お菓子を片手に、日向で読書♪

活字中毒気味で、お菓子作りが趣味のマメリのブログ
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手持ちの本の中で一番活用してるお菓子本。綺麗な写真ばかりで、見てるだけで幸せになれます☆英語ですが、難しい言い回しもないので英語初心者でも問題ないです♪
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今更今年の目標
昨日、500円玉を両替機に入れたところ
100円が4枚、10円が5枚、50円が1枚、
そして最後に500円玉が1枚、コロンっと出てきました。

おおおおお!?
倍になって帰ってきた!!!!超ラッキー!!


さて、今年の目標の一つに「節約」なんてのを掲げてたんですが(まあ1月7日にしてすでに散財してしまい挫折したけど…)、こちらをもう一度!掲げます。
今度は本気。
本気と書いてマジと読む!   古い。

目標は節約の先にある、貯金。
貯金がなけりゃ、おちおち先の事も考えられません。
てかこの年で貯金がない事のほうが問題だよね、たぶん。
(でもこの仕事してたら貯金なんて出来ない気がする…。誘惑に弱いから。)
ということで、がんばりまっす!!


そして…節約といいながら、マンガ買っちゃった。
以前、友人のikueが紹介していたマンガ

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)
聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)
中村 光

気にはなってたんだけど、いつも行く紀伊国屋ではどこにあるのか分からなかったから忘れかけてた。そしたら今日、たまたま職場から歩いて数秒の本屋さんにいくと、マンガコーナーに平積みされてたんですねー。まあぁ。

内容は仏陀とイエスが下界にバカンスにやってきて、立川のアパートでひっそり暮らすというお話。

これがめちゃめちゃ面白い!!
仏陀がジェットコースターに乗ったときのなんともいえない顔とか、笑えます。
自店の休憩室で笑いをこらえきれずに「ぐふっ」と声が出てしまったほど。
スタッフもすっごい面白い!と言ってました。
好みもあるかと思いますが、私は大好きです♪

いやー、いいもん読んだわー。
ikueありがとう!
| マメリ | つぶやき | comments(6) | trackbacks(0) |
『愚者のエンドロール』 米澤 穂信
米澤 穂信
角川書店
¥ 560
(2002-07)
Amazonおすすめ度:
「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。<Amazon 「BOOK」データベースより>


古典部シリーズ第2弾。
続けて読んだので、冒頭のチャットに登場した「あ・た・し♪」が誰のなのか、すぐに見当がついてしまいました。
入須さんはどうやって連絡取ったのか…。

ホータローが「映画はあまり好きじゃない、そのまま帰って家でのんびり…」と思う場面。
これが何よりもホータローらしくて、思わず笑ってしまいました。
そしてウイスキーボンボンを食べて○○してしまうお嬢様…。予想以上の行動でした。
あ、あと里志が補習でつれてかれる場面も好き。
何でこの古典部の面子はこんなにも面白いんでしょう。
登場人物一人ひとりが、個性あり、でもそれは違和感ありすぎるほどではないのがまたいいなと思います。

今回の謎は上級生から持ち込まれた依頼。学園祭で自主作成映画を撮ることになったけれど、脚本を書いた人が病気になってしまった。ミステリなのに結末がわからないから、最後が撮れない。どうにかして結末を推理してほしいというもの。

今回は前作以上に学校という雰囲気が強かったように思います。
文化祭が近づいてきたことも関係あるんだろうけど、賑やかな学校内の様子がそこかしこに垣間見れて、楽しかったです。
みんながワイワイしながら推理を進める場面もとても楽しく、私も一緒になってあーでもないこーでもない・・・と考えてしまいました。

次回はいよいよ文化祭。文集の出来も気になります。楽しみ!
| マメリ | ★★日本人作家 や行★★ | comments(4) | trackbacks(2) |
『氷菓』 米澤 穂信
米澤 穂信
角川書店
¥ 480
(2001-10)
Amazonおすすめ度:
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。<Amazon 「BOOK」データベースより>


「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」がモットーの省エネ人間ホータロー。
気になるととことん追求してしまう、好奇心旺盛な豪農・千反田家のお嬢様、千反田える。
減らず口がトレードマーク、幅広い知識をもち、リアクションはオーバーでジョークも多い福部里志。
図書委員でホータローと腐れ縁の寸鉄女、伊原摩耶花。

周りのキャラが強烈な個性を持っているので、ホータローの省エネっぷりが引き立ち面白かったです。
自発的に行動しない、古典部に入ったのも姉に逆らえなかったというホータロー。こうして文字にしてみると、主人公にしてはえらく地味〜な印象だけど、実際に読むとそんなことない。みんなとても生き生きしていて、ホータローも省エネなりに学生生活を満喫している。奇抜すぎない、本当にありそうな学生生活の様子が楽しかったです。

千反田えるの叔父がかかわっていた三十三年前の事件の真相、そして古典部の文集「氷菓」の題名の意味を探るにつれ、徐々に辛い展開に。
こんな意味がこめられていたとは。驚きました。

学園内でのちょっとした不思議を調べていく、派手さはないけどのんびり落ち着いて楽しめるお話でした。
| マメリ | ★★日本人作家 や行★★ | comments(2) | trackbacks(1) |
『白蝶花』 宮木 あや子
宮木 あや子
新潮社
¥ 1,470
(2008-02)
Amazonランキング: 56902位
抱いて。ずっと忘れないように――戦中の日本で恋に命をかけた女たちを描く純愛ロマン。

昭和十九年、福岡県知事の屋敷に奉公にきた少女・千恵子。書生の政吉と恋に落ち初めて結ばれた途端、政吉は徴兵されてしまい……千恵子の波乱に満ちた人生を中心に、戦前・戦中・戦後の激動の日本で、それぞれの愛を貫き通した5人の女たちが織りなす恋物語。デビュー作『花宵道中』で圧倒的支持を得た著者による注目の最新作! <Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介より>


『花宵道中』を読んでもう1年以上たったんですね…。
早い。
わたしは恋愛小説って好んで手に取ろうとは思わないんですが、有川浩さんと宮木あや子さんの本は別格のようです。
そのまえに、有川さんの本は恋愛小説……?(-_-;)いやまあ、ラブラブしてるってことで…。

『花宵道中』は吉原を舞台にした切ないお話でしたが、今回は戦前・戦時中・戦後を舞台にしたこれまた切なすぎるお話。
好きで好きでたまらない人がいるのに、添い遂げることが出来ない。
戦時中はわかりきった展開ですが徴兵により…。わかっていた展開なのに、切なくて読んでいて胸が痛くなりました。そんなそぶり見せなかったのに、いざとなると相手の男の人の気持ちがまっすぐで、最後まで純粋に一途で…。

とても哀しく、綺麗なお話ばかりでした。
よかったです。

ちょっと雰囲気違うみたいですが、宮木さんの『雨の塔』も近いうちに買ってこようと思います♪
| マメリ | ★★日本人作家 ま行★★ | comments(2) | trackbacks(1) |
『闇の聖杯、光の剣 ― 北斗学園七不思議 2』 篠田 真由美
学園にまつわる七不思議を調べているアキ、ハル、タモツの3人。
ある日、これまで調べた七不思議について聞きたいと近づいてきた同級生の井坂さんが、謎の失踪を遂げる。
彼女は夜中の旧ブロックで恋のおまじないをしようとしていたらしい。
井坂さんに一体何があったのか。
そしてアキたちは理事長に呼び出され、記念博物館について調べるはめになってしまうが・・・


2巻発売と同時に、1巻の新装版が出てましたね。
もう?!もう1巻の装丁が変わっちゃうの?!と驚きでした。

久々の北斗学園七不思議シリーズ2冊目です。
猪突猛進なアキに慎重派のハルに理論派のタモツの3人組は今回も健在。元気な彼らが走り回る姿は、読んでいてとても気持ちよく、楽しかったです。

登場人物もある程度出揃い固定化したのか、アキやハルやタモツたちの掛け合いだけでなく、前回は謎に満ちていたJが1人のキャラとして立ち、アキたち並に出張ってきます。
しかもこのJがかっこよく活躍しちゃうので、語り手のアキはともかくとして、ハルやタモツはいつかJに存在が食われちゃうんじゃないの?!と心配になっちゃいます(笑)

今回は1巻の時以上にハードな展開でした。過去の存在としてナチのことが詳しく語られたり、拳銃を突きつけられたり…。
使命を帯びた人物がどう絡んでくるのか、薄気味悪い悪役として登場する影村が一体何者なのか…。

恋もあったり涙もあったり。
ドキドキしながら楽しく読めました♪
| マメリ | 篠田真由美 | comments(0) | trackbacks(0) |
『スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン』 小路 幸也
大人気の東京バンドワゴンシリーズ第3弾!
古本屋を営む平成の大家族が、古本と共に持ち込まれる事件の数々を家訓に従い解決する、涙と笑いのラブ&ピース物語。今回は、あの昭和のスターが愛のために奔走する!? ますます元気な第3弾!<Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介より>


シリーズ第3弾が出ました〜♪
今回もとっても楽しかったです!家族が増えて更に更に賑やかになってしまったからか、それとも旅行に行っていたせいか、藍子とマードックさんの影が始終薄かった気がするけど…(笑)
そして藤島さんは大活躍の1冊。

買い取った本に「ほったこん ひとごろし」という言葉が書かれているのを発見し、その理由、書いた人を探す第一話、アメリカから届いた古本にとんでもない日記が紛れ込んでいるかもしれない?!という第二話、そして青とすずみさんがひと癖もふた癖もある親父度もが集う古本屋の会合に出かけ、研人の友達メリーちゃんはヒツジが追いかけてくるという三話、我南人と池沢さんと青のことかぎまわる人物が現れ、すわスキャンダルか?!の一大事までの全4話。

最後のお話のラストでは、青や勘一たちと同じく「ええ!」と驚いてしまいました。そんな解決方法あり?!と。
いやでも、こうするしか解決できなかったのかもしれないけど。
これはもう、堀田家の人望のなせる業としかいいようがないですね。
それだけ皆に愛される堀田家の、賑やかな秋冬春夏。

藤島さんは今後だれかいい人が見つかるのでしょうか。
私としては堀田家の一員になってほしいくらいなので、いっそ花陽ちゃんでもいいよと思ってしまう。

こんな家族、あったらいいなと何度でも憧れてしまう、暖かく人情味溢れる物語でした♪
| マメリ | 小路幸也 | comments(4) | trackbacks(3) |
『時砂の王』 小川 一水
2598年、人工知性体メッセンジャーとして目覚めたオーヴィル。
メッセンジャーたちの任務は地球の壊滅、更には人類の完全殲滅をねらう謎の増殖型戦闘機械群たちから人類、そして地球を守ること。
敵を追い、彼らは時間遡行戦を開始した。
西暦248年、邪馬台国で最終防衛戦を開始したが・・・


過去が変われば未来も変わる。
1人の人物がいなくなれば、それにかかわる未来の人物だっていなくなってしまうわけだから、未来は大きく変わってしまいます。
そんな時間遡行での変化や、人工生命体ではあるけれど、苦悩し愛した人を思うメッセンジャーたちの葛藤がとても悲しかったです。

メッセンジャーだけでなく、邪馬台国の卑弥呼や幹も生命力に溢れ、とても生き生きとしていて読んでいてとても楽しかったです。
迫り来る物の怪たちとの戦に、卑弥呼たちの未来がどうなってしまうのかと、ドキドキしっぱなしでした。
物の怪を倒した後には一体どんな未来が待っているのか・・・。
JUGEMテーマ:読書
| マメリ | 小川一水 | comments(4) | trackbacks(1) |
勝った♪
野球行ってきました♪
交流戦のカープ対ソフトバンク戦。

6対1でカープが勝ちましたよー!!いやー、気持ちよかった。楽しかった!
途中で前田や緒方も出てきたし。

ベンチから前田が出てきたときは、「前田じゃ!」「前田じゃ!!」と大盛り上がりでした。
打たなくても、出てきただけで盛り上がる前田。
みんな見つけるの早いなー。

さて明日は5時起きなのではよ寝にゃいけんので、もう寝ます。
| マメリ | つぶやき | comments(8) | trackbacks(0) |
『夕陽の梨―五代英雄伝』 仁木 英之
中国、唐代末期。師の元で武術と兵法を学んでいた朱温は、全土を揺るがす黄巣の乱に参加。数々の試練をくぐり抜けていく。五代十国という動乱を切り開き、後梁を建国した朱全忠の若き日の苦悩と成長を鮮やかに描く。第12回歴史群像大賞最優秀賞作品。<Amazon 出版社 / 著者からの内容紹介より>


発売されてすぐに買っていたのですが、ひと月ちょい、積読になってました。
『僕僕先生』の著者、仁木英之さんの新作です。
『僕僕先生』の舞台は中国、前作の『飯綱颪』では日本。そして今作ではまたちゅうごくにもどりました。

そしてのちに後梁を建国する朱温(朱全忠)。しかし彼は生まれついての皇帝ではなかった。
幼くして父をなくした朱温一家は、富豪の劉崇の家で奴婢として暮らしていたが、朱温はひとり、畠を耕すことを放棄し、近くの山に住まう李我に兵法や棒術を習っていた。そして李我から私塩商人たちを紹介され、私塩商売を手伝うようになる・・・ここから物語は始まります。
そして黄巣軍野戦指揮官となったところで終わってしまいます。
うーん、どうせなら皇帝になるまで読みたかった!
でも皇帝になったらなったで後はあまりいい事がないので…ここで終わって、朱温の波乱にとんだ未来を想像するのも楽しいかもしれない。

とても読みやすく、敬遠されがちらしい合戦場面も少なく、するすると場面転換するので飽きることなく最後まで読めます。
朱温が完璧な英雄でもないし、また兄弟や仲間が明るく親しみやすい人物ばかりだったので物語の中にも入り込めやすいです。

けど私は臨場感あふれる合戦場面も大好きだし(北方水滸伝みたいな・笑)、じっくりじっくり書かれたお話も大好き(蒼穹の昴とか中原の虹とか)なので、「あ〜!この場面、もっと詳しく語ってほしかったー!」とか「彼らともっと戯れてほしかったー!」とかとかいろいろ欲求が…。もっともっと!全5巻くらいで読みたい!と思ってしまいました。
贅沢言ってるのはわかってます…。
JUGEMテーマ:読書
| マメリ | 仁木英之 | comments(4) | trackbacks(1) |
『嫁洗い池』 芦原 すなお
『ミミズクとオリーブ』に引き続き、作家とその妻、そして同郷の刑事が繰り広げる掛け合いの妙が、何とも言えない直木賞作家による安楽椅子探偵ものの第二弾。そして、郷土料理を中心に、本集でも読むだけで涎の出そうな料理や食材の数々が登場する。大根の雪花、イリコ、塩アンの丸餅、アラメ、ヒャッカ、豆腐の兄弟煮、関東炊き…。美食と推理の華麗な競演をお楽しみあれ。<Amazon 「BOOK」データベースより>


シリーズ2作目。
今回も河田が一見解決したかに思えるがどこか引っかかりを覚えてしまう事件や、謎が多く不可解な事件を酒のつまみに持ってきて、我が家にやってきて奥さんに推理してもらうお話。

語り手で小説家の「ぼく」は、河田の話に相変わらずちゃちゃを入れまくり。
そしてそれを無視しつつも、たまについ受け答えしちゃって話がそれてしまう河田。
それを軌道修正し夫である「ぼく」を叱る妻。

テンポ良く、会話も楽しいのでスルスル読めちゃいます。
胃の調子が悪い時の「ぼく」のびびりっぷりが面白いし、河田との掛け合いも楽しい。
そしてなにより!登場するご飯のおいしそうなことといったら…!
ご飯時になると描写が丁寧になるんだから、読んでるこっちはお腹がすいてたまらない。
一緒にお相伴に預かりたくなります。
今回は庭で炭焼きも加わり、魅力が倍増。

ミステリよりも、出てきた料理の方が印象が強いという不思議なシリーズ。
とても面白かったです!
JUGEMテーマ:読書
| マメリ | ★★日本人作家 あ行★★ | comments(0) | trackbacks(0) |