物紹介的なことも〜なんてことを兼ねてた話…でもあったのかな。だから痛快ではあるんだけど、気分がいまひとつ盛り上がれなかったのかも。
けど「水晴れの渡し」以降は悪に対してどう相手を出し抜いていくか知恵を出し合い、ぎゃふんといわせてやる!という軽快なテンポで進む、痛快物語になります。

悪人はとことん悪人で、善人は最後まで善人。舞台や設定もありきたりと言えばありきたり。
脇役も個性があり、粋だねぇ〜!なんて思わせる印象的な人たちばかりなので、ちょっと四人の存在感が薄く感じられてしまう。
だけど、楽しかったです。

神輿を担いで揉んだりする場面とか、紀伊国屋文左衛門宅でのご飯とか…描写が丁寧なのでその光景が目の前に浮かんでくる。

神輿を担ぐ時に緋縮緬でふんどしをこしらえたり、一千両をかけて明日の天気を勝負してみたり…豪気で粋な深川の人たち。

一緒になってドキドキさせてもらいました☆

読んでて関係ないところで気になったんだけど…雅乃が五尺六寸。蔵秀が五尺四寸。
…これって、雅乃のほうが大きいってこと…なのかな…?

さて、2作目がでてるのでこれも買ってこなきゃな!!
| マメリ | 山本一力 | comments(4) | trackbacks(2) |
『さらば長き眠り』 原りょう
原 りょう
早川書房
¥ 840
(2000-12)
400日ぶりに東京に帰ってきた沢崎。
帰ってきて早々彼をまっていたのは、浮浪者の桝田という男だった。
彼は魚住と言う男から、沢崎が帰って着次第連絡が欲しいという伝言を預かっていた。
魚住の依頼は、11年前、高校野球で甲子園に出場していた魚住にかけられた八百長疑惑が発端で自殺した姉の死の真相を突き止めて欲しいというものだった。


沢崎シリーズ第3弾で、第一期完結作です。
発行順では短編集『天使達の探偵』が先なんだけど、それをとばして長編を読んじゃいました。
何を区切りとして第一期完結としてるんだろう?と思ったけど、読んでなるほど。綺麗に一区切りついています。

過去の登場人物たちがカーテンコールで総出演か?みたいな勢いで出てきます。
んがしかし、懐かしいなーと思いつつ、これ誰?何した人だっけ?と前作をぱらぱら読み返したりもしました…。

今作も、とても楽しいです。
真相を探っていくうちに、どんどんと膨らみ、また危険性も増してくる捜査。
そのドキドキ感とか新しい事実が発覚した時の興奮とか、とても楽しい。
主要人物たちも、それぞれにちょっとした過去があったりて楽しい。

!以下ネタバレになります。読まれる方は反転してください!

この本が発行されるまでに5年もの歳月が経ってるそうですけど、沢崎もそれと同じくらいに歳を重ねてるようです。
ますます渋くなって…と思いたいところだけど、年取った感はあまりありませんでした。あまりにリアルな描写とかあると「腹出てたらどうしよう」とか変な想像をしてしまいがちだけど、沢崎シリーズでは依頼人やかかわった人物の外見描写はあっても沢崎本人に関する外見描写がないので、そんな想像を促されなかったので、それは嬉しい(笑)

だけど…うーん。
沢崎のこのしゃべり。これがかっこいいんだけど…これがハードボイルドなんだろうけど、今作だとそれが行き過ぎてたような気もします。
意地張りすぎだよ…。見栄張りすぎだよ…。って思えてしまった…。
これが他のブロガーさんたちが言う「沢崎の喋りにキレがない」ってやつなのでしょうか?
沢崎、年とともに頑固になりつつあるのか?

そして、犯人があまりに身内すぎる…っていうのが、これまでと同様で…ちょっと変化が少なかったかなと思いました。5年とかの歳月を置くと、こんな問題気にならなくなるのかなぁ。
あと、犯人当てが唐突過ぎて「え?!」となってしまうんですよね…。そして長い自白が始まる…。これも前回と同じ展開ですね。
いきなりこんな展開になると、ラストがちょっとあっけない雰囲気になってしまいます…。

でも、探偵モノとしてもハードボイルドとしても、とても楽しい小説です。

このシリーズの根幹ともなっていた問題が解決しちゃうので、今後、錦織とか橋爪はどうなっちゃうんだろう?主要人物だっただけに、新沢崎シリーズが気になります。
| マメリ | 原りょう | comments(4) | trackbacks(1) |
お酒バトン & 読書再開☆
ここ数日、めずらしく小説から遠ざかってました。

たまーにやってくる、本読みたくない病。

いつもだったら小説読んでる時間を、だらだらと寝たり、菅野彰さんとか三浦しをんさんの軽〜いエッセイ読んだり、漫画読んだりして過ごしてましたあせあせ
それと同時に、何故かPCの前にいる時間も減ってました…。PC立ち上げててもほったらかしてたり、気がついたら寝てたり…。

なのに、今日の夕方頃から急に本を読みたくなって読書再開(笑)
沢崎シリーズ第3弾『さらば長き眠り』を読んでます♪

さてと。
温めすぎて発酵寸前になってるバトンがあるので、においだす前に答えさせていただきます(^_^;)

2月の頭にDear bananaのlovebananaさんからまわって来たバトン。
気がつけば半月以上過ぎてしまいました…。
す・・・すみません…。

お酒バトンです♪

1、好きなお酒は?
ビール一番好きかも!
テキーラも好き。みんな臭いとか言うけど、これは慣れもあると思う。私も最初は匂いが苦手だったんだけど、気がついた時には何故かはまってました。飲みなれてくると、うまいよ♪
あとは焼酎のお湯割り☆

2、嫌いなお酒は?
ウォッカ?名前がわかんない…。
消毒だか気付けだかに使うお酒ってなんだっけ?あれ、味が消毒臭くて苦手です。
ワインやウィスキーも苦手です。

3、誰と飲む?
友達や兄弟、親。

4、泣き上戸?笑い上戸?
泣きはしないなぁ。
どっちかっていうと、笑い上戸?

5、記憶をなくしたことは?
まったく記憶が無いっていうのはありません。
あやふやだわー…ってことならある(^_^;)

6、忘れられない思い出は?
バイト先の人たちとの、飲み会での騒動かな…。
バイトが終わって飲み会に合流〜…したら、その直前に急性アルコール中毒で男の子が救急車で運ばれたらしくて、酒の入ってない途中参加者が後片付けとか対応に追われた。みんな酔ってるし、状況はいまひとつわかんないし、怖かった。

7、酔いは顔に出る?
飲めばみんな、少しは顔に出ますよね?
あからさまじゃないけど、出てると思う。

8、一番楽しかったお酒は?
ファミレスでバイトしてたとき、そのバイト先の先輩&主婦2人の計4人でビアガーデンに行った時。
無茶する人もいないし、せかす人もいないし、すっごい楽しく美味しくお酒飲めました。

9、彼氏(彼女)と呑む時は?
お酒強い人と付き合ったことが無い…。
大抵ビール1缶で終わりでした。
だから飲みにいくのは友達かバイト先の人だった。

10、お酒の勢いで喧嘩したことは?
ないです。

11、酔うとどうなりますか?
ハイになる♪

12、呑みたい時はどんな時?
夏。
ビアガーデンとか大好き!!
ビアガーデンを見ると、すっごく飲みたくなります。

そのほかは…自棄酒とかしないので、なんとなーく飲みたいな〜って気分になったとき。
 
13、今までの最高記録は?
8で答えた4人で行ったビアガーデン。
ビールを入れるピッチャーってご存知ですか?でっかい容器。
あれを先輩と2人で3杯飲んだ時…かな?
ピッチャーがどれくらい入ってるのかわかんないんだけど…

それか、1年位前のコンパで1件目で中ジョッキ10杯、2件目でテキーラ焼酎抹茶ミルクとかカルーアミルクなんかを飲んだ時…?最後の方、記憶あやふや。 
当初はコンパの予定だったんだけど、参加した男の人も女の人もかなりのお酒好きばっかりで、たんなる飲み会?っぽくなって、午前3時過ぎまで飲んでた…。
他の面子のペースについていけなくて、私は年上のお姉さんと2人で飲んでた…。

14、お酒が好き?呑んでる場が好き?
お酒も好きだけど…1人酒はあんまり好きじゃないです。
やっぱり誰かと飲んでるのが良い。

最近は次の日の仕事が辛いので、程ほどに飲む友達としか飲みに行ってません(^_^;)
やっぱりお酒は程々が一番。
飲みすぎると後がきつい…。
職場の子や沖縄にいる子と行くと、みんな飲めるし騒ぐし勢いあるし、飲まなきゃ損!って雰囲気なんですよね〜…(^_^;)
20代前半の頃はそれが楽しかったのに…体力の衰え?

15、お酒好きそうな人にまわしてください。
えーと、お酒好きなのかどうかも知らない、バトンストッパーの
夏音さん
夏音さんのお酒話、聞きたいです♪

そのほか…お酒好きな人、どうぞ☆



lovebananaさん、遅くなってすみませんでした〜!!
| マメリ | バトン | comments(6) | trackbacks(0) |
あの言葉の実態
ここでも何回か書いた事のある、旅先で彼氏が出来て帰ってこなくなった友達。
彼女は今、ちょっと笑える生活を送ってます(^_^ゞ

今月始め。
住み込みで働いてた民宿から出ていかんといけんかも…と言ってたんだけど
何があったんだろ?なんで理由いわねんだよ。
なんて思いながら次に連絡がきたときは…彼女はすでに
彼氏と一緒に、1日数百円のキャンプ場生活をしていました……。

おいおい……。

食べる物は?お金は?パンツはかえてるの?(-.-;)
なんて心配をよそに、ギリギリだけど楽しい毎日を送ってるそうです…。
お風呂は3日に1回らしいけど。

大丈夫なの?って思ってたけど、とりあえず4月に一回帰るとか(まだ1ヶ月以上先。てことは余裕なのか?)
あの服が欲しいから、あれば取り置きしといて、とかリクエストしてくるあたり、まだ大丈夫なのかな…あせあせ


よく新聞で目にする
「住所不定、無職」
これってどういう事?なぜ生活できる。段ボール生活か?って疑問だったんだけど、
よく考えりゃ、この子も立派な住所不定無職!

思わず笑ってしまいました。
| マメリ | つぶやき | comments(12) | trackbacks(0) |
読んだ漫画とあややとしょこたん なんかに関する話
小説も好きだけど、漫画を読むのも大好き♪
ってことで、昨日は仕事の休憩中も家に帰ってからも漫画ばかり読んでました(^_^;)

仕事帰りに久々にじっくり本屋さんで花ゆめの棚を眺めたんだけど、題名にホストとかメイドとかあって驚いた…。時代を反映してるね…。
花ゆめで連載されてる漫画はあまり買わないけど、白泉社自体はけっこー好きです。
『花と狼の帝国』(藤田貴美・山下友美 共著)とか『どいつもこいつも』(雁須磨子)とか大好きだし(雁須磨子さんの漫画はどれも好きw)、
新刊出ると買っちゃうのが、高尾滋さんの漫画と椿いずみさんって人の『親指からロマンス』。『ZERO』(やまざき貴子←『っポイ!』は13巻辺りで飽きた)は完結しちゃったしなぁ…なにか良いのないかな、ということで買ってみたのが『夏目友人帳』(緑川ゆき)。
祖母が昔妖怪から奪った名前を、孫が返していくって話。
なかなかに面白かったです。
(関係ないけど、この日一緒に買った小説。家に帰ったらすでに持ってた…)

とまあ、昨日はその辺の漫画を読み返してました。
そして今日。
一旦9時に起きて1階の炬燵で三太と一緒に昼過ぎまで寝て、起きて昼ごはん&三太の散歩
そして三太と一緒にまた昼寝(5時まで)。
父が仕事から帰ってきて三太の散歩に行ったのでお風呂の準備、帰ってきた三太とお風呂
そして夜。


友達から貰った松浦亜弥のDVD見てましたあせあせ


あややー


暴露(笑)
と言うほどでもないか。隠してないので。

好きな芸能人は?といわれると「あやや」と答えるくらい、彼女の顔が好きです。
可愛いラブ
ほとんどテレビを見ないので、歌を知らないとかいう以前に動いてるとこもあまり見たことないんだけど…たまに写真とか見ると可愛いなーって思う。
そんな私に、友達が『コンサートツアー2003秋 あややヒットパレード!』ってDVDをくれました(笑)

親も知ってるので、見てても何もいわなかった…。

久々にアイドルを見ました。
やっぱり可愛かった〜ぴかぴか

見てて思ったんだけど、コンサート映像をDVDにしたものだから観客も映ってるわけです。その観客から聞こえる「オウ!」とか「ウオー!」って雄たけび…男の声ばっか…。
やっぱ男ばっかなのかな…。
しかも もちょっと可愛い衣装とか無かったのかな…。

そんなこんなで、なんとも寂しい休日を過ごしました。(パン教室に行きたかったのに、教室が入ってるモールが休館日だった下向き下向き)

あ、そうそうしょこたん忘れてた。
”しょこたん”こと中川翔子さん。実は1週間前まで名前も聞いたこと無かったんだけど…地下街に来るってことで、スタッフの子に言われてブログとか見てこんな人もいるんだーと知識として吸収。
で、この前の土曜日。
地下街の中央にしょこたんが来たので、仕事中だったけどスタッフ入れ替わりで見に行ってきました。
歌うたってた。

しょこたん見たー、ただそれを言いたかっただけです。…ファンでもないのにね…。
| マメリ | つぶやき | comments(6) | trackbacks(0) |
ということで、 【移動する】 京極さんトピ
京極さんトピ立ててみた。
ここで榎さんとか益田くんとかについて語りまひょいw>黒猫レヴィンさん

あ、京極さん好きな方も一緒に語りましょうラブ



移動するのも忘れていた…京極さんトピ。
そろそろ内容を変えなきゃね(^_^;)新しいトピ立てたほうが良かったかな…。

ということで、

『魍魎の匣』が映画化されるそうです!
なんと!あたしはてっきり『姑獲鳥の夏』で終わっちゃうと思ってた…。

監督だけでなく、キャストまで変わるとな?!

関くんは椎名桔平さんになるらしいよ?!

http://www.fjmovie.com/main/news/2007/0107_mouryou.html

椎名桔平さんはとても好きな俳優さんだけど…関くんに扮した写真をご覧になって…?
なんつーか・・・えらいじじくさいような・・・。
堤真一さんや阿部寛さんのようなふつーに彫りの深い男前の中に、このダサ扮装の関君…。この写真だけだと椎名桔平さんだとは気付きませんでしたYO!!あせあせ

ところでここが公式HPなんだけど、まだ出来てないのかな〜?トップページしか見れない…。

うーん・・・小さい木場修は変わらないんだね…。
これが一番ショックかも・・・。
| マメリ | 京極夏彦 | comments(30) | trackbacks(0) |
『100万分の1の恋人』 榊 邦彦
100万分の1の恋人
  • 著:榊邦彦
  • 出版社:新潮社
  • 定価:1365円
livedoor BOOKS書誌データ / 書評を書く


年が明けて受け取った母校の私立高校の教員採用通知。
就職が決まったら「僕」は恋人のミサキに結婚を申し込もうと思っていた。
しかしミサキに内定の通知を受け取ったと電話をすると、彼女は僕にすごい告白をした。

ミサキの父親はハンチントン病の患者だった。
現在の医学では治療法のない神経性難病で、とても重い不治の遺伝病。親がハンチントン病患者なら、子どもは50パーセントの確率でその遺伝子を持っているのだという。そして、その原因遺伝子を持っている場合は、必ず発病する。

思いもかけなかったミサキの告白にとまどう僕は・・・



ハンチントン病というのは、実際にある病気のことなんだそうです。
知らなかった…。

主人公の「僕」も、ハンチントン病という病気を知らなかった。
突如知らされた病気に対する「僕」の戸惑いと、そして未来への不安。どう接したら良いのか、口先だけで「それでも愛してる」とは言えない苦悩。

それらが淡々と、けれどとても柔らかい文章で書かれていました。僕の言葉は、まるで真綿でくるまれているかのようにふわふわしていて、綿越しに触れてるかのような印象を受けました。
それが時にじれったく、だからこそ心に沁みてくる感じ。

難病を題材に扱ってるけど「号泣!」ってお話でもなく、しんみり感はあるけど、それよりも大切な人への想いをじっくりじっくり語ったお話です。

私たちが知らないだけで、世の中には多くの方が病と闘っている。
それはすぐに治る病だったり、不治の病だったり…。
もし自分が不治の病にかかってしまったら?
もし自分の大切な人が、不治の病にかかってしまったら、自分はどうするだろう。
読んでる最中も読み終わった後も、ぐるぐると考えてしまいました…。
「僕」のような答えが出るのか、それとも違う答えが出るのか今は分かんないけど、後悔しない答えを見つけたい。
| マメリ | ★★日本人作家 さ行★★ | comments(2) | trackbacks(1) |
『グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉』 飛 浩隆
「素朴で不便な町で過ごす夏の休暇」というテーマを持っている仮想リゾート”夏の区界”グラン・ヴァカンス。
ゲストの訪問が突如途絶えてから1000年。グラン・ヴァカンスのAI達は変わらない永遠の夏を過ごしていた。

天才といわれる少年ジュール・タピー。
いつものようにジュリー・プランタンと鳴き砂の浜に出掛け、いつものように視体を探していた。
しかし日常は突如空から無数の飢えた蜘蛛が降ってきたことにより強制的に終焉を迎えた。蜘蛛は果てしない飢えを満たす為にAIと、そしてグラン・ヴァカンスを無に帰し始め・・・


ファンタジーとSFの違いってなんだろう?
ちなみにこの小説はSF。
出てくるのは仮想世界の住人達AI。彼らは過去の記憶を持っているけど、その記憶はプログラムされたものでしかない。
それでもしっかりとした個性を持ち、グラン・ヴァカンスの中で生きていた。

本書の殆どは、飢えた蜘蛛たちが街を無化しはじめ、それに対抗するAIたちの攻防の1日に占められています。
そう、1日。
この1日が本当に長い。
けれど、驚くほどのスピード感と緻密さ、そして残酷さ…世界の美しさに彩られていて、あっという間に読んでしまいました。

これはもう、世界に入り込んだもの勝ち。
とことんなまでに入り込まなきゃ、疎外感を感じるんじゃないかな。
けど、入り込んでしまうとそのグロテスクさに足がすくんでしまいそうになる…。

AIたちが次々に取り込まれてしまう場面も、その直前まで彼らの思考が書かれているから余計に怖かったし、なにより怖かったのがクレマン家のエピソード。
自らの歯をつかって石の壁に微細な図案を描いた妻…。
美しさと残酷さが一緒になってる世界。

ゲストの来訪がなくなった世界がなぜ消去されないのか。
突如現れたランゴーニはどこから来て、彼の言う天使の正体はいったいなんなのか…。

そして世界は誰に作られたのか…。

なんともいえない、不思議な世界が拡がっていました。

楽しかったけど、怖かった…。
| マメリ | 飛浩隆 | comments(2) | trackbacks(1) |
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