お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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Donna Hay,Con Poulos

手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪
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『夢をかなえるゾウ』 水野 敬也
水野敬也
飛鳥新社
¥ 1,680
(2007-08-11)
「成功法則書を読んでも人が成功しないのはなぜか?」世の中にはこんなに多くの成功法則書、ビジネス書があふれているのに、成功者が増えたという話は聞いたことがありません。なぜだろう? ずっと感じていた疑問でした。そしてこの疑問に対する1つの解答を用意したのが本書です。主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然、彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れます。「ガネーシャ」という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけ。たぶん、史上最悪のメンター(師匠)でしょう。しかし、ガネーシャはこう言います。今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――。<Amazon 内容紹介より>


小説かと思って読み始めたら、自己啓発本だったんですね。
じつはこれ、友達のトロ子。から貰った本で、書店のブックカバーがついていたので読むまで自己啓発本とは気がつきませんでした。

この手の本の内容は、読んだ人の心に訴えかけるものなので、感想も小説以上に人それぞれだと思います。これはわたしの感想と言うことで、参考にはしないでください…(^^;)内容紹介をみて惹かたから…という名目で手にとってほしいかも。

内容は軽く読みやすいのですが…うーん、いろんなところを漁ったような、これまであったことを拾い集めてきたような感じ…。
初っ端のとっつきにしては、1冊にぎゅぎゅっと詰め込んであるし。こういう本なら、私は『七つの習慣』のほうが好きかな。
でも、関西弁まじりに会話形式で話が進むので、読みやすいです。
そしてなるほどな、そういえば…とうなずきたくなる事もたくさんありました。
一読してみるのも良いかも。

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| マメリ | ★★日本人作家 ま行★★ | comments(6) | trackbacks(1) |
『これを食べなきゃ―わたしの食物史』 渡辺 淳一
鮨屋の職人も認めた母のイクラ、生のまま炭火で焼いて食べる松葉ガニ、正月には飯寿司と酒だけあればいい、竹林を見ながら筍を食う…食物へのこだわりを通して、人生を語る美味なエッセイ。<Amazon 「MARC」データベースより>


渡辺淳一さんの初読みがエッセイ…(笑)
恋愛小説ってあまり興味がないし、しかもドロドロしたの苦手だし…。
私の中で渡辺淳一さんは『失楽園』のイメージが強く、どうも未読のくせに苦手意識の強い作者さん。
なので、このエッセイはとっつきやすくてよかった。

著者があとがきでも書いている通り、独断と偏見が散らばっているけれど(私の好物を「美味しいとは思わない」「秀逸とは思わない」と何度も切って捨てられた時はちょっとムカッとした・笑)、おいしそうなものを本当においしそうに文章で紹介されるので、読んでるほうはたまりません。
お腹がすく!!
北海道出身ということもあり、カニやイクラや鮭などがどれほど旨いのかを延々語られたりしたらもう・・・。

お腹がすいているときには読まないほうがいい本。
北海道に行って、美味しいものをたくさん食べたくなります。
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| マメリ | ★★日本人作家 わ行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |
『万華鏡』 遠藤 周作
遠藤 周作
朝日新聞
---
(1993-03)
ときには輝き、ときには翳る人の心の不思議さ。人智を超えた力の不思議さ。心の深層を見つめる著者の愛とユーモアにあふれるエッセー。<Amazon 「BOOK」データベースより>


遠藤周作と言うと、私は『沈黙』が一番好き。
高校生の頃だったか、友人のikueが「遠藤周作がいい沈黙がいい踏み絵の場面で・・・」と熱く語るのでじゃあ読んでみるか…と軽い気持ちで読んだのが始まりでした。以来、何度も読み返してますが、何回読んでもふるえがきます。

胸どころか全身が震えるようなお話を書かれる遠藤周作ですが、一歩小説をはなれると、もうひとつの顔は狐狸庵先生。
エッセイと小説の落差に驚くことも度々です。
抱腹絶倒のエッセー集もあれば、人生観、輪廻、別れ、深層心理などをさぐる考えさせられるエッセーも数多くあります。

この『万華鏡』は朝日新聞に連載された、輪廻や別れ、人智を超えた力の不思議さなどが語られたエッセイ集。
その他にナチの強制収容所を訪れた時の様子や、金田浩一氏の著書に「そそっかしい男の見本」とかかれ、いやいやこの金田氏こそそそっかしいと言いつつ、自身のそそっかしさを披露したりと、とても幅広い内容になっています。

どれも短い3ページ程度のエッセーばかりですが、人生や死について考えさせられ、また生きていくうえでの気楽さを教えられ…考えさせられる話が数多く在りました。
けどそのすべてが押し付けがましくない。自身の意見を尊重してくれる。
腰をすえて、静かに読みふけりたい本です。
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| マメリ | ★★日本人作家 あ行★★ | comments(2) | trackbacks(0) |
『替天行道-北方水滸伝読本』 北方 謙三 編集
「水滸伝」にまつわる著者の手記や対談、登場人物の設定資料、担当編集者が連載中に著者に書いた手紙など、愛読者の心をくすぐるコンテンツが満載。文庫化にあたり、150ページ増量した完全版。<Amazon 内容紹介より>


中国文学の学者や作家、ミュージシャンとの対談から、登場人物事典、編集者からの手紙などが収録された、読み応え満点の読本。
とっても面白かったです♪

とくに「編集者からの手紙」。これは担当編集者の山田氏が、ゲラを送る時に感想や今後の展開の予想やなんやかやを一緒に書いて送っていたものですが、鋭い今後の予想だったり、おもしろいつっこみなどが満載。
なかでも「いやあ、久しぶりに殺意に燃えました。」の書き出しで始まる二〇〇一年一二月四日の手紙。次に死んでしまうのは誰だろう、あの人はまだ梁山泊を踏んでないし、彼はまだ見せ場がないし…いやいやもしかしたらウケねらいで彼を殺してしまうかも…などと考えながら出社すると、机の上にラスト原稿が思いっきりネタバレしたメモとともに置いてあった…というもの。「許せんのは、おまえじゃおまえじゃ。」とメモを残した人物に憤る山田氏が面白かった。

締めには、大沢さんと北方さんと山田さんの対談。こちらもかなり面白い。

文庫版完結記念として、19巻と替天行道の2冊を買うともれなく水滸伝MAPと特製ポストカードが全プレでもらえるらしい。これは応募せねば!!
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| マメリ | 北方謙三 | comments(0) | trackbacks(1) |
『水滸伝 19 旌旗の章』 北方 謙三
童貫との最終決戦が始まった。梁山泊の漢たちは死力を振り絞り戦場を駆ける- 腐敗したこの国に光は射すのか。北方謙三の歴史的傑作、ついに完結!<Amazon 内容紹介より>


ついに最終巻…。
結末は知っているとはいえ、童貫がどうなるのか、誰が生き残るのかなど知らないので、とにかく最初から最後まで心臓バクバクしっぱなしの中で読みました。
童貫率いる禁軍との最終決戦。
息もつかせぬ展開の連続。
梁山泊は最後まで走り続けました。
圧巻というしかない。

とにかくすごい作品でした!
読んでよかった。
これからも繰り返し読みたい。
でもっていま、1巻から読み返したくて仕方がない。宋江様が花栄と語る場面とかを無性に読みたい。

全19巻。あっという間でした。

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| マメリ | 北方謙三 | comments(2) | trackbacks(1) |
『水滸伝 18 乾坤の章』 北方 謙三
漢は無様な死に方をしてはならぬ!
宋軍の巨船水軍が梁山泊に迫るが、流花寨の死闘で辛くも防ぐ。一方、梁山泊本隊と童貫軍との緒戦は、呼延灼の策で梁山泊が勝利する。そんな中、楊志の遺児・楊令が入山。決戦は眼前に迫っていた。<Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介より>


とうとう18巻。
ここに来て、楊令が梁山泊に入山してきた。
再会を懐かしみながらも、戦時という事ですぐさま楊令も戦に加わる。
まだ16歳なのに、圧倒的な強さをみせる楊令。
楊令が登場するようになって、楊志の事がたびたび出てくるようになった。
楊志が死んだときの衝撃は忘れられない。とにかく苛烈で、今思い出しただけでも鳥肌がたってくるくらいでした…。
楊令は、父母に死なれ、二度目の父である楊令にも死なれ、今度は・・・。

そして二竜山にこもった秦明。
こちらも一年半にも及ぶ趙安との対峙に決着がつく。

前半戦は激しい戦が続きます。
中盤になってようやく一息つけたけれど、戦況は変わらず。
息詰まるような展開の連続でした。

残すところあと1冊となりました。
あっという間にここまで来てしまいましたが…ラスト1冊、読みたいような読みたくないような…。

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| マメリ | 北方謙三 | comments(2) | trackbacks(1) |
野球
野球のチケットがカッコイイ。
交流戦のチケットだから?
それとも市民球場が今年で最後だから?
でもたしか、去年の交流戦のチケットはいつものと変わらないチケットだった気がする…。
こんなチケットがあるとは知らなかった。思わず写真に撮ってしまったわ。

来月9日のチケットがあります。対ソフトバンク。
めっちゃ行きたい!
でも、10日は東京出張…。もしかしたら前泊になるかも…?!
そうなったら行けない〜(>_<)汗
| マメリ | つぶやき | comments(6) | trackbacks(0) |
『水滸伝 17 朱雀の章』 北方 謙三
「兵は、数えたくないほど死んだ。張清。いま、ここで泣いてもよいか」
童貫元帥、梁山泊を蹂躙する。

童貫とほう美が、怒濤の猛攻を開始した。董平率いる双頭山が総力を挙げて迎え撃つが、次々と同志は討たれていく。更なる禁軍の進攻を止めるため、侯健は偽の講和案を進めていた。巧みに高きゅうを信じさせるが、そこには思わぬ落とし穴が待ち受けている。一方、致死軍と高廉の軍の決戦が間近に迫っていた。闇の中で、両者は息を潜め、刃を交える時を待っている。北方水滸、悲泣の十七巻。<Amazon 内容紹介より>


とうとう禁軍の童貫元帥が本格的に戦場に。
童貫の軍は強いとこれまで何度も言われてきたけれど、実際どれほどのものなのかとみんな思っていたその強さを、戦で見せ付けられました。
梁山泊を代表するといってもいい勇将、呼延灼が、関勝が押される。
これまでは辛くも勝ちを掴んだり、圧勝したりしていた梁山泊が宋軍の底力に徐々に押されはじめる姿を見ると、いやでも完結まであと少しと思い知らされます。
それほどまでに童貫の戦は巧みで強かった。

前巻から様子のおかしかったRは王進のもとへ。Rは自分と向き合い、また次代を託す人物にすべてを語り、亡くなりました。その死に様が雄雄しく、とても大きい。
彼がこんな最期を迎えるとは、思ってもみませんでした。
とても存在感の強い、なくてはならない人物の1人だっただけに、衝撃も大きかったです。

少しずつかけていく英傑たち。
誰が生き残るのか…楊令伝の登場人物欄を覗き見したくなります。
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『水滸伝 16 馳驟の章』 北方 謙三
「人には、志というものがあると知ったのだ。それは、躰を流れる血ではなく、心を流れる血だとな」
史文恭、闇から再来し、夢を奪う。

梁山泊は戦によって、潰滅寸前にまで追い込まれていた。回復の時を稼ぐため、侯健と戴宗が偽の講和案を持って高きゅうに近づく。また、晁蓋を殺した史文恭が再び動き出した。名を変え、商人になりすまし、次なる標的のそばで暗殺の機を待ち続けている。それに対し、公孫勝は袁明の首を狙っていた。堅牢な守りをかいくぐり、いま、致死軍が青蓮寺を急襲する。北方水滸、暗闘の十六巻。<Amazon 内容紹介より>


今回は闇の戦い。
致死軍と青蓮寺の熾烈な戦いが、小さな一区切りをむかえます。
史文恭の暗殺の手がどこまで伸びるのかと、恐々としながら読み進め…公孫勝の戦いでは一人でも多く生き延びて欲しくてハラハラドキドキしっぱなし。

慮俊儀がこれからどうなるのかも気になります。
拷問により負った心の傷が癒えることはないのか…。元気になった姿を見たいのだけど。

そして呉用を苦手とする同志も多いようだけど、私は呉用も好きです。
史進が負けた時、戦の事を詳しく聞こうとした呉用。戦場で戦う人たちはそれを無駄なことをと切って捨てたけれど、私は呉用のとった行動を間違っていたとは思わない。
戦場を知らないからこそ、知って対策を立てたいと思う。どんなことがあったのか、過去の事を知りたいと思う。考える立場にある人がその知識を得たいと思うことの、そのどこが悪いんだろう。
何でその意見を切って捨てるんだろう、と逆に腹が立ってしまいました…。

物語はどんどん佳境へと突入。
あと3冊です。
結末がこわいー。
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『水滸伝 15 折戟の章』 北方 謙三
「私は、もっと闘える。闘うべきなのだ。先に死んだ者たちのためにもな」
花栄の矢、神の速さとなりて敵陣を翔る。

どの寨が崩れても、梁山泊は潰滅する。極限状況の中、各寨は必死の防戦をしていた。特に激しい攻撃に晒された流花寨は、花栄らが死を覚悟して闘い続ける。しかし、官の水軍の進攻が始まり、それも限界が近づいていた。一方、宣賛は起死回生の策を考え出す。密かに李応や索超、扈三娘を北京大名府に急行させた。梁山泊の命運を握る作戦が今、静かに始まる。北方水滸、危局の十五巻。<Amazon 内容紹介より>


二十万の宋軍に立ち向かう梁山泊軍の戦い。
寨を守り抜くために、総力を挙げて戦う梁山泊。
起死回生をねらうため、宣賛が考え出した策にかけるが・・・

前半はとにかく厳しい戦況が続く。
どの寨も窮地に立たされ、踏ん張っている状況なので読んでいて心臓が痛かったです。
今回の戦いでも名のある英傑たちが沢山死んでいきました。
戦況が厳しくなるにつれ、世を去る英傑が増えるのはわかっていたことだけど、やはり辛い。
大好きなあの人やこの人が・・・。
誰かに焦点が絞られるたびに、もしや彼が次に去って行く人物なのか…?と不安になりつつ…。
そしてかーなーり好きな花栄に焦点が絞られた巻でもあったんですが、帯に「私は、もっと闘える。闘うべきなのだ。」という花栄の言葉が使われていることから、読み始める前から「も・・・ももももしや…花栄はここで・・・」と心臓バックバク。

今後の事を考えると辛い!でも早く続きが読みたい!

後半はつかの間の休息。
王英の結婚に関して、みんなが一年とか一年半で別れると賭けをしているのが楽しかった。
王英、頑張れ!幸せになってほしいな♪
それにしても・・・項充のひと月予想には笑ってしまいました。ひと月って・・・。
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| マメリ | 北方謙三 | comments(0) | trackbacks(1) |
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