お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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Donna Hay,Con Poulos

手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪
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『誰もわたしを愛さない』 樋口 有介
柚木草平は、時に探偵の依頼もこなす元刑事のルポライター。渋谷のラブホテルで、女子高生が絞殺された。警察の発表では、行きずりの犯行らしいが。謎には強いが女にゃからきし弱いハードボイルド探偵が、新相棒・小高直海のコンビで挑む、女子高生殺人事件の不可解ワールド。本格探偵物語、傑作ミステリー。<Amazon「BOOK」データベースより>

柚木草平シリーズもとうとう6冊目。
コンスタントに刊行されるので、ファンとしては嬉しい限りです。
次回は短編集のようですね。シリーズ外の短編集かな。たぶん買ってしまうんだろうけど…。

さて今回の作品は、このシリーズの醍醐味ともいえる柚木の口先だけの口説き文句と言うかくっさいセリフや女性達との軽妙なやり取りが多く、読んでてとても楽しかったです。
前作はそういうのが少なかったので…。
やっぱり柚木視点のほうが楽しいな。

お話も樋口さん独特の進め方で、きっとラストはこうなるんだろうなぁと想像はつくんだけどそこに行き着くまでの経過が楽しめるので、私としては大満足。
先の想像がついてしまうミステリなんてありえない!って人には向かないかもしれません…。

久々に冴子さんも沢山登場して、新キャラのちょっと手ごわそうな小高直海も登場して…今後がますます楽しみです。
| マメリ | 樋口有介 | comments(2) | trackbacks(1) |
『宦官―中国四千年を操った異形の集団』 顧 蓉,葛 金芳
“性器切除”という恐るべき処置によって、もはや男ではなく女にもなりきれなかった奇怪な存在―かれらは中国歴代王朝の後宮深くに棲みつき、あるときは皇帝をひざまずかせ、皇后や后妃たちをたぶらかし、そしてあるときは軍や秘密警察までも掌握した。国家と歴史を裏から支配した「宦官」の実像を、その肉体と生理、異常心理、野望、謀略など全角度から描き切った驚愕の書。<Amazon「BOOK」データベースより>


中国の歴史を書いた話が好きでたまに読んでるんですが、中でも気になるのが宦官。
浅田次郎さんの『蒼穹の昴』を読んでからというもの、これまで以上に宦官に興味津々になってしまい、ついに本まで買ってしまった…。

宦官の歩んできた歴史など全く知らずに読んだので、かなり驚きました。
性器切除をしたかれらが、中国だけでなく諸外国にも多数いたということや、その数、そして波乱な歴史の数々…。

皇帝のもっとも身近に控えているがゆえに、皇帝からの信頼と寵愛をうけ、野心を抱き天子になろうとする宦官や、政治に介入し独裁をふるう宦官などなど…知らなかったことばかりだったので、とても興味深く読みました。
文章も読みやすいし、章の始めに写真が掲載されているのも良かった。

読みながら、なんでこの本で紹介される宦官は野心を持って悪いことをたくらむ人ばかりなんだろう…って思ってたんだけど、さっきアマゾンのBOOKデータベースの紹介文を読んでその理由がわかった。
<その肉体と生理、異常心理、野望、謀略など全角度から描き切った>本だったんですね…。だからか…。

ほかの宦官に関するほんも読んでみたくなりました。
| マメリ | 外国文学 | comments(0) | trackbacks(0) |
11月11日のイベント
来月、11月11日にある日本推理作家協会のイベントに行く方って少ないんでしょうか…?
開催日もせまってきたのに、ブログでもこの話題ってあまり目にしませんよね…あせあせ
あまり知られてないのかな?
わたし、何ヶ月も前から楽しみにしてて、「東京かぁ遠いなぁ交通費高いなぁ」と思いながらもチケット取っちゃった。

だって、参加作家陣がめちゃめちゃ豪華ですよ?
綾辻さん(館シリーズ!)に有栖川さん(私はひむらーです。学生時代は火村先生にとにかく惚れこんでました)に伊坂さんに石田衣良さん(IWGPシリーズはまりました・笑)に大沢さん(新宿鮫!!4巻買ってきました。早く読みたい♪)に恩田陸さんに北方謙三さん(水滸伝!三国志!!好きです!)に北村薫さんに今野さんに桜庭さんに柴田せんせに真保さんに楡周平さん(熱くなれます。好きです)に東野圭吾さんに福井晴敏さん(映画には出てこなかった兄フリッツ。あの兄を演じるなら保坂尚紀以外にいない!といまだに母と話しては盛り上がってます。あ、ローレライです)に宮部みゆきさんですよ!
他にも参加作家さんいらっしゃいますが、読んだことあるのがこれだけでした…あたたあせあせ
残念ながら京極さんは映像のみの参加のようですが…でもでも、これだけの作家さんがそろうなんてすごいですよね〜。

ということで、私は行く予定です。

詳しくはこちらを↓
作家と遊ぼう!ミステリーカレッジ
| マメリ | つぶやき | comments(10) | trackbacks(0) |
『玉響荘のユーウツ』 福田 栄一
わはは、と笑いながら楽しく読めるお話でした。

メイド喫茶の店長をしていた志郎は、スタッフにお金を持ち逃げされ気がつけば500万円の借金持ちになってしまった。その借金を、5日以内に返さなければ20万の不足ごとに指一本切り落とされる…。
どうしようかと落ち込んでいたところに、突如ふって湧いた土地の相続。その土地を売り払えば大金が入ってくる!しかしその土地にはボロアパート玉響荘が建っていて、住人全員に出て行ってもらわなければ土地を売却できない?!
志郎は住人たちに退去をお願いするがこれが一筋縄でいかなくて…?!
志郎は期限内にお金の用意ができるのか?!

と言うお話。

玉響荘の住人たちが、まるで漫画のようにありきたりな事情を抱えた人物ばかり。
そこがまた、とっつきやすくて馴染みやすくて良かったです。

志郎は住人たちに出て行ってもらうために、恋のお手伝いをしたり、幽霊退治をしたり、復讐代行をしたり…とにかく東奔西走。
時間がないので、こっちを済ましたら空き時間にはもう1つの方に取り掛かって…とにかく大忙し。

沢山出てくる登場人物もみんな個性的で、しかも明るい!
テンポよく一気読みでした。
楽しかったです♪
| マメリ | 福田栄一 | comments(2) | trackbacks(3) |
カボチャ王子三太
かぼちゃ
いつもはロンTを着ている三太だけど、ただ今ロンTお洗濯中。
でも裸は寒そうなので、ダウンベスト?もどきを着せました。
ハロウィンのカボチャ〜。
でもこれ、丈が短いからお腹寒そう・・・!!

これを着て、さらに毛布にもぐりこんで昼寝するのが至福のようです。
毛布の中にもぐりこんだら、滅多なことじゃ出てこない。
私もそんな生活してみたい…。
| マメリ | つぶやき | comments(6) | trackbacks(0) |
『屍蘭―新宿鮫』 大沢 在昌
犯罪者たちから「新宿鮫」と恐れられる、新宿署刑事・鮫島。新宿の高級娼婦の元締め・浜倉が殺された。事件に迫る鮫島の前に浮かび上がる産婦人科医「釜石クリニック」。背後に潜む呪われた犯罪とは?だが、鮫島に突然、汚職・殺人の容疑が!さらに敵の完璧な罠が「新宿鮫」を追いつめる!息詰まる興奮、圧倒的な感動!超人気傑作シリーズ第3弾。<Amazon「BOOK」データベースより>

新宿鮫シリーズ3冊目。
じわじわと迫ってくる、追い詰められていく感が強いこの3巻…。
事態がどう転がるのか、ドキドキしながら読みました。
追い詰められるのが犯人ならまだ安心して読めるんだけど、この巻では追い詰められてくのが鮫島だからもー、ドキドキも止まらないってもんです。
大沢さんは緊迫感とか書くのがお上手ですね…。

今回は、前作に比べて静かな展開だったように思います。
というか、前作ではかなーりど派手どんぱちやってたので…。
私は、どちらか選べというなら、今回の方が好きかな。

産婦人科医院「釜石クリニック」の人々はどこか現実味の薄いような気がしたけど、そこに子どもをおろされてしまったミカヨ達が絡んでくると、それまでの現実味の薄さが不気味さに変わって…うすら怖い感じでした。
インディゴの藍さんや、弟さんはいいキャラでしたね〜。

ドキドキしながら、とても楽しく読めました!
| マメリ | 大沢在昌 | comments(0) | trackbacks(0) |
『ルピナス探偵団の当惑』 津原 泰水
「そうだ、検視の結果なんだけど」と姉(警察官)は言い、「いい。聞きたくない。いま食べてるし」と私(女高生)はかえすのだが、「じゃあ聞かないで。勝手に喋るから」そうして事件に巻き込まれ(押しつけられ)てゆく私たち。どうして殺人を犯した直後に被害者の残したピザなんかを食べていったのだろうか、どうして血文字のダイイング・メッセージ(らしい)はわざわざ鏡文字になっていたのか、そしてどうして死体から腕だけを無理して盗んだのか―。才人津原泰水が本格ミステリーの粋を凝らした傑作。<Amazon 「BOOK」データベースより>

津原さんの作品はこれで3作目…かな。
これまで読んだ中で、一番読みやすい作品でした。
津原さんというと私の中では『妖都』が強烈な印象で残ってるんですが、妖都とは全く雰囲気の違う作品でした。
と思っていたら、この作品、津原さんが少女小説作家さんだった時に書いたものらしい。
少女小説からの転向ってのは知ってたけど、どんなお話を書いていたのかは知りませんでした。
そうか、こういうの書いてらしたのか…。


主人公の女の子が好きになったのは、化石が大好きな男の子。
想いを告げたくてラブレターを書いたのに、姉に違うものに差し替えられてしまい、なぜか男の子の入ってる化石好きの集まりに参加することになってしまい…。

文体が軽いので、読みやすかったです。
つれない・・・というか、鈍感な彼に想いは伝わるのか。
ミステリよりもそっちのが気になって最後まで読んでしまいました(笑)
ミステリとしては、最初は盛り上がりにかけるけど、徐々にテンションが上がってきて…「大女優の右手」は誰が犯人なのか…いったい何故…色々と想像をめぐらしながら楽しく読むことが出来ました。
| マメリ | ★★日本人作家 た行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
クリスピー クリーム ドーナツ
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昨日の夜、有楽町にオープンしたというクリスピー クリーム ドーナツ二号店に行ってきました!

広島で生活してるとまったく縁がないので、二号店がオープンとか、それ以前に店の名前すらあやふやだったんだけど、東京で働いてる友達に教えてもらって急遽買いに行ってみました。

夜9時半に着いたんだけど、すんごい行列!!
40分待ち。

ドーナツ買うのに40分並ぶとかはじめての経験でしたあせあせ
並んでるとドーナツ1つ差し入れてくれるんですが、食べながら「食べてみるって目的ははたしたんだし帰ろっかなぁ…」とリタイアしそうになりつつ…。
結局一時間並んで無事購入。

食べた感想は、ほんっとふわふわしてて美味しかったです。
でも甘い!
アメリカの甘さでした。

チョコが、砂糖の混ざったちょっとザラッとしたチョコなんですよね。
パン屋さんのドーナツの上によくかかってる、カラフルなスプリンクルは日本はチョコが当たり前ですが、クリスピークリーム…(略)のスプリンクルはカラフルな砂糖でした。


これはですねー…、食べ過ぎると危険です。
頻繁に食べてると、この甘さに慣れてしまって…ふと気が付くとビックリな体型になりそう。

ニュージーでの私が思い出される…。

一年で十数キロ太ったあの日々…。


ここのドーナツはふわふわが売りだそうで、確かにかなりふわっふわしてて、甘いけど美味しかったので食べてみる価値はありです。

あと必要なのは並ぶ根性…かな。


やっぱりお菓子は美味しい!
| マメリ | - | comments(10) | trackbacks(0) |
初冬?
暑い暑い夏がいつの間にか終わって、あっっっっという間に秋が過ぎ、気がつけばもう初冬か?という冷え込みになりましたね。
布団の中が気持ちいい〜。

我が家の一番の寒がり坊ちゃん・三太も、もう日中から服が手放せません。夜はニットを着て毛布をかけておねむです(笑)
今日は居間にムートンを出したんですが、もー三太が大変!
大喜びでムートンの上を転げまわって、ニオイをすりつけて…夜になってもムートンにべったり。


さて、唐突に話が変わりますが、棚卸が始まりました。
ストックの数だしを23日までに終わらせなきゃいけません。
まだまだ日数ありそうに思えるんですが、これがけっこうギリギリあせあせ

私はレジ下のアクセストックを数えていたんですが…首がこる!肩痛い首痛い腰痛い!
リングだけで100種類以上あるし、それを値段別に個数数えていかなきゃいけないし、小さな留め具とかちまちまちまちま…ひゃくじゅう・・・・にじゅう・・・さんじゅう・・・等等。
二日かけてまだレジ下終わってません…悲しい


そんな状況なのに、15日から2泊3日で東京に行ってきますペコちゃん

2日間は仕事だけど、最後の1日は従姉妹と遊んできまっす♪
どこ行こう〜♪
楽しみ〜☆

でも今月は休みが多いぶんふらふら遊びまくってるので、そろそろお金がやばい感じ目玉の親父
でもいいの、今が楽しければ!セリザワさん

(月中になると毎回のように思うことだけど、
なぜこんな計画性がないのか…(笑))

ということで、4時半に起きなきゃいけないのでさっさと寝ます。
あと3時間ちょっとしかない汗
| マメリ | - | comments(6) | trackbacks(1) |
『敵は海賊・猫たちの饗宴』 神林 長平
「くび!」ラテルは自分の耳が信じられなかった。くそいまいましい黒猫型宇宙人アプロだけでなく、自分も広域宇宙警察をくびになるとは。だが無情にも、対海賊課チーフ・バスターは、二人がいるきかぎり対海賊課の評判は落ちる一方、損害賠償は増える一方、といいはなった。仕方なく、チーフ・バスターからもらった再就職の推薦状の宛先へ出向いた一匹と一人だったが…待ちうけるのは稀代の宇宙海賊・〓冥、そして恐るべき武器は人間もコンピュータも“猫”にしてしまうCATシステムだった!てんやわんやのアプロとラテルの活躍、第2弾!<Amazon「BOOK」データベースより>


敵は海賊シリーズの2冊目。
前作と比べると、かなりお遊び的な、ドンちゃん騒ぎをしている場面が多かったように思います。

海賊のようだといわれる宇宙警察海賊課に所属するアプロとラテルのやり取りが、一番の見所。
宇宙警察!警察!
なのに、本物の海賊以上に海賊っぽいといわれる海賊課の面々…。その中で突出してはちゃめちゃなのが、アプロとラテル。
彼らの行動はもう警察じゃない・・・。
常識も吹っ飛んでます。

そしてみんなが猫になってCATというシステムを追いかける話へと展開…。
ぶっ飛びコメディのような感じでした。

あまり深刻にならずに、楽〜に読めちゃう本。
| マメリ | 神林長平 | comments(0) | trackbacks(0) |
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